2学期中間からの学力差![和歌山市の個別指導イースクール]
実は学年が上がる新学期より、この秋の定期考査の方が学力差が顕著に出てきます。
学年がひとつ上がることで、もちろん勉強が難しくもなるのですが、実際には数学なら基本的な計算レベルが少し難しくなるだけで、やる内容は思うほど難しくなりません。
かわって2学期からは、ぐっと内容そのものの難易度が上がってきますので、それまでと同じような勉強の仕方では通用しなくなります。
内容(質)が難しくなる上に、すべき学習量(暗記)も増加します。
ですので、1学期のテストでそこそこの点数であっても、それはたまたま前学期(全学年)までのやり方は通用しただけあって、2学期から同じようなやり方では全く通用しなくなってしまいます。
具体的には全教科、正確に読み解く力を求められます。
だから以前と同じ頑張り方、つまりたとえ同じよう気持ち(取組み方)で同じような学習量(時間)であっても、確実に成績が下がっちゃうわけです。
クラスや学年全体の平均点が下がるのも、これが原因です。
でも平均点が下がったからって、できる子はやっぱりできるわけで、そこそこの成績だった子の成績が下がり、学力差が増したわけです。
ですので事前に私(塾長)も塾生たちに、2学期からのテストはグッと難しくなるよと声をかけるようにしていました。
それでも危機感を感じ、やる子もいれば、やらない子も出てきます。
で、納得いく成績が取れた子の具体的にとった行動とは何なのか?
大したことはありません。
私のアドバイスをちゃんと察知して、テスト勉強を以前よりも少し前に(範囲発表前)し始めて、スマホの触る時間を少し減らしただけのことです。
このちょっとした行動の差とは、意識の差であって、この意識の差が日頃の勉強の仕方に大きく左右し、結果的に成績に大きな差を生むんですよね。