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できる子とできない子の宿題の取組み方の違い!

中学生241004
まず、出来ない子というか、一般的な宿題の取組み方について・・・
『とりあえずにやっておけばいいか』
このひと言に尽きます。
なんの為の宿題かなんて、どうでもいいのです。
テキトーにテキストを埋めておけば、提出すれば、やった証拠が残っていればいいのです。

次に、勉強が出来る子の宿題の取組み方とは・・・
何よりも目的意識がはっきりしています。
それは『習ったことを忘れないために知識の定着』です。
まさに宿題イコール復習です。
塾や学校で習ったことを、ちゃんと理解できているか、宿題を通して再確認しています。
分からない問題(うろ覚え・腑に落ちない・疑問が残る)に当たった時は、塾や学校で習ったもの(ノートやテキスト)を再度見返して、じっくり考える作業します。

勉強に限らず、スポーツであれ、習い事、遊びや仕事でさえ、全てのことで身につく瞬間(方法)というのは、自ら自発的に取り組めている時ですよね。
ということは、勉強で一番賢くなっている瞬間とは、塾や学校で先生に教わっている時よりも、ずっと自分で宿題に取り組んでいる時の方が上です。
宿題の取組み方こそが、成績の優劣をつけているのです。

勉強が出来ることと出来ない子の差は何か?
それは[勉強への取組み姿勢]であって、実はそれには大した差なんてないのです。
イヤイヤそれが一番難しいんだ、というかもしれません。
そんなことないですよ。
《つまづいた時に、ちょっと前のページを見返すか見返さかないのか》だけの差です。
その気持ち、努力ってほどのことでは全くありません。
 
そう思うと、宿題をテキトーにすることなんて、できないはずです。
私(塾長)は塾生に指導している時、
「家で宿題が出来るように、それを意識して今目の前の問題に取組むよう」、よく声掛けします。
テキストには答えだけを書くのではなく、ちゃんと見返せるように、途中式やポイントを明記させてようにしています。
だって身につく瞬間は、自分と向き合っている時にあるわけですから。
指導と通じ、【学び】とはこんなもんだと子供達に少しでも感じてもらえたらなあと思ったりします。
2024年10月05日 17:33

勉強のしつけ![和歌山の個別指導イースクール]

中学240911
成績アップの三か条
①素直に【わかる】
 まずはよく聞き、しっかり理解する。
②丁寧に【できる】
 分からない時は、前述を見たり調べる。
③続ける【使える】
 忘れない為には、宿題がある。


上記は、子供たちにしっかり心がけるよう、私(塾長)がよく言うことです。
と同時に、指導する側(つまり保護者)もしっかり意識する必要があることでもあります。
保護者(親)として直接、勉強を子供に指導することは少ないかもしれませんが、
我が子に勉強ができるように躾(しつけ)を施すことは、実は日々の生活の中にこそあるのです。


保護者が子供にすべき躾~
子供と話しをしている時に、親の言うことをちゃんと子供は理解できていますか?
例えば、どっちがよいかを聞いているのに返事(はい/いいえ)で応じたり、頼み事しても出来ていないとか。
間違いを指摘したり、どうしたらよいのかを教えてあげても、「あっ!そうか」と子供が適当にカラ返事していると、親ならすぐ分かるはずです。
こういった場合、親としていつもことだと絶対に見過ごすべきではありません。
特に子供が小学生であったり、まだまだ幼いうちは。
上記に《素直に》とありますが、子供が素直に返事ができているかどうかを指しているのでは決してありません。
ちゃんと人が話すことを聞いて、理解しようとしているかという意味です。
この習慣がない子は、勉強するしてもする前から限界がありますので、親としては常日頃からしっかり躾てやることが必須です。
忙しいとは思いますが、決して面倒くさがらないでやってください。
上記に《丁寧に》とありますが、親が丁寧でない(テキトーだ)と、子供もそうなります。
子供は、親の言うこと以上に、まず親の態度を見て感じていますから。
やり方は、親の言うことを聞いていない・できていない子供に責めたり怒るのではなく(これはただ時間の無駄、親のストレス発散)、
何が聞けていないのかちゃんと指摘してやり、できていないことは必ず実践させることです。
上記に《続ける》とありますが、
何気ない日々の小さなやり取りから逃さず繰り返すことで、子供も何が求められ、どうすればいいのかが徐々にではあっても感じ取り、確実に身につけてくるものです。

勉強の躾をつけさせるにしても、『学校の宿題、ちゃんとやってるかッ!』と声掛けするだけでは効果薄なのはよくご存じなはずです。
それよりも、子供との会話に《大人と接するように》ちゃんと向き合い、求めるものはちゃんと理解させた上で、実践させるよう仕向けてあげましょう。
それが絶対確実に、子供の勉強に対する姿勢に活かされ、学力アップへと繋がっていくのは間違いありません。
2024年09月12日 10:56

数学で学べることとは?![和歌山の個別指導イースクール]

中学生240819
学校の数学で、何も計算を学んでいるわけではありません。
例えば、連立方程式や一次関数を勉強したところで、将来大人になって使うことなんてありませんから。
でも、数学を勉強します。
それは、数学を通じて、将来の為に学ぶべきこと、学べることがあるからです。
それは、何か?
数学脳(数学的な考え方)を養いながら、将来何かの問題に直面した時に、最短ルートで最適解(結果)を導き出す訓練しているのです。
数学を学ぶことで、モノの見方が磨かれます。
多くのモノの中から共通するルールを見つけ出し、活用する。
この発想力を磨くことで、数学(数字)の枠を越えて、日常生活の中で目の前の物事の本質を見抜けるようになるのです。
そして色々なモノの見方ができるようになって、数学を勉強していなければ見えなかったであろう自分を取り巻く世の中の見え方が変ってきます。
習得した度合に応じて、魅力ある世界の広がりが違ってくるし、大人になった時に見える世界も違ってくるはず。
知らないなければ知らないで済むわけですが、知ったものだけが享受できるプラスαの幸せの形があるのです。
なら日々の生活の中で魅力ある世界は、やっぱり少しでも広い方がいいですよね。
くれぐれも社会に出て立身出世ができる、とか言いたいわけではありません。
むしろそんなモノサシじゃあ、まだまだ数学の勉強が足りてませんね!
2024年08月20日 10:56

ラクして志望高校に合格するコツ!(後編)

中学241229②
で、このことをしっかり分かった上での本題です。
いかにしてラクしながら、志望高校に合格するか!
理屈は明確!【志望校の合格ラインが300点なら、300点を超えていればいいのです】
ただ受験勉強をする上で、いかにラクするかとなれば、どの段階(時期)にこの合格ラインを達成できているかということが最大のポイントです。
よく受験勉強はマラソンに例えられます。
長距離走、ゴールははるか先ですから、短距離走のように走ればすぐに息が切れてしまいます。
かと言って、歩いていてば競争ですから、追い越されるばかりになってしまいます。
そこで、いかにして歩くことなく、かつラクをして走り続けられるかが重要となってきます。
そのどうラクをするかは実は、精神的な話しとなってきます。
自分が前の走者を追う立場か、後ろの走者を牽制しつつ(様子を見つつ)走る立場か。
立場が違えば、全然精神的なストレスも違い、走り方にも影響してきます。
先の志望校で言えば、合格ラインの300点に満たないままだと、ずっと焦りを抱え、精神的ストレスが増し、受験勉強が苦痛になるばかりです。
そうなると嫌気がさして、受験勉強も滞りがちになり(マラソンで入れば歩いてしまう状態)、悪循環に陥り、志望校受験から遠のいていってしまいます。

逆に、できるだけ早い段階で、合格ラインの300点を達成できていれば、あとはそれを割らないように程々に勉強していけばいいのですから、
心のゆとりも生まれ、さほど苦に感じることもなく持続的に受験勉強もこなせるはずです。

ですので、これからゴールデンウイーク以降、中3生は毎月ように復習テストや実力テスト・模試があるわけですから、早々に自分の志望高校の合格ラインをクリアできるように、今から頑張ってください。
あとあとラクするためにも今、必死になっておきましょう!
その為にはどうすればいいか?
スタートダッシュです。
厳密に言えば、スタートだけダッシュでいいのです。
今日、受験勉強しましたか。
この一週間受験勉強しましたか。
今から毎日、たとえ少しでも欠かさず受験勉強をするようにしてください。
積み重ねです。
ゼロだといつまで経ってもゼロのまま。
少しでも多くすれば、その分だけライバルの一歩先を行けます。
スマホを弄るのは後回しですよ!
2024年05月03日 14:44

ラクして志望高校に合格するコツ!(前編)

中学241229①
残念ながらその子なりに頑張ったからって、志望校に合格できるわけではありません。
受験は競争です。
どの志望校の入試にも定員があり、240名の定員なら241番目の人は落ちてしまいます。
合格ラインが300点(5科目500点満点)なら、295点なら不合格なのです。
逆に言えば、205点なら合格です。
もっと厳しく言えば、299点なら不合格で、301点なら合格なのです。
この2点の差が天下分け目、勝敗を分けるのです。
2点と言えば、たった一問の差ですね。
中学受験なら、もし不合格であっても公立中学校に行けばいいし、
大学受験なら、普通いくつか複数校を受験しますので、合格できた大学に行きばいい。
でも高校受験はそうはいきません。
通常、私学志望がないなら(合格しても行くつもりはない)、公立高校一本、一校だけの受験機会となるわけですから、絶対に落ちるわけにはいきません。
ですので、先の志望校でいうなら、入試前の模試で295点ですと、怖く受験もできません。

志望高校受験の土俵にさえ乗れないのが現実です。
後になって泣かない為にも、まずはそのことをしっかり心に留めておく非常に大切です。
2024年04月23日 13:51

【中学生】学年末テストを終えて、そのままにしていませんか?!

中学生231224①
中学生の皆さん、学年末テストを終えて、そのままにしていませんか。
次は進級し、新学期を迎えます。
その前に是非、次年度も良いスタートも切れるために、今一度一年間を振り返っておきましょう!
学年末テスト、間違った問題は再度解けるようにやり直しておこうというのではありません。
もっと次年度に繋がる自分に見合った反省を、学年末テストをもう一度見ながら、しっかりしておくことが大切です。
反省①:間違った問題について
全く分からなかった(解けなった)問題は、反省どころか、ある意味無視していいかもしれません。
それよりも頑張れば解けたのに間違えた問題があるならば、なぜそれを間違えてしまったのか個別にチェックしておきましょう。
それこそが、君の弱点なのですから。
例えば、数学なら単なる計算ミスですか?。英語なら単に過去形にするのを忘れただけですか?
イヤイヤ、そのミスは一度だけじゃなかったはずです。
凡ミスで片づけてしまうと、また繰り返してしまいますよ。
そうならないために、どうすればいいのですか。
気をつける?・・・
そんな反省なら、今まで幾度となく気をつけてきたはずでしょっ!
もっと具体的に、とるべき行動を考え、書き出しておきましょう。
例えば大問(小問)を終了ごとに、プラスマイナス符号が逆になっていないか、また英作文の時制は一致しているかなど、必ずどのタイミングで何を見直すか決めておきましょう。
反省②:何度もテスト勉強をしたのに間違えた問題について
テスト勉強で何度もしたはずなのに、なぜ間違えたのでしょうか?
できていたなら、解けないはずがありません。
何度もしたならば、勉強不足じゃないはずです。
きっとそれは君のやり方に問題があったはず。
なぜ解けなかったのか(書けなかったか)、問題を理解できていないかった理由を徹底追及してください。
あなたの勉強の仕方を、サッカーのゴールキーパーに例えるなら・・・。
もし右か左か、上か下か、どちらにボールが飛んでくるか分かっていれば、受け止めることができていた。
なら、どちらに飛んでくるか全く分からないことを想定して、練習(勉強)をしていなかったんじゃないですか。
あなたの勉強の仕方を、テニスプレーヤーに例えるなら・・・
前か後ろか、右か左か、跳んでくるボールに合わせて、個別に打ち返す練習(勉強)はしていたはずです。
でも、どちらに跳んでくるか先に予告なければ全く足が動かない、そんな実践(テスト)を想定しての練習(勉強)じゃなかったんじゃないですか。
きっとまじめにテスト勉強したはずです。なのに・・・
勉強の仕方として反省すべきは、そう!実践(テスト)を想定できているかです。
その練習問題を解いている時、例題もなく、他の問題をいっしょに出題された時、対処(解ける)できるかどうかにも焦点を当てて、勉強できていますか!。
教えてもらう分には理解できている、何か見ながらなら分かるで済ます勉強の仕方になっていませんか。
自分で、他の問題といっしょになっても、何も見ずに書ける(解ける)、それを見据えた勉強法になっていたか
学年末テストで間違った問題を今一度、見直しておきましょう。
反省③:不得意科目について
それは本当に不得意なのですか。
知らず知らず得意科目の勉強を優先させていませんか。
理科は苦手・社会は苦手、だからテスト発表よりも前(2週間前)から、勉強していたというかもしれません。
でも点数が悪いのなら、なぜにそれよりも以前に勉強をし始めなかったのでしょうか。
人によって勉強の仕方・暗記の仕方は違います。
教科書をまずしっかり見る人、ノートを優先させる人、問題集を活用する人、まちまちです。
正解はありません。
正解があるとすれば、今の(悪い)点数に納得することなく、どうすれば点数を上げれるか、そのためにどんな勉強をどのタイミングからすべきかを今のうちに決めておきましょう。
それをぜひ次回実践してください。
そして、高校入試は5教科ですから、新学期から不得意科目を無くすような勉強スタイルを意識してください。
自分で勉強の仕方を創意工夫するのです。
要領の良い勉強の仕方を自分なりに模索するのです。
それこそが勉強!
100%力を出すため、真面目に勉強に取り組むとはこういうことなのです。
新学期も頑張ってくださいね。
2024年03月18日 14:56

算数(数学)の楽しさ![和歌山の個別指導イースクール]

中学生231221③
算数(数学)が計算はできるから、賢いのではありません。
これは以前よりもまして言えることです。
だって計算は、計算機(コンピュータ)を任せていいわけですから。
(塾で子供たちが計算機を使うわけではないですよ)
算数(数学)とは、計算することを求められているわけはなく、問題を解くことを求めれているです。
感覚でいうと数字を使ったクイズと言え、解く醍醐味、解けた時の爽快感があって、それこそが算数(数学)の楽しさなのです。
だから計算自体は、道具であり手段であって、(計算機を使ってでも)まあできて当然、大したことではありません。
でもこのことを忘れ、計算重視になってしまうと、全く算数(数学)は楽しくなくなって、苦痛でしかなくなってしまうわけです。
念を押すと、算数(数学)はクイズ番組といっしょで本来、名探偵コナン的なワクワク楽しいものなのです。
では、いつ頃どうのようにして、算数の面白味がなくなり、ストレスとしか感じなくなってしまうと思いますか。
それは小学校高学年ごろで、問題を解く楽しさを伝えなくなる時でもあります。
つまり考える時間を与えない(もらえない)。
時間を取りよく考えさせるよりも、最初から解き方を教えて、問題をいくつもこなした方が身につくという方法です。
これは確かに効率のよいやり方かもしれません、特に中学受験をするともなれば。
でも私(塾長)にはこれだと確実に、子供たちに算数をストレスとしか感じなくさせてしまっているようにしか思えないのです。
なぜならこのやり方だと、クイズを出しながら、すぐに答えを教えてしまうわけですから、算数(数学)のダイナミズムなんてあったもんじゃありませんよ。
例えば、文章問題でも図形やグラフを使った問題でも、解説と称して直ぐにそれを解くための計算式をタネ明かししてしまうような教え方。
そして「あとの計算は自分でしてね」、できれば「よくできたね」と。
算数本来の魅力ゼロ、どこに楽しさを見つけれるでしょうか。
こんなこを経験させられ続けるとどうなるかと言えば・・・
小学生から中学生に上がる時期に、新たに塾を探して、私の塾に体験学習に来てくれた子の一例です。
問題:2人で分けると20個になりました。さて、いくつありましたか?(※ホントの数字はもっと複雑です)
正解:20×2で 40個
でもその子は、20÷2で10個と間違えて、理由を聞くと「問題に【分ける】と書いてあるから割り算を使った」というのです。
形式的に解こうとするこのやり方、単なる勘違いだったかもしれませんが、その子に聞くとやっぱりもう算数は楽しくなくなってしまっているそうです。
算数が苦手になって、私の塾を訪ねてくれるお子さんを見ていると、よく似たことが少なからず見られます。
ですので私が日頃から大切にしていることは、子供たちに問題を解かせるときは、できるだけその子なりによく思考させるようにて、極力最後まで答えを言ってしまわないようにしています。
算数の楽しさ、あなたのお子様は味わえていますか。
教える側として、本当に大切にしないといけないところですよね。
2024年03月01日 14:03

苦手な科目の乗り越え方?!

中学231221②
もうすぐに大切な学年末テストですね。
それに向けての、みなさんへのアドバイス~
苦手(科目)になっちゃってからの勉強法のお話しです。
苦手になりたくてなったわけではありません。
いきなりではなく、少しずつ少しずつ分からなくなって、気が付けば苦手科目になっちゃってたんだから、
正直「もっと勉強して、よい点数を取りなさい!」と言われても・・・って感じじゃないですか。
でも、そんなことはありません。
あきらめることは全くない!
苦手は苦手なりに、勉強法があるんです。
まず最初から苦手科目を克服しようと思うから、ますますその科目から手が遠のくのです。
例えば、定期(中間・期末)テストの勉強をするとき、得意科目から勉強し始めませんか?ですよね。
得意科目だと、スラスラ勉強もはかどり、気分もいいです。
でも、同じように不得意科目をやろうとすると、分からなくって、どうしても手が止まってきます。
結果、時間ばかりがすぎて、思うように進まずにタイムアップ、定期テストも中途半端かそれ以下に終わってしまいます。
だから発想を変えてみましょう!
苦手は苦手、いきなり得意科目にすることなんか不可能ですよね。
ならば、『最初から平均点をめざせ!』作戦。
そもそも得意科目は良い点数が取れるのはなぜですか?
その理由は、テンポよく勉強し問題も解きながら、その量を多くこなせるからです。
解けると気分もいいですよね。
だから、このやり方だけマネすればいいのです!
『ズバリ!テンポ重視!』
苦手の科目の問題集をやっていても分からない、先に進まないからイヤになる。
それなら、思い切って飛ばしちゃいましょう。
鼻から『目指せ!平均点』ですから、理解は半分で結構。
あくまで『テンポ重視!』
例えば、テキストで暗記や問題をしているとします。
そのページを完璧にしてしまおうとしてはいけません。
先に進まなくてイヤになってます。
半分暗記できればOK、半分解ければOkです。
それで、次のページに進みましょう。
じゃあ、できていないやつは放置すればいいわけ?となるかもませんが、そうではありません。
それらは後回しです。
だから、できていないものにはチェック(印)を必ずつけておくのがポイントです。
あとはテスト範囲を最後のページまでしたら、おさらいで次に70%理解を目指しましょう。
あくまでテンポ重視ですよ。
それが反復して80%、90%理解を目指します。
そうすることで、量をこなせるので、自然と平均点を取れるようになるはずです。
だって繰り返しますが、得意科目はテスト勉強で問題をたくさんを解くから点数も取れるのですから。
もうおわかりでしょう。
苦手科目の最大の敵は、苦手意識です!
2024年01月31日 14:04

算数が苦手になる原因! [和歌山の個別指導イースクール]

中学231221①
算数が苦手になってくるのは、計算が苦手だからだけではありません。
計算はできていても、高学年になるに連れて、算数が苦手になってくる子どもは、たくさんいます。
それは、なぜでしょうか?
四則(加減乗除)の計算は、それは小数であっても、分数であっても、繰り返し演習することで自然と身についてくるのものです。
だから算数が苦手になってくるのは、それ以外にも隠れた(判断しずらい)原因があるのです。
小学校のテストレベルでいうと、せめて70点取っていないと、中学校にもなれば確実に数学で苦戦するでしょう。
小学算数50点くらいなら、半分はできているという感覚ではなく、ほぼほぼ中学数学ではが分からなくなってしまいます。
ですので、小学生ので70点以下はかなり要注意ですね。
さて、計算自体は、大工さんに例えるなら、家を建てるときの道具(のこぎり・金づち・カンナ・ミノ)に相当します。
のこぎりなら木を切り、金づちなら木をつなぎ、カンナなら木を削り、ミノなら木に穴をあける。
でも、それぞれの使い方をいくら知っていても、その用途(使い道)を知らなければ家を建てることはできません。
道具の用途、つまりどういった時に使用するのか目的をしっかり分かっていないと全く使いこなせず、家の柱すら立たられません。
目薬は腹痛には効かないのです。
実は算数でも同じことが言えます。
小学生低学年で、足し算・引き算・かけ算・割り算の計算(筆算)の仕方をすらすら機械的にできるようになるまで、繰り返し演習します。
でもどれだけの子供が、その用途までしっかりで意識しているでしょうか?
全く意識していない子は、『250円のケーキが3つでいくらになるか?』という問題で、式を『250+3』とするかもしれません。
これを聞いて大げさだと思うかもしれせんが、なら正しくは『250×3』で答えは『750』で、でも『750円』なく『750個』と書いてしまう子もいるのです。
円でなく、個と答えてしまった子は、かけ算の勉強だからかけ算をしてるだけであって、計算の結果何を求めようとしているのか、四則の使い道(用途)までしっかり理解できていないと言えます。
そこでお子様が四則の使い方をどこまで意識しているか、カンタンなチェック方法があります。
問題:『100円をふたりで分けると、いくらももらえますか?』
答えはもちろん50円ですが、理由も聞いてあげてください。
『50+50 だから』と理由なら、『答えが50なのだから、そうなる式を50を使わずに答えてごらん』と問い直してください。
すると予想以上に『100÷2』と答えられなかったりします。
そうなると、『3個で750円のケーキ、ひとつではいくらですか』と問われた場合、解く式が分からないから答えられません。
それでも、『750÷3』の筆算ならできるんですよ。
このように計算(四則)はできていても、用途(使用目的)をしっかり分かっていないと、厳密に言えば、それを使いこなそうとする意識がないと、小学3年生くらいからつまづき始めるわけです。
算数は、計算できるから賢いのではなく、計算を使って何かできるから価値があることをしり、それを追求させてあげないといけないのです。
実に、先に述べた算数が苦手になる隠れた原因がここにあって、しっかり見てやらないとどれだけ彼らが理解できているか判断しずらい面でもあります。
子供たちには日頃の学習の中で、ただ計算するというのでなく、常に『【分かる】(インプット)から【できる】、そして【使える】(アウトプット)ようになる段階』を自身に意識させてやる取組みが必要となってきます。
これについて算数の難易度の話しではありませんので、小学1年生であろうが6年生であろうが関係ありません。
算数に求めらえることは、計算能力にも増して、その使い道(考える力)です。
それが養われない限りは、算数(数学)は苦手になるばかりです。
2024年01月23日 12:14

小学算数《文章問題解けない》の始まり! 2/2

小学231224②
【前回の続き】
前回【ちがい】(加減)についてお話ししましたが、同じく《かけ算》もまた小学2年生にとって重要です。
懐かしい《九九の暗唱》ですね。
でもそれ以上に大切なこと、しっかり認識しておくべきことが実はあります。
そこで・・・
例題:りんご3個お皿にのっています。では5皿だと、全部でりんごはいくつになりますか?
もちろん答えは《かけ算》、3×5で15個です。
(余談:文章の内容を意識しないと、全部と書いてあるから、3+5=8個と答えてしまう子もいます)
九九を学んでいるところだと、ほぼほぼみんなさっと九九で三五15と正解です。
しかしこれをカンタンだと軽視し侮っていると、小学3年になってからの《割り算》の文章問題でつまずいちゃいます。
九九はできて当然、では【なぜ、この例題でかけ算を使うのでしょうか?】
文章題の苦手な子は、「かけ算を習っているから」と応えます。
それでは九九ができるからといって、《かけ算》をちゃんと理解できているとは到底言えませんよね。
ほんとに重要なのは、なぜ《かけ算》なのか、それを知らないと《かけ算》を使いこなせるわけがありません。
私(塾長)の塾では、かけ算を初めて学習するときは、「同じ数を何度も足すの面倒だから、かけ算を使うんだ」ということを徹底して意識させるようにしています。
実はこの意識付けことこそが、九九をすらすら暗唱できるかどうかと同じくらい、いやそれ以上に大切だと思っています。
りんごが2皿なら、3個と3個で、つまり3+3で6個でも全く構いません。別に3×2を使わなくてもいいわけです。
3個と3個と3個と3個と3個。3個を5回も足すが面倒だから、『3個が5皿分で』3×5、三五15個なのです。
さらにもっと掘り下げて、『3個が5皿分』のことを『3の5倍』というんだよとしっかり教え込むようにしています。
文章(問題)をよく意識・理解し、かけ算の理屈をちゃんと知った上で、『3の5倍』⇒『3×5』であって、同じ答えであっても『5×3』では意味が違うことを認知できるのです。
これらを着実に学習できていると、3年生で《割り算》を初めて学習した時でも、しっかりと積み上がり、文章題もこなせるようになるのです。
そこで・・・
例題1:20個の5倍すると?。答えは当然、20×5で100です。
例題2:では5倍すると20になる数は?。答えは、20÷5で4です。だって、20個を等しく5等分するから《割り算》なわけですから。
でも、2年生でちゃんと《かけ算の仕組み》を理解できていないと、20×5と間違ってしまうのです。
間違った子供に理由を聞くと、「5倍と書いてあるから」というわけですね。
かけ算やら割り算やら。
《文章の中身の意識》と《乗除の仕組み》、2重の意味でもうごっちゃになり、文章問題が分からなくなっています。
前回より、文章題が苦手になるかどうかは、2年生から始まっていると言いました。
が実は各学年で、新出の単元ごとに、計算方法と並行して、学ぶべき思考の仕方というものが毎回あります。
まず文章の中身を意識し、そして思考の仕方を意識できているかが、文章題の理解へと繋がってくるのです。
新しいことを学ぶ時には、なぜその四則(加減乗除)の計算式になるのかを知ろうとする行為こそが、文章題を解く第一歩。
小学低学年のうちから、基礎となる四則の意味をしっかり理解しておくことが最も大切なことと言えるでしょう。
計算の繰り返し演習だけでは、文章題が苦手になってしまうのも頷けてもらえたのではないでしょうか。
2024年01月07日 18:16


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