ガンバっているのに成績が上がらないのはなぜ?!
なんでだろう?
頑張っていないから?とも言えますが、それよりも《ちゃんと頑張れていないから》と言った方が正しいです。
この[ちゃんと]というのは、勉強の仕方と言ってもいいでしょう。
こんな悩みの子どもは、もともと成績がそんなによくなく、応用力というよりも基礎力自体の不足が原因となることが多いと思います。
この基礎力不足とは、つまり【《ちゃんと》覚えきれていない】ということです。
だから、どんなによく頑張ったつもりでも、平均点の壁にぶつかってしまいます。
だから、私(塾長)は、「忘れないように繰り返し、覚えるまでするんだよ」とよくアドバイスします。
そうすると「覚えてもすぐ忘れてしまう」と聞きますが、それって覚えきれていないわけで、「忘れそうならまた繰り返しするんだよ」と再アドバイス。
テストで(正解を)書けるようになるには、覚えるまでする必要が絶対あります。
「〇〇ちゃんは賢いからすぐ覚えてられるからいいけど、私は無理かも」なんて、そんなこと絶対ありません。
その賢い子も同じように覚えるまで繰り返し勉強したはずです。
小学生の時、漢字の書き取りや計算ドリルをしっかりすることで、つまり覚えるまでするという習慣が身に付き、結果その時間も短くなってきてるだけ。
だから出来る子は、今成績が上がらなくて悩んでいる子よりも、もっと以前に時間をかけて覚えきるまでするということを当たり前のようにしていたはず。
成績を上げるには、そう!復習に他なりません。
これって難しいことではありません。
通塾回数を増やしてとか、もっと勉強するとかいうのでもありません。
むしろ、自宅で、自分の部屋で、自分の机で落ち着いて、自分だけの時間を設けることが何より必要。
そして、今まで学校で塾で習ったことを振り返り、繰り返す。
そう、忘れないようになるまで、覚えるまで。
何も新しいこと、新しい問題集をする必要なんてありません。
習ったことを繰り返すだけです。
時間がない!?
時間は遊びの時間を減らし、スマホの時間を減らし、作ってください。
テストに間に合わない!?
なら、日ごろから、またいつもよりも早くテスト勉強(準備)をするしかありません。
復習だけで十分です。
それだけで、平均点の壁なんて、あっという間に突破できちゃうはず。
それが、《ちゃんと》頑張る方法です。
結局、君次第!
やるのは他でもない君なのだから。
2021年12月13日 17:29