小学生のためのおウチでできる【カンタン成績UP勉強法!】④
『同じ間違いはしないように、常に心がける』習慣を身に着けよう!
そのためにすべきこと・・・
①わからない問題はすぐ消さない。
間違ったからと言って、すぐに消していませんか?
それは、絶対ダメ。
間違った箇所が探し、理由をはっきりさせ、しっかり理解してからでないと、消したり書き直したりしてはいけません。
後で見直すことつもりで、赤ペンで修正するのも、あまりおススメしない。
なぜなら、本当に見直しますか?
実際、赤ペンで正解を書き足せば、わかった気になってしまう子が多いです。
それならもう見直さないつもりで、しっかり間違い直しをすべし。
②わからない問題はそのままにしておく。
放っておけ!というのではありません。
むしろ、放っておかないための一言です。
例えば、わからない問題をおウチでお母さんといっしょにするくらいなら、そのままにしておいて塾や学校の先生に聞こう。
なぜなら、お母さんが問題を解いちゃいませんか?
私の塾では、宿題でわからない問題はそのままにしておいてもらって、塾で先生から指導するようにしています。
①で述べたように、間違った箇所が探し、理由をはっきりさせ、しっかり分かってもらいたいからです。
またそうすることで、その子の弱点も塾が把握できますよね。
③字はていねいに書こう。
きれいに書道のように書け!と言っているんではありません。
また、ゆっくりていねいに書くことが目的でもありません。
もし間違いをジックリていねいに考えていれるならば、自然と字もていねいになっています。
ていねいに書くことは、ていねいに考える過程でもあります。
④宿題は早いうちにしよう。
習ったことも時間が経てば、確実に忘れていきます。
宿題はその日のうちか、少なくとも翌日にはしよう。
間違っても、塾にいく直前などにするのはよくない。
慌ててやっても、頭に入るわけがないし、宿題をする時間がないという子ほど、そうすべきです。
覚えているうちにやった方が、絶対早いでしょ。
以前に掲載した【カンタン成績UP勉強法①】と合わせて、どれも常々から私が小学生の子たちによく言っていることです。
というのも、これらの姿勢・習慣を身につけている子は間違いなく、勉強量が増える中学生になってからも自ずと成績が伸びてくるからです。
ですので、忙しい学校の先生やお母さんがここまで子供たちにその場で直アドバイスするのは難しいと思われますので、それが私の役目だと思い、小学生の指導には最も注意していることでもあります。
2021年11月30日 15:44