子供に勉強を促す裏ワザ![和歌山の個別指導イースクール]
①成長しようとする姿勢を感じる
②感謝の気持ちを感じる
③何とかなると楽観した感じがある
④自分らしさも忘れない。
このどれか一つが突出するでなく、全てバランスよく保たれて、毎日が充実した生活を送れています。
出来ない子は、この逆かと言えばそうでなく、これらのバランスが保たれていない状態です。
①~④は測れるものではありませんので、出来る子と出来ない子と区別しましたが、明確な違いが見て取れるわけでなく、どっちがいいとか悪いとか言いたいわけでは決してありません。
ここで言いたかったのは、出来る子を見ていて①~④のバランスがすごく大切だと思っていることと、バランスを保たれていない子(出来ない子)は、どこかで不安を感じて生活しているということです。
不安と言っても、本人さえ感じていない程度の潜在的な認識であって、言葉を変えれば、プレッシャーとか精神的動揺というべきところでしょうか。
だから、多かれ少なかれ、たいていの子供に当てはまるでしょうし、大げさなことではありません。
でも、不安はちゃんとあって、それだけに軽視しない注意が必要となってきます。
親は自分の子供に向かって、「勉強しなさい。そうでないと・・・・」とよく言っちゃいますよね。
親からしてみれば、我が子に対して、危機感を煽りたいわけですが、これで「よし、やるぞ!」と思える子はいるでしょうか。
ほとんどは、「またかあ・・」、「ウザいなあ」、「どうせやっても・・」となるんじゃないかな。
危機感を持たせるアプローチが、反発やあきらめを引出し、プレッシャーに与えるだけになってしまっています。
じゃあどうすれば、子供の不安感を取り除き、やる気にできるか?。
その勉強しない子供に対し声掛けする模範解答としては、「大丈夫だよ、勉強しようぜ」・「いつもそばに見守ってるから、きっとできるよから」といったところでしょうか。
教育系の書籍に載っている、もっともらしい文句ですね。
確かに理屈的に正答でしょうが、実際に子供にかける言葉としては、効果があるように思えません。
だって現実問題、これでは勉強してほしいという願いも、危機感を煽るどころか、子供にナメられて、「次は頑張ろうね」で終わってしまうのがオチです。
では、突いてもダメ、引いてもダメなら、どう声掛けすべきなのか?。
確かに、批判・脅し・文句をやめて、傾聴・支援・信頼する言葉で、子供の行動や成長を引出すことは理想です。
でも、私(塾長)は日々教室で、批判も脅しも文句も、それに傾聴も支援も信頼も全て、子供たちにぶつけるようにしています。
例えば、優しく甘く声をかけながら、宿題を思いっきり出したりします。
そこには子供一人ひとりを向かい合って顔を見ながら、駆け引きのしあいです。
すると、子供たちは文句をいいながらも、「まあ仕方ない。それなら先生の顔も立ててあげるかぁ」的な顔をしています。
子供の立場を対等か少し上に置いてやりながら、気持ちよく妥協を引き出してやる。
この匙加減が難しい。
私として、子供にプレッシャーがあろうがなかろうが、なんだかんだで、すべきことはやってもらわないといけないわけですから。
そう目指すのは、不安の中の安心感!
これは、私の子供たちに勉強を促らす裏ワザです。