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『速さ(速度)』の問題が苦手な理由!

中学生23227①
小学5年生の算数で、速さ(速度)について学習します。
それから速度の問題は、中学生になってもずっと出てきます。
ですので、最初の学習する段階でしっかり理解していないと、ずっと解けなくなってしまいます。
速度の問題が苦手な子供は、公式(暗記方式)として『き・は・じ』とか『み・は・じ』に知っています。
速さ(は) = 距離(き)・道のり(み) ÷ 時間(じ)
距離(き)・道のり(み) = 速さ(は) × 時間(じ)
時間(じ) = 距離(き)・道のり(み) ÷  速さ(は)
この公式を覚えていても、問題が解けないのです。
いくらちゃんと公式を覚えていても、そもそも『速さ(速度)とは何か』ということをしっかり理解していないのです。
「時速って何?」と問うと、公式を言えても、何かは答えられない状態です。
私(塾長)は、時速という言葉が出てくると、「1時間で進んだ距離」だと考えなさい!と子供たちに言うようにしています。
分速なら「1分で進んだ距離」であって、秒速なら「1秒に進んだ距離」といったぐあいに。
そんなことかと侮ってはいけません。
この当たり前のことをしっかり飲み込めていないから、速度の基本的な問題も解かなかったりするのです。
逆に、この当たり前の理屈をちゃんと理解している子供は、「み・は・じ」とか「き・は・じ」とか公式暗記の方式なんて全く気にしてません。
だって、時速が「1時間で進む距離」だと理解できていれば、時間が分かれば[かけ算]で距離を導き出せるし、距離が分かれば[割り算]で時間が出ることを容易に想像できるからです。
でも、この時速の公式だけを覚えて、中身をしっかり理解していないとどうなるかと言えば・・・
《時速60km進むとすると、30分ならどれだけ進ますか》という問題で、公式が《速さ×時間》ですので、1800kmなんて平気で答えたりします。
正しくは、30分ですから、時速を分速に直して分速1km(1時間は60分だから、60÷60で1)、それに30分をかけて、30kmです。
ただし時速の理屈、つまり1時間で進む距離だをしっかり理解している子供は、時速60kmなら、30分でその半分だから30kmだと即答しますね。
どうですか。
速度の問題が苦手な理由、分かってもらえたでしょうか。
もしお子様が速度に問題が苦手なようでしたら、一度聞いてみてください。
時速って、どういうこと?って。
補足・・・・・・
速度の基本的な問題を解けない大きな理由は上記に述べたとおりですが、もちろん他にあります。
そもそも距離つまり、長さの概念について分かっていない(想像が追いついていない)。
 1km=1000m、1m=100cm、1cm=10mm
この長さの単位の関係を知識として知らないのです。
と同時に、1m(1cm)とはどれくらいの長さのなのかを実際に知らない(意識していない)。
お子様に、「1m(1cm)ってだいたいどれくらい?」って聞いてみてください。
2023年03月07日 14:02


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