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《割合の問題》ホントは難しくない!【前編】

小学生230425①
算数で、割合の求め方は確かにややこしいですが、それをよく聞く《くもわの法則》で片づけてしまうとますます難しくなってします。
速さの求め方で使う《き(み)はじの法則》でも同じことが言えます。
それら法則は、そもそもの割合や速さの仕組みを理解した上で、確認のためになぞるものくらいに思っておいた方がよいでしょう。
公式(法則)だけ暗記しても、ややこしいばかりでココイチで使いこなせないのが現実です。
実際に、出来る子は、これら法則などそんなに当てにしていません。
じゃあどうしているのかと言えば、基本的な理屈をちゃんと理解しているだけです。
それも基本法則ですから決して難しいわけでもなく、それだからうまく使いこなせているのです。
では、《割合の求め方》のカンタンな理屈とやらを、説明します。
想像してみてください。
ミカンが10個ありました。その内3つ腐っていました。
それを、10個中3個が腐っていたと言いますよね。
これを《割合》と呼んでいるのです。
なんてことはありませんが、これこそが割合の本質。
この大したことはない[割合がなんたるか]を、なんとなくで済ましてしまうと、のちに割合の問題がややこしくなってきちゃうのです。
で、10個中3個のことを、10分の3(3/10)と言いますのね。
10分のというくらいですから、10で割る、つまり[3÷10]です。
答えは、0.3。
10分の3(3/10)も、0.3も、そう《割合》です。
さらに百分率では、割合0.3というよりも分かりやすい表現として、×100をして、30%と言っているだけで、これも《割合》です。
じゃあ、《くじ引きをして10個中3個が当たりだった》みたいな確率の問題はどうなのか?
これもそう、《割合》の発想なのです。
続けて、中学数学で出てくる《相対度数》というややこしそうな言葉がありますが、これも《割合》のことです。
つまり、本質をちゃんと分かっていれば、割合なんて難しくないのです。
というか、「割合(の本質)とはなんであるか」なんて意識していないだけで、みんな普通に割合を使っていますよね。
そもそもお馴染みの『半分』という言葉が割合です。それを普通に2分1(1/2)とも、50%とも言います。
これら全て2分1、ひとつを2こに分けること(2で割って)、式なら[1÷2]、計算すれば[0.5]、分かりやすく表現(×100)して[50%]。
そう、割合であっても、百分率であっても、確率であっても、相対度数であっても、どれもこれも言い方がちがうだけで、そもそもの根源はみんな同じことなのです。
【次回に続く。次は《割合の計算》についてです】
2023年04月26日 10:59


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