宿題に目的意識を持たないと、成績は上がらない!
なぜ宿題があるのか?
それをしっかり分かっておかないと、成績は絶対伸びません。逆に言えば、その目的をしっかりと捉えているだけで、成績は必ず伸びます。
目的意識だけの問題ですので、宿題にかかる時間はさほど違いません。
でも、その目的意識が、大きな成績の差が生みます。
ですので、私(塾長)は日頃の指導の中で、その重要性を塾生たちに分からせてやることを重要視しています。
だって知っているだけで成績が上がるんですから、知らないの絶対の損です。
目的意識とは何かと説明するには、成績の良い子とそうでない子を比較することで、よく分かります。
〇成績に良い子・宿題は復習だと位置づけて、習ったことを振り返りながら、するようにしている。
・確かじゃないところは前を振り返り、できるかできないかを自分で再確認してみる。
・テキトーに答えを書くくらいなら、空けておく。
・宿題をやる時間を設けて、余裕を持って早めにするようにしている。
〇成績の伸びない子
・さして考えずとも分かるところだけを、ささっと済ませて終わらせる。
・テキトーに埋めて、見た感じやってる感が出てれば、それでよし。
・パッと見て分からなければそのまま放置、例題や先を見返して調べようともしない。
・提出できればそれでよし、塾に来る前の空き時間で終わらせるか、できるだけすればいいと思っている。
確かにどちらが時間がかかるかと言えば、成績の良い子の方が丁寧にしているわけから長くかかるわけですが、実際にはそんなに違わないはずです。
でも、そのわずかな時間の差こそが、目的意識の大きな差と言えるでしょう。
この目的意識とは言わば、『心がけ』のことです。
わずかな心がけの差が、点数となって、大きく跳ね返ってきます。君なら、どちらを選びますか?