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子どもが自らの目標を達成できるように導く【子】【別】【志】【導】学習塾

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小学生のうちの勉強の仕方![和歌山の個別指導イースクール]

中学生220626②
子供たちには、ゆくゆくの中学受験・高校受験に備え、小さいうちから勉強をしっかりさせておくべきか。
受験となればテストの点数に全てですから、早くから週に何回も塾に通わせ、費用と時間をかけておくべきか。

子供のいる親御さんは、少なからず考えますよね。
一般的にはもちろんそうでしょうし、塾人の私でならなおさら肯定すべきでしょうが、実は手放しに全肯定できないというのが私の考えです。
というもの、子供が小さいうちは、いや小さいうちならなおさら、難しい問題に取り組み解くことよりも大切なことがあると思うのです。
それは何かというと、勉強を通じて、勉強する良い習慣を身につけることです。
子供が中学生にもなると、たいていのお母さん方は、子供に言います。
「勉強しなさい!」
その理由は、当たり前ながら勉強しないから。
で、高校生にもなれば、もう何も言わなくなります。
言っても聞きやしませんから。
じゃあ、子供たちに勉強をしてもらうため、「勉強しなさい」という労力を減らすためには、一体どうすればいいのか。
ここで元に返り、小さいころから、正しく勉強する習慣を身に付けさせることです。
ここにお母さんがすべき、おウチでできる具体的チェック項目をあげると・・・
・宿題は必ず忘れずしていますか。
・宿題が後回しになっていませんか。
・宿題を、テレビやスマホなど「ながら」でなく、集中してできていますか。
もっと細かくいうと・・・
・机でもテーブルでもちゃんと座り、落ち着いて勉強できていますか。
・書く時に、鉛筆も持つ逆の手はノートを押させていますか。
・きれいではなくとも、読める丁寧な字で書けていますか。
・漢字の練習、ヘンやつくり、部首だけを先に書いてしまったりしていませんか。
・本読みの宿題もちゃんとして、漢字を誤魔化したりせず丁寧に読めていますか。
・計算で間違いを正しもせず、テキトーにしていませんか。

これら全て、将来勉強ができる子の特徴であり、自然とできている習慣です。
項目も絞って書いたのですが、これって多いとか思っていませんか。
そんなことありませんよ。
習慣のことですから、難しい問題を解いたりとか能力学力のことではありませんので、努力するというものではありません。
むしろ、努力せずとも、できることです。
それが習慣です。

もう一つ付け加えて言うなら、お母さんとしては子供のする勉強の中身内容まで細かく見る必要はありません。
上に述べた習慣付けだけをしっかりさせてあげてください。
勉強にかかわる躾(しつけ)ですし、子供たちの見えない財産になるものです。
それと大好きなお母さんからの言葉ですから、できれば褒めてあげてくださいね。
子供が中学生・高校生と大きくになって、だんだん言うこと聞かなくなってくる前に施すのが、楽するポイントです。
人って、悪い習慣には慣れやすく、いい習慣にはなかなか馴染みにくいもの。
ぜひ、今のうちに!
2022年10月26日 12:03

子供に勉強を促す裏ワザ![和歌山の個別指導イースクール]

中学生220626①
出来る子を見ていて、私(塾長)が感じること。
①成長しようとする姿勢を感じる
②感謝の気持ちを感じる
③何とかなると楽観した感じがある
④自分らしさも忘れない。

このどれか一つが突出するでなく、全てバランスよく保たれて、毎日が充実した生活を送れています。
出来ない子は、この逆かと言えばそうでなく、これらのバランスが保たれていない状態です。
①~④は測れるものではありませんので、出来る子と出来ない子と区別しましたが、明確な違いが見て取れるわけでなく、どっちがいいとか悪いとか言いたいわけでは決してありません。
ここで言いたかったのは、出来る子を見ていて①~④のバランスがすごく大切だと思っていることと、バランスを保たれていない子(出来ない子)は、どこかで不安を感じて生活しているということです。
不安と言っても、本人さえ感じていない程度の潜在的な認識であって、言葉を変えれば、プレッシャーとか精神的動揺というべきところでしょうか。
だから、多かれ少なかれ、たいていの子供に当てはまるでしょうし、大げさなことではありません。
でも、不安はちゃんとあって、それだけに軽視しない注意が必要となってきます。
親は自分の子供に向かって、「勉強しなさい。そうでないと・・・・」とよく言っちゃいますよね。
親からしてみれば、我が子に対して、危機感を煽りたいわけですが、これで「よし、やるぞ!」と思える子はいるでしょうか。
ほとんどは、「またかあ・・」、「ウザいなあ」、「どうせやっても・・」となるんじゃないかな。
危機感を持たせるアプローチが、反発やあきらめを引出し、プレッシャーに与えるだけになってしまっています。
じゃあどうすれば、子供の不安感を取り除き、やる気にできるか?。
その勉強しない子供に対し声掛けする模範解答としては、「大丈夫だよ、勉強しようぜ」・「いつもそばに見守ってるから、きっとできるよから」といったところでしょうか。
教育系の書籍に載っている、もっともらしい文句ですね。
確かに理屈的に正答でしょうが、実際に子供にかける言葉としては、効果があるように思えません。
だって現実問題、これでは勉強してほしいという願いも、危機感を煽るどころか、子供にナメられて、「次は頑張ろうね」で終わってしまうのがオチです。
では、突いてもダメ、引いてもダメなら、どう声掛けすべきなのか?。
確かに、批判・脅し・文句をやめて、傾聴・支援・信頼する言葉で、子供の行動や成長を引出すことは理想です。
でも、私(塾長)は日々教室で、批判も脅しも文句も、それに傾聴も支援も信頼も全て、子供たちにぶつけるようにしています。
例えば、優しく甘く声をかけながら、宿題を思いっきり出したりします。
そこには子供一人ひとりを向かい合って顔を見ながら、駆け引きのしあいです。
すると、子供たちは文句をいいながらも、「まあ仕方ない。それなら先生の顔も立ててあげるかぁ」的な顔をしています。
子供の立場を対等か少し上に置いてやりながら、気持ちよく妥協を引き出してやる。
この匙加減が難しい。
私として、子供にプレッシャーがあろうがなかろうが、なんだかんだで、すべきことはやってもらわないといけないわけですから。
そう目指すのは、不安の中の安心感!
これは、私の子供たちに勉強を促らす裏ワザです。
2022年10月17日 11:50

問題を解く時の目的意識!(後編)

中学生220625④
【前回の続き】
それに加えもう一つ、問題を解く時の目的意識として、勉強を得意とする子と苦手とする子に大きな違いがあります。
そもそもの話しになりますが、問題を解く事前の、【勉強の心構え】ともいうべきでしょうか。
勉強の苦手な子は、今何の勉強をしているか(何をしようとしているのか)、全く分かっていません。
そう言うと、きっと彼らは「いやいや、英語でしょ。数学でしょ」と当たり前の顔をして応えるでしょう。
そう、それがそもそものの、出来る子とできない子の違いなのです。
英語の勉強・数学の勉強、そんなの当然でしょ。
そうではなくて、例えば英語、新しい文法(基本)を習おうとしているか、新出単語を暗記しようとしているのか、それとも長文を早く読もうとしているとか。
数学ならば、方程式(文章を式に起こすこと)を習っているのか、関数や図形(グラフや図を読み取ること)の勉強しているのか、それともミスなく計算問題を解く練習をしているのか。
そう!科目がどうとかではなくて、今、何を勉強しようとしているか。
それがなくと、英語ならアルファベットのただの書き写しになってしまいますし、数学なら単に計算の勉強になってしまいます。
そもそもの目的意識がどこあるのか、これこそ【勉強の心構え】とも言え、上述(前回)の問題を掘り下げ深掘りする意識に繋がってきます。
勉強の得意な子は、もちろん努力をしているわけですが、努力の仕方(勉強の心構え)も知っています。
で、たまに『人一倍、努力しないといけない』なんて言葉を耳にしますが、そんな子は稀ですよね。
実際に人一倍、つまり200%努力してる子なんて、見かけますか。
理想はそうでしょうし、なんでも一番を目指すならそれもしかり。
でも、私たちが目指しているのは、オリンピックでも東大でもありません。
ですので、先に述べた【勉強の心構え】を意識して効率よく、人一倍でなくとも、自分の精一杯よりもほんの10分だけ長く勉強することを心掛けるくらいがちょうどいいのじゃないかな。
塾では、こんな無駄話しで子供たちの勉強のジャマをしながら、日々指導して、みんなに頑張ってもらっています。
2022年09月28日 15:17

問題を解く時の目的意識!(前編)

中学生220625③
まず最初に、学力が上がるプロセスについて説明します。
①演習問題を解くことで、解けない問題が見つかる。
②その問題が解けなかった部分・原因が判明する。
③解けなかった原因をパターン化(明確化)して記憶し、自分の不得意を知ることで、次に類似問題に出くわした時に対応できるようになる。
④結果、徐々ではあっても確実に成果を累積することで、実力が養われる。
つまり、学力を上げるためには、「なぜ解けなかったのか」を明らかにすることが大切です。
そのためには、問題が解けないからといって直ぐに解答を見るのでなく、その前に自らの実力を出し切り深掘り【粘り強く考えること】が必要となります。
じゃあ時間を無視して、一問一問とことん考え抜くべきなのかと言えば、そうではありません。
この深掘りは確かに頭(思考能力)を鍛えるという意味では有用ですが、皆さんの想像どおり、問題数を多くこなせませんので、現実的ではありません。
ですので、時間をかけて粘り強く考える目的を、しっかり把握しておかなければなりません。
私のいう深掘りは正に上述の①②が目的であり、もう一度言いますが「なぜ解けなかったのか」理由・箇所を明確にするために、限られた時間を有効に使いながら、粘り強く考えることです。
そうでないと、ただ闇雲に問題をこなしても、その問題から得られるものは少なく、ただやっているだけの勉強に成り下がってしまいます。
例外として、特に暗記暗記科目は、まず先行して解答を見ておき、流れを知っておく方がよい場合もあるでしょうが。
これで、学力向上に直結させるための、一問一問に全力を傾け取組む意味や目的・方法が見えてきたでのはないでしょうか。
自分が何が分からないのかを知るために粘り強く考えて、それから解答を見たりて聞いたりし理解することで、一番効率よく自分のものにすることができるのです。
【後編につづく】
2022年09月21日 16:09

成績を上げる為に絶対しないといけないこと!

中学生220625②
成績を上げる為に絶対しないといけないこととは・・・・
塾に行く。
もちろんそれもそうですが、実がそれ以上に重要なことがあります。
意外からもしれませんが、【学校の授業をまず大切にすること】です。
今さらと思っていませんか?
塾に通っているから、大丈夫って思っていませんか?
授業じゃあ、先生の言っていることがよく分かりにくいし。
その科目の先生が好きじゃない。
真剣に聞くのがなんか恰好悪い。
など、など・・・
こんな反論を言いたくなる子もきっといるでしょう。
間違いです。
だって事実、成績の良い子は、学校の授業をしっかり聞いています。
たとえ塾で習ったことであっても、忘れてしまっていないか復習の意味でしっかり授業を受けているはず。
逆にそうでない子ほど、学校の授業を疎かにしています。
じゃないですか?
それにもうひとつ言えることは、みんな一日の大半を学校で過ごしています。
したがって、学校の授業を大切するかどうかで、成績の良し悪しを大きく左右するのは明らかに当然なことです。
では、【学校の授業を大切にする方法】を具体的に見ていきましょう。
寝ないこと。
そして、先生の言うことを一言一句聞き逃さないこと。
説明を聞いていると、きっと分からない箇所が出てきます。
ここが大切なところで、「分からないからもういいや」じゃでなく、分からない所こそしっかり区別しておいて、後から必ず聞くようにしましょう。
先生にもう一度聞きにいくのがイヤなら、友達や塾の先生でも構いません。
また、板書もただ書き写すのではなく、できるだけ理解しながら書き写します。
で、ややこしい箇所にチェックし、後から必ず解決しておくこと。
それにノートに板書以外のこともメモを残しておきます。
メモの内容は、家に帰ってから授業をまた再現できるように必要なこと。
こう聞くと、盛りだくさんでしょ。
これを実践するのと、授業中ぼけ~としているのでは、その後の成績が大きく違ってくるのがうなずけるでしょ!。
だからぜひ、マネしてください。
最初は戸惑い、難しく感じるかもしれません。
それは、授業を聞く力が求められているからです。
でも、毎日のことですから、きっと慣れて、その力も養われてきます。
重要なことは、とにかく授業中つねに意識して取り組むこと。
ざっとでもいいので、帰宅してからの見直しも忘れていけません。
それは分からないところなくし、忘れてしまわないようにするためです。
このようにして【学校の授業を大切にすること】で、学習効率・吸収率が飛躍的にアップしていくでしょう。
それは、これら一連の流れが、自発的な行為だからです
自分で自然と進んで実行していることだからです。
これは何を隠そう、インプットしたこと(学習したこと)を、アウトプットする(テストで書ける)方向に導く行為そのもの
イヤでも、成績が上がらずにいられないはず!。
 
2022年09月14日 15:50

勉強の仕方なんて、自動車教習所と同じ!

中学生220530③
勉強の仕方について、普通とは違ったところから検証してみたいと思います。
中学生の時、勉強ができる子も出来ない子もほぼ誰でも、将来、自動車教習所では合格卒業して自動車の免許を取得します。
①【基礎】自動車教習所では、学科の授業があって、運転する上での基本ルールを習います。
②【練習】教習所内の実技では、道を走り運転の仕方を学びながら、想定される問題に対応、対処する方法を学びます。
③【応用】外の路上教習に出ると、それまでに得た知識・技術を生かしながら、実践・課題に慣れこなすことで、一人でもできる対応力を身につけます。
そして最後に卒業して、テスト合格・免許取得となり、学校のテストでいえば、誰もが80点以上取ったといったところでしょうか。
そこでです。
実際の中学校のテストになると、全員が80点以上とはいきませんよね。
なぜなのでしょうか。
自動車の免許取得の場合は、誰しもが『自分だけで運転できるようになること』を目的として、最初から最後まで頑張るわけです。
どれがアクセルでブレーキか、指示器やハンドル操作の仕方など、①【基礎】の段階で習ったことは事故を防ぐために絶対不可欠、いい加減では通用しません。
これをしっかり理解していないと、②【練習】の段階では、基本問題を解くことができません。
そして③【応用】の段階では、それまで学んだことを生かしながら応用問題をこなすことで身につけ、自分だけでも解けるようにしていくわけですよね。
そこにあるのは、80点未満はみな不合格!。
だから70点では絶対許されないと最初から意識せずとも自覚しているからこそ、みんながみんな免許所得(80点)に自ずとたどりつけるのです。
なら、中学校の勉強でも基本、まったく同じことが言えるのではないでしょうか。
小学校卒業時点で、みんなさほど学力に差はないはずでも、中学3年生にもなればその差は歴然。
何があったかというと、中学入学当初から、テストで80点取るぞという気概があったかどうかということ。
そのためにはどうすればいいか、またどうしないといけないか、ささやかでもちゃんと常日頃から意識して励まないといけません。
でないと、80点は取れませんし、例えその時80点に及ばずとも、その後の意識(本当の反省)に反映しません。
むちゃくちゃ勉強しろというのではありません。
取組み内容や量よりも、むしろ【80点以下はヤバい!】という心構えが最も重要なのです。
だって、みなさん(保護者の方)も、免許取得のため自動車教習所で猛勉強した覚えはありませんよね。
免許を取るという最終目的がしっかりあってこそ、努力もそこそこで合格に至ったと思います。
中学の義務教育課程の勉強も、まさに同じです。
いつもテストの点数が悪い理由を、勉強の仕方がわからないからとか言っていませんか。
そんな子には、80点とは言わずとも、そもそもの段階で目標とする点数をちゃんと据え、それに向け日頃から努力してきたかと問いたい!。
行き当たりばったり勉強になっていなかったかと。
勉強のやり方というのは結局のところ、目標点数を取るためには、どうすればいいのか自分で考え実践すること。
そこに「わからない」は存在しない。
そう、交通ルールを覚えられません、ハンドルの操作を間違えちゃったでは、絶対済まされないし、ありえないわけですから。
学校のテストでも、「暗記が苦手で覚えられない」なんて言葉、実は言い訳にもならず、全く意味もないと自覚しないといけません。
80点を達成しろ、難しいことまで覚えろとは言いません。
今の自分の実力に合わせて、なんなら平均点なり、50点でもいいのです。
達成しなければいけない目標を自分で決めて、そのためにはどうすればいいか自分で頭を使って考え、励む。
50点を取ると決めたなら、50点に達成できるように、覚えるまで覚えるしかありません。
自分でできる目標、達成しないといけない目標を決めたわけですから、できるようになるまでやらないとウソ!。
そのためには、いつもより時間が要ると思うのならば、いつもよりも、また他の人よりも早めに取掛らないといけないかもしれません。
そのためにすべきことを考えること(気づき・自覚)が、【勉強の仕方】の本質ではないではないでしょうか。
そして私(塾長)やお母さん(保護者の方)が子供たちのためにそもそも、してやれること・してやらないといけないこととは、
私たちが経験した『自動車教習所に入った時の心構え・気構え』を、日頃ことに触れ、四苦八苦もするでしょうが伝授してやることだと思います。
2022年09月07日 23:57

成績は友達と比較よりも?![和歌山市の個別指導イースクール]

中学生220530②
テストの点数、やっぱり他人と比較したくなっちゃいます。
①友達と比べることで刺激となり、勉強するモチベーションを生み出して、それが互いに切磋琢磨しあう作用となれば、大変すばらしいことです。
②でも逆に、往々にして勉強していなかったことをカモフラージュする理由にもなりえますし、むしろその方が多いかもしれません。
テストの点数が悪かった時、他人の点数と比較する場合ですね。
親にテストの点数を聞かれた時、自分よりも低い点数の友達を引き合いに出して「〇〇ちゃんは、××点だったんだよ」という、自分の点数が悪かった言い訳がそれです。
それに、自分よりも下位と比較し、ホントは勉強しなかったのに、さも勉強しなくてもよかったような錯覚を自分に言い聞かせて正当化する時もです。
自分よりも上の点数の友達がいっぱいいるにも関わらず、それはそれ、都合がいい話しです。
では、①②の決定的な違いは果たして何でしょうか?
そこにあるのは、勉強しているかどうかということだけ。
他人と比較するのは、まずしっかり勉強してからでないと、絶対ただ言い訳になりさがってしまいます。
私の塾でも定期テスト後は、塾生各々のその後の指導に役立てようと、全員のテスト結果を回収するようにしているのですが、その際点数の低かった子は決まって友達の点数を引き合い出そうとします。
そんな時、私はその子に聞くことは、「で、君は勉強したの?」です。
当然、その子のその先の言葉はなくなりますよね。
私は、テストの点数に関して子供と話しするときに心がけていることがあります。
仮に前は平均点よりも低かった子でも、今回平均点を越えると、それ以上に成績の良い子よりも褒めてあげるようにしています。
だって、80点・90点の子と比べると見劣りはしますが、成績の伸び具合でいうと、勉強してよく頑張っているわけですから、十分評価に値するわけですから。
だから、成績を比較するなら、成績が悪い子であれば、前の自分の成績と比較するのがよいでしょう。
成績の悪い子が、他人と比較している時は、決まって前の自分の成績から伸びていません。
たとえ点数が誇れるものでなくても、以前よりも成績が上がるように頑張って、向上しているのであれば胸を張っていい。
だって、頑張った証拠だから。
こと受験・入試に関しては、他人と成績を比較になってしまうのは現実です。
でも、日々の勉強で、現場の私が塾生に言うようにしているのは、「友達の点数よりも、以前の自分のと比べなさい!」ということ。
他人と比較して、励みにするか言い訳にするかは、君次第です。
そう、【なにより比べる前にまず勉強!】です。
2022年09月01日 15:01

【激励】受験生諸君、ヒーローになり損ねるなッ!

中学生220625①
夏休みが終わり、学校がまた始まるこの時節、受験勉強にもそろそろ嫌気が差してきていませんか?。
つい、ダラダラしたくなっちゃいますよね。
テレビをずっと見るのは、親がうるさいからNG。
だから、ついつい手元のスマホを弄ってしまいます。
で、ゲームや動画が面白くて、時間がアッという間に過ぎちゃいます。
結果、少しの後悔と焦りがそこに。
それはなぜでしょうか?
もちろん勉強しないといけないのに・・・だからですが。
でも、それが分かっていても、我慢できないんですよね。
そこで、考えてみてください。
スマホの中のゲームや動画を所詮、誰が作った物語や世界であって、現実にはありません。
現実とは、君がいて、生活している実世界です。
だからスマホの中は、現実にはない世界であって、ただのまやかしです。
本当にそれで満足しちゃってていいですかっ?、ことです!。
よくよく考えてみましょう。
例えるなら、テレビでタレントがする食レポやユニバの旅を見て、なんだか自分も体験した気になって、それで納得していませんか?
ホントは実際にできるはずの、おいしいご馳走を食べたり、アトラクションを楽しまないなんて、リアルに悲しすぎませんか!。
君たちにとって、このウソとホントの世界どっちを取るかで、面白さ・楽しさが全くちがうのは一目瞭然なはず。
入試・受験勉強も同じことです。
いや、ごちそうやユニバよりも、入試・受験の方がむしろもっと楽しめるかもしれません。
だって、入試なんて、人生に一度きりですから。
スマホ画面の中では容易く、自分がヒーロー(ヒロイン)になれるし、繰り返し何度でもやり直せますが、悲しいかなVR(仮想現実)でしかありません。
でも、あなたのいる、本当の世界では、あなた自身がリアルに味わうことができるのです。
受験生であるあなたがいる、自分だけの人生・物語のヒーローはそう、他でもないアナタ自身です。
入試は、君が今いる実世界であり、初めて他ならぬ自分で選択することのできる人生の岐路とも言えるでしょう。
今こそ君が、君自身の人生(物語)のヒーローになる時であって、なれる時であって、なるべき時!。
リセットも利かず、この上ないワクワクドキドキが味わえる瞬間がそう、受験なんですよ。
それをしっかり意識しよう!。
そんな君だけの人生アトラクションに今、乗っているのです。
受験勉強して、模試(実力・復習テスト)の結果を見るとき、動画とは違うドキドキがあるでしょ。
またその点数を見て、ゲームにない一喜一憂があるでしょ。
それって実は、テストにドキドキしてるのでなく、君のリアルな人生にドキドキしている瞬間なのです。
今が君物語で、来春に極上のドキドキを味わる旅の真っ只中
ヒーローになり損ねるなッ!
2022年08月26日 16:18

学習センス![和歌山市の個別指導イースクール]

中学生220530①
学力センスって?・・・・
同じことを同じだけ勉強しても、出来ることと出来ない子の違いが、テストの点数の差となって出てきます。
勉強のできる子にとっては、学習量(時間)がちゃんと成績に比例して表れてくれるのですが、なかなかみんなみんなそううまくいくわけではありません。
ではその差って、学習現場では実際どのように現れているのか、見てみましょう!。
まず極端な例ですが、[3×2]を9と間違ったりします。
普通なら、3個が二つで9個になるなんてありえないとすぐに気がつき、そもそも間違えません。
そんなバカなと思うわけですが、あまり意識していない子は、中学になると[3の2乗]を[3×2]とごっちゃになって、6と答えてしまう「あるある」です(正解は9)。
には、理屈無視でいつも筆算しちゃっている子は、小学6年生になっても[2.3+5]を2.8と答えちゃったりします(正解は7.3)。
また中学生でも、[2/4]を4÷2と思って、2と答えちゃう(正解は0.5)。
どれをとっても、学習センスのある出来る子は、例えば途中で計算ミスしても、問題の流れでそのおかしさに気づけます。
そういった意味では、プラス・マイナスの付け間違いを見れば、その子の学習センスが一目瞭然です。
それを単なる凡ミスと受けとるか(悪い方)、また一方で例えばそれを1000円の得か損かと捉えられるか(良い方)で、全く違います。
算数もしくは数学を、学習センスの有無でいうなら、
センスのあるは、問題を解く過程(式を導き出すまで)を楽しみ、そこに数学(算数)の意義を見出し、計算自体はその手段と捉えていますが、
センスのないのは、計算すること自体が数学(算数)だと捉え、言わば計算機になることが数学(算数)だと思っています。
『仏を作って魂入れず』というか、数学の勉強って、大人になるため、頭を使い思考能力を磨く学問です。
難しい計算ができるかどうかなんて極端に言えば、それこそコンピューター(計算機)に任せてしまえばいいわけです。
この思考能力を磨くとは、動物の世界でも同じであって、その赤ちゃんや子供の学習能力と近い感じかな。
野生動物なら、餌のとり方にしても危険の回避の仕方にしても、親から教わったことをしっかり身につけ臨機応援に対応できないと死活問題となりもっとシビアですが、同じことですよね。
私も指導する時には、単に勉強を教えるだけでなく、この学習センスを磨いてもらうために、塾生たちに日々問題を解かせる最中には、自らの気づきを導く仕掛けをことのほか入れるように意識しています。
生徒(受け手側)の感度を刺激し、何かひらめき(学習センスの向上)をひとつでも多く味合わせてやること。
これが学力を上げることにつながるわけですが、これこそ教える側のセンスも試されるところでもありますが。
成績を上げるためには、単純に勉強量を増やせばいいわけですが、それと同時にセンスを磨くことも不可欠です。
2022年08月19日 11:42

オープンスクール学校説明会の注意点

高校生220524

オープンスクール【学校説明会】のポイント

夏休みに入り、そろそろ各高校・中学校でオープンスクールや学校説明会が始まります。

この機会にぜひ志望校を訪問してみて、受験のモチベーションをあげよう。

そのためのポイントをいくつか伝授します。

まだあまり学校を具体的に考えていなかったり、学校選びで自分なりに重視するポイントが明確に

なっていなかったりすると、学校見学で一番に目がつくのは、学校の施設や見た目じゃないでしょうか?

「校舎が新しい」とか、「制服がかわいい」とか、「なんとかく雰囲気いい」とかで、志望しがちです。

でも、それでは実際にその学校に入学してみると幻滅したりということが、よくあります。

偏差値が高くて魅力的だと思っていた学校なのにいざ通うと、生徒がイキイキと元気でなかったり、

楽しそうでなかったり・・・。

逆に高偏差値でなくても、生徒が明るく楽しそうにしている学校もあります。

ですから、オープンスクール(学校説明会)で注意してもらいたいポイントは、生徒と先生の様子です。

生徒と先生こそが、最高の志望校を決めるための判断材料となります。

具体的に授業の様子では、授業が先生から一方通行になっていないか。

授業内容なんて見てもわかるわけがありません。

それよりも先生と生徒のやり取りが明るく活発に行われているかをよく見学してください。

また教科にもよりますが、インプット(暗記)だけでなく、書く力や発表する力を育てるアウトプットを

重視する授業が行われているかどうか。

生徒を見て、机に突っ伏していたり、ノート・教科書を開いているかどうか。

カバンが乱雑に床においてあったり、机の並び方、落ち着いた雰囲気の授業かどうか などのチェック。

部活動の見学ならば、先輩のレベルや自分がレギュラーになれるかどうか、

またレギュラーになれなくてもやっていけるかどうか。

活動実績や先輩・後輩の関係もとても重要です。

授業でも部活でも、先生と生徒のやりとりに注目し、先生が細やかな指示ができているかや、

生徒が自主的にやってるか、また互いの口調からも生徒と先生の間柄がわかります。

オープンスクールは学校の様子、生徒のナマの姿に接することのできる貴重な機会です。

そこに未来の自分を置いて、目と耳を目いっぱい働かせて、すばらしい学校生活を想像してみよう。

このブログを読んだ君たちの勉強モチベーションがぐっと上がることを期待し、大応援しているよ!

2022年07月24日 14:53


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