中学生の皆さん、学年末テストを終えて、そのままにしていませんか。
次は進級し、新学期を迎えます。
その前に是非、次年度も良いスタートも切れるために、今一度一年間を振り返っておきましょう!
学年末テスト、間違った問題は再度解けるようにやり直しておこうというのではありません。
もっと次年度に繋がる自分に見合った反省を、学年末テストをもう一度見ながら、しっかりしておくことが大切です。
反省①:間違った問題について
全く分からなかった(解けなった)問題は、反省どころか、ある意味無視していいかもしれません。
それよりも頑張れば解けたのに間違えた問題があるならば、なぜそれを間違えてしまったのか個別にチェックしておきましょう。
それこそが、君の弱点なのですから。
例えば、数学なら単なる計算ミスですか?。英語なら単に過去形にするのを忘れただけですか?
イヤイヤ、そのミスは一度だけじゃなかったはずです。
凡ミスで片づけてしまうと、また繰り返してしまいますよ。
そうならないために、どうすればいいのですか。
気をつける?・・・
そんな反省なら、今まで幾度となく気をつけてきたはずでしょっ!
もっと具体的に、とるべき行動を考え、書き出しておきましょう。
例えば大問(小問)を終了ごとに、プラスマイナス符号が逆になっていないか、また英作文の時制は一致しているかなど、必ずどのタイミングで何を見直すか決めておきましょう。
反省②:何度もテスト勉強をしたのに間違えた問題について
テスト勉強で何度もしたはずなのに、なぜ間違えたのでしょうか?
できていたなら、解けないはずがありません。
何度もしたならば、勉強不足じゃないはずです。
きっとそれは君のやり方に問題があったはず。
なぜ解けなかったのか(書けなかったか)、問題を理解できていないかった理由を徹底追及してください。
あなたの勉強の仕方を、サッカーのゴールキーパーに例えるなら・・・。
もし右か左か、上か下か、どちらにボールが飛んでくるか分かっていれば、受け止めることができていた。
なら、どちらに飛んでくるか全く分からないことを想定して、練習(勉強)をしていなかったんじゃないですか。
あなたの勉強の仕方を、テニスプレーヤーに例えるなら・・・
前か後ろか、右か左か、跳んでくるボールに合わせて、個別に打ち返す練習(勉強)はしていたはずです。
でも、どちらに跳んでくるか先に予告なければ全く足が動かない、そんな実践(テスト)を想定しての練習(勉強)じゃなかったんじゃないですか。
きっとまじめにテスト勉強したはずです。なのに・・・
勉強の仕方として反省すべきは、そう!実践(テスト)を想定できているかです。
その練習問題を解いている時、例題もなく、他の問題をいっしょに出題された時、対処(解ける)できるかどうかにも焦点を当てて、勉強できていますか!。
教えてもらう分には理解できている、何か見ながらなら分かるで済ます勉強の仕方になっていませんか。
自分で、他の問題といっしょになっても、何も見ずに書ける(解ける)、それを見据えた勉強法になっていたか
学年末テストで間違った問題を今一度、見直しておきましょう。
反省③:不得意科目について
それは本当に不得意なのですか。
知らず知らず得意科目の勉強を優先させていませんか。
理科は苦手・社会は苦手、だからテスト発表よりも前(2週間前)から、勉強していたというかもしれません。
でも点数が悪いのなら、なぜにそれよりも以前に勉強をし始めなかったのでしょうか。
人によって勉強の仕方・暗記の仕方は違います。
教科書をまずしっかり見る人、ノートを優先させる人、問題集を活用する人、まちまちです。
正解はありません。
正解があるとすれば、今の(悪い)点数に納得することなく、どうすれば点数を上げれるか、そのためにどんな勉強をどのタイミングからすべきかを今のうちに決めておきましょう。
それをぜひ次回実践してください。
そして、高校入試は5教科ですから、新学期から不得意科目を無くすような勉強スタイルを意識してください。
自分で勉強の仕方を創意工夫するのです。
要領の良い勉強の仕方を自分なりに模索するのです。
それこそが勉強!
100%力を出すため、真面目に勉強に取り組むとはこういうことなのです。
新学期も頑張ってくださいね。
2024年03月18日 14:56