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子どもが自らの目標を達成できるように導く【子】【別】【志】【導】学習塾

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子どもに何度言っても、言うことを聞かない![和歌山市の個別指導塾イースクール]

小学生201012①

中学生Aさん:「塾長って、怒らないのっ!?」

私:「まあ、怒らへんなぁ」

Aさん:しみじみと、「でも、キビしいよねぇ」

 

家で、「片付けをしなさい」とお母さんに叱られたそうです。

感情にかませて怒られて、自分も腹が立ってきて、わざとやり過ごしたとのこと。

 

Aさん:「だって、どうせまだ怒られるだけだし」

 

また他にも、塾生の男子が部活の先生にかなり怒られ、先生が立ち去ってしまったのこと。

それからしばらくして、みんなで先生に謝りに行ったそうです。

熱血先生とよく聞いていましたが、私:「で、なんで怒られたの?」。

 

彼の応えは、結局その先生が何を言いたかったのか分からなかったでした。

 

このふたつ共通している点は、つい怒りにまかせ、ガミガミとやっちゃったところ。

でもその熱意が伝わるどころか、子供達には言わんとすることが全く伝わっていない。

これ読んでて、思い当たるふし、ありませんか?

こちらの目的は、怒りのはけ口でなく、あくまで実行させることですから、

私の経験則から言えるアドバイスは

①子供の目線(力量)にあわせ、話し(指示)をすること。

②決して感情的にはならないこと。

③言ったことは、必ず実行させること。

 

例えば、塾で宿題を忘れてきた子がいると、

一度目は大目に見ても、2度目は勘弁しない。

できるまで居残りか、帰って宿題をしてまた翌日出直し。

その際あくまで冷静沈着に当然とばかり、ただたんたんとさせること。

優しいようで、易しくない。

これがけっこう子供たちにはキビしく映り、堪えるそうです。 

子供が成長するにつれて、だんだん親のいうことなんて聞かなくなってきます。

口応えもするようになります。

それは幼い頃は子供が親に合わせてくれていたのであって、成長は小さな巣立ちです。

すごく自然なことで、自分も通ってきた道じゃないですか。

だから、親から見るといつまでも子供な子供に、少し合わせてあげてみてはどうですか。

日頃は和気あいあいでも、締めるところはビシッと締める。

イラッとしても、お互い何の得もありませんよぉ。

ぜひ、お試しあれ!

ゆる~く叱ってみてください。コスパいいですよ。

2020年11月11日 14:05

価値ある85点はどっち?[和歌山市の個別指導イースクール]

中学生200825④

定期テストも終わり、テストが返ってきた塾での一コマです。

数学で85点を取った塾生が隣どうし〔A君・B君〕にたまたま座っていました。

私は、T君だけ褒めてあげました。

なぜだかお分かりでしょうか?

実は、A君の前回のテストが60点代で、B君は90点代だったからです。

同じ85点でも、価値が違うと思いませんか。

A君の学力はふつうで、B君は「勉強のできる子」です。

勉強では日頃、T君の方が負けているわけで、本人たちも自覚しています。

学力〔勉強の勝ち負け〕は自然と子供たちは意識しているので、あえて私は点数による勝敗を表だっては塾生たちに求めないようにしています。

それよりも私は、彼らに永い人生の勝者を目指して欲しいと思っています。

そのためには目標を持って日々の勉強をコツコツと積み上げていくことが大切です。

そうして勝ち得たA君の85点は価値がありますし、片や秀才肌のB君の85点とは魅力が違いますよね。

私の指導方針を知っているB君も、私に褒められることを望んでいませんし、褒めたところで私への不信感になった思います。

B君は負けたと意識しているし、私は彼に、この負けの経験を次につなげ、「グッドルーザー」になるようアドバイスしました。

勉強に通じて、何事にも誠実に取り組むことを身に付ける。

そこに、勉強に勝ってもいい負けてもいい勝敗を通り越した、人生に負けないコツを学ぶ機会があると思いませんか。

2020年11月05日 14:17

2学期中間テストを終えて [和歌山市の個別指導塾イースクール]

中学生201018①
イースクールには現在、7校の中学に通う塾生がいます。
その中、2学期の中間テストがようやく全中学校で終了しました。
テストの結果は、5科目合計で450点(平均90点以上)を超えた塾生が数名いました。
逆に残念ながら平均点以下の塾生もいました。
勉強もスポーツと同じで、得意な子もいれば、不得意な子もいます。
でも、成績の良し悪しに関わりなく、どの塾生にも私(塾長)が求めることは、精いっぱい日々の勉強に取り組んでもらうことです。
だから塾生たちは、もちろんストレスも溜まるでしょう。
授業中、分からないからといって、答えを教えてもらって、終わりといきません。
テキトーな返事では問い返され、最終自分で答えを導く出すことを求めらます。
もちろん、宿題も個々に合わせて、しっかり出ます。
勉強が好きなんて子供は稀ですから、ストレス以外何ものでもないですよね。
でも、ストレスマックスこそが、精いっぱい勉強するということであって、そのストレスとうまく付き合えた子が結果、好成績を取りますよね。
そこで私は、せめて講師と塾生との関係は良好に保ち、居心地のよい環境を提供してあげれたらといつも配慮しています。
高圧的な指導は望みませんし、かと言って求めるものは高く。
時に笑いを、たまに半ベソ泣きにもなり、だからみんな塾自体は楽しく通ってもらえていると思います。
で、残念な成績になる一番の原因は、ズバリ『手抜き!』です。
その手抜き撲滅こそが、私に課せられた命題。
昨日、塾終わりの生徒が、こんなことを言って、帰っていきました。
生徒:「先生、宿題多すぎるわ。でも減らして言うても、どうせアカンのやろっ。もう早よ帰ろ!」
私:「よう、わかってるやん」(^O^)/
2020年10月28日 16:24

記憶力 向上法![和歌山市の個別指導塾イースクール]

中学生200825①

勉強は闇雲な努力するよりも、効果的な勉強法を知ることで、記憶力も飛躍的に改善させちゃいます。

でも、まず何よりも勉強をとことんする、絶対量は不可欠だよ。その上での対処法・・・

①環境に変化をつける。

いつも同じ場所、静寂な環境で勉強法するのは実は非効率。行き詰まったら、少し気分をかえてみる。

邪魔にならない音楽でも聴きながらとか、部屋をかえてみるとか、手順をかえてみたり、少し環境に変化をつけるだけで、だらけた脳を蘇らせてくれます。

②勉強時間を分散する。

集中力・暗記力を発揮するためには、一度に勉強するよりも分けてした方が効果的と言えます。

集中力を持続するための分散学習です。

だから一夜漬けは極力避けましょう。

定期テストのような学習範囲の広い長期間学習では、集中と分散、メリハリをつけることが最も効果的です。

暗記モノには集中力が大切ですし、その集中力を最大限継続させるためには、学習科目を分散させたり、時に休憩を。

そのためにも、早目のテスト勉強計画を立てようね。

③できない所を自己チェックする。

最善の定期テスト対策の勉強法は、学習中に自分で自分をテストすることを心がけてみよう。

英単語を暗記する場合、10回見ながら書き写すより〔視写〕も、5回視写して5回見ずに、思い出せない時だけ見ることで意識が暗記に向きます。

覚えているかどうかを自分でテストしながらの勉強が、点数アップのカギなんだよ。

効果的な暗記には、「覚える時間」と「試す時間」の比率を、2対3もしくは1対2するのが望ましい。

重ねて言うなら、自分の知識を確認する自己テストを、ぜひテスト勉強の中に意識的に随時織り交ぜよう。

特に、知らないことを知る事前チェックテストは、学習効率を高めてくれます。

この事前チェックテストをするだけで、できないところに意識が向き、事前に学習内容に触れることで、あとの勉強内容をより深く覚える手助けとなります。

そして、最高の自己チェックテストは、他人に説明してみること。

説明できることを想定して勉強法することこそ、もっとも効果的な自分のための勉強なのです。

2020年10月21日 15:07

成績不振と部活![和歌山市の個別指導イースクール]

中学生200825③

成績が期待するほども伸びないので、部活動をやめさせようと思う。

たまにこんな相談を保護者の方から受けます。

その答えは、『NO』です。

絶対にやめるべきではないと思います。

確かに部活を辞めれば、勉強する時間は増えます。

でも、何かに熱中するということほど、子供にとって価値ある体験はありません。

熱中する対象は部活だけではありません。

子供が熱中するものならば何だっていい。

もちろん、勉強ならなおさらよしですが。

逆に言えば、部活が熱中の対象でなく、ストレスとなっているならば、勉強のためにやめる選択肢もありでしょう。

熱中するという体験は、その子の将来、きっと助けとなり、よりどころとなるはずです。

熱中すれば困難も困難ではなくなります。

熱中するという面白さを体験することは、その子の自信となり糧となり、大人へと成長させてくれます。

努力を努力といとわず、そこに自然と問題意識や創意工夫が生まれます。

その思考回路を育むことこそが、学校の勉強(知識)なんかより、ずっと大人社会を生き抜いていく為に有用です。

それを経験してきたお父さん・お母さんなら、わかってもらえますよね。

勘違いしないでくださいね。

部活が一番とは決して言ってません。

やはり頭を鍛えるという意味で、勉強することが一番よいことです。

ただ言いたいのは、成績不振を理由に部活を止めさすことは得策ではないということ。

だって、辞めたからって、その子がその時間を勉強に充てると思いますか。

塾にでも行かせるのなら別ですが、きっとスマホやゲームの時間になってしまうでしょう。

文武両道、自信を持って二頭を追いましょう。

2020年09月28日 13:57

成績が上がらない一番の理由![和歌山市の個別指導イースクール]

小学生200629

成績が上がらないの一番の理由は、・・・『やる気』の問題ではありません。

えっ意外!って思っていませんか。

だって、やる気もないところに、「さあ、やるぞ!」と勉強できますか。

確かに、やる気は重要で絶対不可欠です。

でも、やる気なんて出そうと思っても、さっと湧き起ってくるもんじゃないですよね。

だから成績を上げるために、無理やり頑張ったり、前向きに取り組もうなんてする必要はありません。

では何もしなくて、どうすればいいのか。

実は、成績が上がらない人には、共通してわざわざしていることがあります。

それも気づかずにいるから、たちが悪い。

それは、ズバリ≪後ろ向き≫でいようとすること。

【後ろ向き】度 チェックリスト 

①できない・解けないが、当たり前になっていませんか

②わからないことに、慣れてきていませんか

③見る前・やる前から、「こんなの覚えられない」なんて思っていませんか

④すぐに聞けばいいやと、思っていませんか

⑤宿題をやらなくても、平気になってきていませんか

⑥ダラダラが、当たり前になっていませんか

⑦成績が悪いのに、なんとなく平気になってきていませんか

⑧勉強がキライだ・苦手だと、自分に言い聞かせたりしていませんか

⑨あいつはできるからなんて、思っていませんか

⑩どうせ自分はなんて、思っていませんか。

そして、『勉強は楽しくない』なんて、思っていませんか?

何も今さら、そんなの当たり前でしょ。

ほら!、君は今ギクってなっていませんか。

即刻、やめましょう。

「後ろ向き」は、絶対に厳禁だよ。

すべて頭からシャットアウト!

成績が上がる合言葉 『後ろ向きにならないように、頑張ろう!』

2020年09月23日 17:26

勉強をする理由の時流![和歌山市の個別指導イースクール]

中学生200825②

なぜ、学校で勉強するのだろうか?。

一番の理由は、いい高校・いい大学に行くため、そしていい企業に就職するため。

それは今も昔も変わりませんし、私もそう願う皆さんのお手伝いをしています。

それは前提、日本の現代社会もふまえてちょっとお話し。

今日、大学生が就職を望むような人気企業は、一部の高偏差値の大学を除いて、その大学ブランドで個人を評価しなくなってきています。

学歴は、就職の大きなセールスポイント、アドバンテージにはならなくなってきているのが現状です。

その理由は、仕事の出来る人物が、IT(情報技術)の目覚ましい進歩により鮮明に変化してきていたのが一因。

ひと昔前は、できる人間像とは、知識が豊富で計算が早い人でした。

でも、今はどうでしょう。

知識がなくても、また難しい計算も全てスマホを代表とするコンピューターがそれも瞬時に解決してくれます。

仕事に対する社会全体のニーズが既に見える形で変革してきており、これからもますますそのスピードは上がっていくことは明確です。

では、これからの社会で求められる人間とはなるにはどうすればいいのか。

ひと言で言えば、コンピュータではなく人間にしかできないこと、あなたにしかできないことを磨くことです。

もちろん小中学校の義務教育の勉強くらいは必須ですよ。

個人を磨くとは、不得意よりも得意を見つけ伸ばし、そして自分の好きなことをとことん取り組むことです。

例えば、野球が得意なら一生懸命することで、そこで培った努力とチームワークはきっと将来生きていますし、就職するにしても企業はそれをその人の人となりとして高く評価してくれます。

それが今の社会です。知識や計算だけの人間よりもよっぽどニーズは高い。

むしろ、自分で仕事を作ってしまうような人材を求めています。

じゃあ、一生懸命勉強しなくてもいいのか。

バカを言ってはいけません。

むしろすべきです。

但し、勉強する目的意識を少し変えてください。

それは問題意識を養うこと。

そして解決能力を身につけること。

何を問われているのか。

それを解くのに何が問題で何が必要なのか。

また間違ったならどこがいけなかったのか。どうすれば解決できるのか?。

実はこれら全て、私が塾で指導しているときに、塾生たちに意識的、もしくは無意識にさせていることです。

[自分で考える]

最初に戻ります。

なぜ勉強するか?。

これからの時代、いい企業に就職したいなどと考えない方がいい。

一流企業も潰れる時代です。

その一流企業もまた、そんな昔のような考えでいる人材を求めていません。

じゃあ、公務員は?。公務員も同じことです。

なりたい自分を意識してください。

子供の時なんて、あっという間に終わります。

大人になってからの方がよっぽど長い。

人生を楽しく生きていくために今必要なことを意識しながら、一生懸命勉強してください。

2020年09月13日 17:48

勉強できない子のそもそもの勘違い![和歌山市の個別指導イースクール]

中学生200825①

数学が苦手、社会が苦手と決まった科目でなく、総じて全科目で成績がよくない子には共通点があります。

また英語(国語)・数学(算数)の2科目とも得意な子は、他の科目もそんなに悪い点数はとったりしません。

そんな勉強のできる子とできない子の違いはなんだと思いますか。

それは小学生のころより培われる勉強に対する姿勢にあります。

勉強できない子は、すぐに「先生、わかりません」と答えを聞きたがります。

なぜだかわかりますか。

彼らにとっての勉強の仕方とは、[わかる問題を解くこと]にあるのです。

だから、[わからなければ先生に聞けばよい]のです。

これを読んで、当然のことだと思う保護者の方、お子様の成績の伸びに悩んだりしていませんか?。

大切なポイントですが、勉強とはわからない問題に突き当たってから始まるのです。

できる問題を解くことではありません。

問題を解きながら、分からない問題をまず見つけ出すことです。

勉強のできない子はここまでの作業が勉強することだと勘違いしているのです。

勉強とは、わからない問題に遭遇した時、そこからまず「自分でよく考える」ことにあるのです。

私の塾の壁にもデカデカと貼ってあります。

【わらかないという前に、もう一度よく考えよう(まずはしっかり自分の頭を使う)】。

小学生のうちの大切な教育とは、公式を教えることよりも、「わからないことに放っておかず、それに不安を思い、自分で考えてみる」という意識を身につけさせてやることだと私は思います。

実際、私は小学生の塾生たちには、知らないことに好奇心を抱かせ、知る楽しみを感じてもらうように指導しています。

これができていれば、小学生のうちから遊びや習い事を我慢してまでガンガン勉強しなくても、また公立中学校で文武両道であっても、自然と偏差値の高い高校受験を目指すようになりますね。

(他)塾には行っているのに成績不振、それで私の塾に移ってくる子が少なからずいます。

そんな中、私のいう勉強意識がある子どもは、すぐに成績をあげてくれますね。

でも、この意識を全く持てていない子は、先にいう勉強できない子であって、公式や解き方を教えることよりも、まずはこの意識自覚を改めさせてやらないことには、なかなか成績が伸びてきません。

他塾に通っていて成績が伸びなかった子に最初指導した時は決まってみんな、さもよくわかったというように頷き、うんうん言ってくれます。

でも実情は、自分ではなかなか解けず、本人も首をかしげてます。

もう理由はおわかりですね。

2020年09月02日 16:03

国語が苦手な子へのメッセージ![和歌山市の個別指導イースクール]

小学生200803①

そもそも国語力ってなんだろう?。

文章を読む力。

だから本を読むといい。

こんな意見が聞こえてきそうですが、これでは国語の成績は上がりません。

あまりにも漠然としすぎ、実際何を意識し実践すればいいのか見えてきません。

そんなみなさんはこぞって、国語ってそもそもなんであるかってことを忘れているか、あるいは知りません。

国語というのは、言い換えれば『言葉』ともいえます。

その言葉はなぜあるのですか。

相手に自分の考えを伝えたいからです。それが国語です。 

そして、相手に自分の気持ちをしっかりと効果的に伝える方法として、大きくわけ3つの法則があります。

①【言い換える】具体的な例を添えたり、逆にポイントをまとめてすっきり述べる

②【比べる】よく似たもの、全く違うものを並べて、比較してみせる

③【なぜをたどる】なぜそうなるのかを、原因・理由を整理して述べる

これら3つをうまく活用し話したり書いたりすることで、相手を説得し、なるほどと納得してもらえます。

だから、作文の上手な人は国語力があるとも言えます。

国語の成績を上げるには、どんな問題集をやるよりもまず先に、これら3つの言葉(国語)の原則があることをしっかりと分かっていなければなりません。

私の塾でも夏休み以降、高校入試の国語に備え、文章題の読解テクニックを指導する特訓講座を組んでいますが、必ずまず最初に塾生たちには、文章を読む前に、国語(言葉)とはこの3つの法則からなっていることを意識付けします。

それだけでも、見えてくるものが全然違ってきます。

ただ漠然とか見えなかった問題が、何を問おうとしているのかはっきりと解るようになってきます。

だって、国語の問題なんてほぼ全て、これら3つ法則の問いかけなのですから。

これを読んでそうなんだと思えただけで、君の国語の実力10点アップしましたよ。

マジで!

2020年08月22日 19:14

ホントのやる気!?[和歌山市の個別指導イースクール]

中学生200622②

やる気はあるのに、成績が伸ない。

そんな子供たちは、≪やる気≫とは何なのかを全く誤解しています。

彼らの≪やる気≫とは、塾に通えばよい、机の前に座ればいい。

間違った認識ですね。

だから、難しい問題に突き当たると、すぐわからないと言う。

おちつきもありません。

彼らは、考えるとはどういうことなのか、集中するとはどういうことなのか、理解していないのです。

だって言われてとおり、真面目に≪やる気≫を出して、やっているわけですから。

つまり、彼らにとってのやる気とは、分からない・知らない問題に突き当たるまでにあって、その先にはないのです。

まさかと思いますが、そんなもんですよ。

頭を使う(考える)前に、『先生、わかりません』ってよくいう子いるでしょ。

それです。

そして、『ちょっとやる気を出して、考えなさい』というと、やる気の本当の意味が分からないから、当然じっと黙ってしまいます。

これって残念ですが、彼らばかりのせいでなく、周りの大人がその真相に気づいてやれなかったことにも大きな一因がありますよね。

小学生の低学年のような早い時期ならまだいいですけど、中学生にもなるとその悪習【間違ったやる気】が完全に身についちゃっていますから、【本当のやる気】とはどういうことなのかを口頭で説明してやっても、なかなか理解してもらえません。

それを理解させるためには、日々の塾での学習の中で、≪やる気≫とは何なのか体験させ、「これがやる気なんだよ」と指摘し、意識させてやるしかありません。

勉強を教えることが塾指導ですが、こういった勉強の仕方もを教えてやることが個別指導に求められていることだと思っています。

私の塾の壁には、こんなスローガンが大きく掲げられています。

『わからないという前に、もう一度よく考えよう!』 。

≪やる気≫とは、まさに考えること、覚えようとすること。

知らない問題・分からない問題に出くわす時から、≪やる気≫が始まります。

自分で辞書を引く例題を見るなど、「先生、わかりません」と言う前に、自分でできることってありますよ。

今自分は何をしたらよいか、考えることこそが、やる気であって、勉強ですよね。

「先生、わかりませ~ん」がホントのやる気スタートなのです。

それを日々の塾学習の中で、身を持って分からせてやらないといけません。

勉強できる子に方程式を教えてやることはホントたやすいことですが、≪やる気≫を教えてやることって、ほんと一筋縄ではいきませんよね。

でも、自分で解ける・できる体験を積ませていくうちに、クセで「先生、わかりません」と言った時、私が睨(にら)みつけるやると、その子は苦笑して「自分でね」なんて言いながら≪やる気≫をみせてくれますよね。

2020年08月16日 20:05


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