国語(現代文)が苦手な子の勘違い![和歌山市の個別指導イースクール]
文章なんて、感じままに読めばいい。
人によって受け止め方が違うわけだから、答えがひとつなんておかしくないか。
なんてところが、そもそも間違っています。
だって、文章として書いてあることが、人それぞれで解釈の仕方が違ったりすると、社会(世の中)が成り立ちませんよね。
言わば国語とは、どうやって言葉を使い、考えや気持ちを正確に知り伝えるかという勉強のことです。
だから、答えはひとつじゃないと困るわけです。
国語(現代文)の問題は、あなたが文章を読んで、どう感じたのかなんて、全く聞いていないのです。
むしろ文章問題を解くときに、あなたの考えや気持ちなんて一切はさんではいけません。
じゃあ、何が問われているのか?
さっきに言いましたよね。
国語の勉強とは、どう文章を書けば(話せば)、言いたいことを正確にわかりやすく伝えられるか、その方法を学ぶこと。
例えば、そんな方法・法則って・・・・
◆言葉を使い分かられるか
①くわしく言い換えてみる。逆にまとめて言い換えてみる。
②何かと比べてみる。
③原因と結果を整理してみる。
これを聞いて「なあんだぁ、それだけ」って思うかもしれませんが、これがまさに重要!
国語が苦手な子は、この重要性をちゃんと認識できていませんし、重要だとも思っていません。
だから、彼らが話すことは友達や周りの人に正確に伝わらっていないし、かといって本人は伝わっていると思っています。
◆文章をうまく組み立てられるか
①段落わけ:言いたいことは、文の先と最後に書く(言う)。
②段落内:同じく、言いたいことは、段落の先と最後に書く(言う)。
③そのための接続語(繋ぎ言葉)を性格・使い方をちゃんと知る。
◆問題・出題者の意図を知る。
国語(現代文)のあらゆる問題は全て、あなた(解く人)が上記の法則をちゃんと分かっているかどうかを試しているだけ!
これを読んで、君が「あっ!そうか、そうなんだぁ」と思えただけで、国語の苦手が解消されてゆくはず。
【↑明日、中3生を対象に、国語の高校入試受験対策を行うのですが、冒頭で私(塾長)が話さそうと思っていることです】