公立中高一貫校へ入学後の油断禁物![和歌山市の個別指導イースクール]
この記事を見ている多数が、お子様が中学受験をされる保護者の方だと思います。
まさにその方々には、ぜひ聞いておいて頂きたい。
と前置きしておいて、大したことを言うわけではありません。
でも、絶対軽視しないでください。
中学受験をされる子供のほとんどが、本人の意思というよりも、自分の子供の将来を考えて親御様の希望からスタートしたことだと思います。
その意思に乗っかって、早ければ小学生の低学年から塾にも通い、6年生にもなると、家族一丸となっての受験ではないでしょうか。
さて念願叶って無事、公立中高一貫校へ合格からの話しです。
悲しいことに、高校受験など比ではない倍率を突破した粒揃いの賢い子ばかりなはずなのに、必ずと言っていいほどどの学校・クラスにも『落ちこぼれ』が出てきます(言い方が悪くてすみません)。
それはなぜでしょうか?
一番の原因は、長年志望の中高一貫校に入学してしまうと、高校受験もありませんし、つまり大学受験まではるか先ですので、全く油断してしまうからです。
本当に注意してください。
これは子供に向けての言葉ではありません。
そう、保護者の皆様に向けてものです。
親に押されて中学校に入った13才の子供たちに、大学受験を意識しろだなんて全くの論外。
お父さん・お母さんでさえ、まだまだそんなこと気にしていないはず。
誤っていけないのは、『高校受験がないから安心』だという発想です。
これって、逆に解釈すると、勉強しなくていいということですよね。
「いやいや、そこまでは思っていないよ」と言うかもしれませんが事実、落ちこぼれが出るというとは、勉強しなくなったということです。
では、なぜこういうことが起こるかというと、中学受験の頃は、家族総出で子供を応援し支援していたわけですが、中学に入ったら「やれやれ、ひと安心」と子供の勉強への関心がパッと知らずに消えてしまうからです。
それって子どもたちにとっては、親が故意的ではなくとも『今までここまでいっしょにやってあげたのだから、あとはお任せね』と言われているものです。
どうしていいのか、わからなくなるのも当然。
では、どうすればいいのか?
カンタン!
子どもの勉強への関心を今までどおり、いや今まで以上に持ってやってくださいね。
テストの成績の良し悪しでなく、しっかり日ごろからサポートしてあげてください。
くれぐれも塾任せにならないように。
もう一度言います。
必ず、落ちこぼれが出てきます。