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子どもが自らの目標を達成できるように導く【子】【別】【志】【導】学習塾

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自分に合った勉強法の見つけ方!《後編》

中学生250916①
【前回の続き】
次に②にいる人(平均点~80点)、基本は出来ているのにって人ですね。
学習内容の定着を図るため、いつも演習問題に頑張って取組んでいると思います。
①の段階の人(平均点以下)は基本も応用も区別していないと言いましたが、②の人でも実は全く同じことが言えます。
ただ問題をいっぱいすればいいとだけではダメ!
できた問題とできなかった問題をちゃんと区別していますか。
そして、正解した問題であっても、理解してできた問題と、偶然できた問題をちゃんと区別していますか。
さらに、偶然できた問題は後日、素早くできるようになっているか再確認していますか。
この一連の作業がすごく大切であって、③(80点以上)に移行するステップとなります。
これらの仕分け作業と実践ができずして、応用(難関)問題に取組む必要もありませんし、やっぱり①同様に非効率的で無駄と言えます。

最後に③にいる人(80点以上)、90点は取れても、95点以上が取れない人ですね。
日頃より頑張って、演習問題をこなし応用問題にも取り組んで、いわば勉強の仕方が分かっている人なはずです。
じゃあ、この上に何をすればいいのか?
今の勉強法は決して間違っていませんので、その上にさらに精度・効率を向上させる工夫を自分なりにしてみる必要があります。
自分なりと言いましたが、③の段階の人なら、③の段階の人だからこそできるはず。
例えばテストの日・範囲からの逆算した勉強計画、それを考慮すると、授業中の過ごし方にも影響してきます。
学校の授業は《定期テストの下ごしらえ》、これは①②③どの段階であっても同じことが言えますが、その重要さの感じ方が違うはずです。
教科書や用語の暗記は授業中から始まって、授業の不明点もその日のうちに解決します。
それに勉強の基本は《繰り返し》です。
経験上、きっと熟知していることでしょう。
2回・3回と繰り返すことは大切ですが、何回目かによってその確認内容と方法も違ってくるはずです。
自分なりの『復習力』をアップさせていきましょう。
最後に100点を取れる人は、100点を取る勉強法をしているのではなく、実は120点を取る勉強法を日々創意工夫しています。
例えば彼らは、凡ミスを凡ミスと片づけてしまったりはしていません。
テストで満点とれるのは、ただ100点以上がないだけ!
2025年09月30日 15:35

自分に合った勉強法の見つけ方!《前編》

中学生250916②
成績を大きく分けると、
①平均点までの人 ②平均点~80点までの人 ③80点以上の人
となりますが、みなさんはどれに当てはまりますか。
ただどの成績(ランク)の人でも共通して言えるのは、毎回だいたい同じくらいの成績を取ることです。
①の人は次のテストでも①であって、②の人でも③の人でも同じ傾向です。
今回たまたま②が③になったり、③が②になったりしても、その次には元と同じランクに戻ります。
それはなぜかというと、①にいる人はいつも①にいる勉強法しかしていないから。
②にいる人であっても同じことで、③になるための勉強法をしていません。
③の人でも、100点を取れない人なら、やっぱり100点を取れる勉強法をしていないのです。

ではどうすれば上位のランクに移行できるか、順番に見ていきましょう。
まず①にいる人は、きまって基本問題(基礎や重点事項)を大切にしていません。
それらと演習問題(繰返し・定着)、ましてや応用問題をも混ぜごちゃにして、取り組んでしまっています。
基本を確認・理解できなくして、演習問題(積み上げ・応用)をしても全く意味がありません。
問題を解いて間違ったところ、赤ペンで正解を書き込み、それで済ませてしまっていませんか。
それよりも基礎(問題)の内容をじっくり理解して、しっかりと身に付けることが重要です。
ただ次から頑張ると言って、闇雲に問題集に取り組むのでなく、
それこそ学校の授業やノート、教科書テキストの重点事項を今一度大切にしてみましょう。
でないと、絶対に②の段階に上がることはありません。
【次回に続く】
2025年09月17日 15:51

成績を上げる主体性とは?!

小学生250804②
ゲームをすると楽しいのはなぜだろう?
知らなかったことを気づいたり、新しいことができるようになったりするからではないでしょうか。
いわゆる、これが【学び】の本質です。
人の学習能力を最大限に引き出す要素がここにあるはずです。
でも実はどのゲームにも既に結果は準備されており、予定調和のストーリーから絶対逸脱することは決してありえません。
それを分かっていてもゲームしていると何か創造性を感じ、わくわくしちゃいます。
でも、学校の勉強になるとどうでしょうか。
成績が上がらない子はきまって、「勉強はつまらない」と感じています。
どの問題にも既に答えが準備されていて、その計画性から外れることはありません。
勉強というものは全て準備され整理された体系であることを、生徒たち(学ぶ側)はもちろん先生(指導する側)も、不幸にも潜在的に十分認識してしまっています。
実のところ、勉強がつまらない理由はそこに隠されているではないでしょうか。
勉強は本来《学び》のはずなのに、全くの創造性欠如!
成績が上がらない子にとって勉強は、「あっ、そうか!」・「やったー!」を感じることがないのです。
あれ?なんかおかしくありませんか。
お気づきですか?
先に述べましたが勉強もまたゲームと全く同じく、予定調和のストーリーから絶対逸脱しない世界観にあるはずなのに。
違いは、「あっ、そうか!」・「やったー!」を感じることができるかどうかだけ。
なら勉強の中でもいや勉強の中でこそ、知らなかったことを気づいたり、新しいことができるようになったりもし、【た・の・し・い】と感じれるはずです!
今目の前の問題(ミッション)を解いてみて、「やったー、出来た。僕ってあたしってスゴイじゃん!」って感じれていますか。
学ぼうとする意識(主体性)は、子供任せにするのなく、大人もともに築きあげ、育てていくものだと思います。
家庭でもゲームしている時も、学校(塾)で勉強している時も。
2025年09月01日 14:55

小学算数ですべきこと!

小学生250804①
小学低学年までは基礎的な計算ばかりでしたが、4年生をなってくると少し難しくなってきます。
かといって、まだ大層に文章問題を読み解くっと言ったほどでもありません。
与えられた情報を丁寧に正しく処理できるか、その能力を身につける第一歩の段階です。
でもこの時期にどのように算数に向き合うかが、その後の算数(数学)の取組みに大きく左右してきます。
例えば4年になると、割り算の筆算であっても、3桁÷2桁や4桁÷3桁などと複雑になってきます。
九九をしっかり覚えて、正確に繰上げ計算(足し算)・繰下げ(引き算)が出来ないと、正解にたどり着けません。
逆に言えば、一つ一つを丁寧に計算することで、必ず正解を導けます。
ここで身につけるべきことは、学習内容として計算方法もそうですが、
実はそれよりも《一つ一つを丁寧に計算することで、正解を導け出せる》という認識を植え付けることです。(ポイント1)
もう一つ例を挙げてみましょう。
問題文に『合わせる』と書いているだけで足し算を使ったり、『分ける』と書いているだけで割り算を使う子がいます。
でもたった一行の問題文であっても、元の数を求められる場合は、『合わせる』であっても引き算になるし、『分ける』であってもかけ算になるわけです。
足し算(わり算)を学習しているから足し算(わり算)ではなく、
《たった一行の問題をちゃんと読み、内容を想像してみる》、このちょっとしたクセをつけることこそが、算数の基礎能力なのです。(ポイント2)
ポイント1・2、どちらも教科書に書かれた学習内容ではありませんが、算数の基礎となる本質です。
この育成を疎かにしていると、例えば中学になってから数学を勉強し出しても、必ず伸び悩みます。
理由はカンタン、《なんとなく》・《テキトー》では通用しなくなってくるからです。
数学の正解は一つだけですから、プラス・マイナスが違っただけ間違ってしまいます。
ですからポイント1・2の大切さを知り、しっかり身についていないと、
間違った問題をやり直しても《テキトー》ですからまた間違うし、悪いことにそれでも凡ミスとばかりに全然平気です。
逆にポイント1・2が自然と(無意識に)実践できている子は、例え間違っても、ちゃんとやり直し、自分のモノにします。
小学生の内に身につけておくべきことは、ポイント1・2のとおり、ひとつひとつを丁寧に取組む姿勢そのものです。
それって結局、算数ばかりか全教科にも通じ、ひいては後々の社会に出てからも大切なことなる初歩ですよね。
実際に直面した問題を自分で処理できるかということありますが、人から信用を得、頼り頼られる関係を築けるかという意味でも。
2025年08月12日 15:36

算数の文章題が苦手な根本的理由!(後編)

中学250525②
では、具体的な文章題の例を挙げてみましょう。
①6こ減って、30コになりました。いくつありましたか?
 答えは、30+6 で36こですが、30ー6 で24コと誤答する子もいます。
 間違った理由は、問題に「減る」と書いてあるから、引き算を使ってしまうからです。
②10コずつ5人で分けました。いくつありましたか?
 答えは、10×5で50コですが、10÷2で5コと誤答する子もまたいます。
 間違った理由は、問題に「分ける」と書いてあるから、割り算にしてしまったんですね。
これって、国語力(読解力)というよりも、ちゃんと考えるクセ付けができているかどうかだけのこと。
このちょっとしたクセ付けがすごく重要で、のちのちの高学年・中学になった時の成績(学力)に大きな影響を及ぼしてしまうのです。
ウチのコはそこまでは・・・なんてというかもしれません。
じゃあ、この文章題を解かせてみてください。
③1mの値段が200円の布があります。では、2mでは?
 答えは400円ですが、100円という答えなら全く考えていない証拠ですね。
これは正解して当然だとして、これならどうですか?
④1mの値段が350円の布があります。では、2mでは?
 答えは、350×2で、700円。
⑤1mの値段が200円の布があります。では、2.5mでは?
 答えは、200×2.5で、500円。
③ならできても、④や⑤の問題はできない子が多数います。
これは、③の問題をちゃんと理解(想像)できていない証拠です。
国語力とか読み解くとか以前の段階での話しです。
小学校のうちから、ちょっとした考える力・想像するクセを養ってやることがほんと大切なのが分かってもらえたでしょうか。
2025年07月22日 11:40

算数の文章題が苦手な根本的理由!(前編)

中学250525①
小学生4年生以降になってくると、単なる計算問題は減り、四則を使った文章問題が多くなってきます。
するとそれに伴い、それまでは算数が得意だったのに、苦手になってしまう子も増えてきます。
それがきっかけで、塾に子供を通わせる方が多いです。
保護者の方からよく耳にするのが・・・
「ウチの子は算数の文章問題が苦手みたいで、国語力がない」と仰います。
でも、実のところはそうではありません。
私がこれまで見てきた文章題の苦手な子の大半は、決して国語力(読み解く力)がないわけではありません。
単に算数の勉強として、機械的に計算問題しかしてこなかっただけで、その割に文章題を解くようなことをさほどしなかっただけなのです。
もちろん文章題の勉強もしたでしょうが、、足し算の計算問題の最後にちょこっと付録的にしただけのこと。
足し算の計算問題の最後の文章題は当然足し算であって、考える必要なんてありません。
引き算・かけ算、割り算であっても同じことです。
なぜその四則を使うのか、深く考えるような指導に時間を割くようなことはしてこなかったわけですから、算数(文章題)が苦手になってくるのも当然の結果ですよね。
実際に、小学生のうちの算数の文章題なんて、大して国語力(読解力)が必要とされるようなものなどありません。
必要なのは、ちょっとした【想像力】だけです。
ほんとそれだけです。
でも残念なことに、それさえもできていません。
というよりも、《ちょっとした文章に想像力を働かせることがすごく大切だ》とはいうことを、くどくしっかりと教わっていないのが大問題だと思います。
だから、ちょっとしたことなのに、カンタンな絵図を書いて考えてみたりすることが苦手な子が多いですよね。
(次回につづく)
2025年07月22日 11:40

#子供の躾(しつけ)の在り方 (4/4)

中学250527②
では、子供たちに必要な能力とは何なのでしょうか。
それは正に、自分で自分を躾ける能力です。
大人・子供分け隔てない個人の尊重が求めらる時代です。
自分で好きことを自らするしかありません。
その中にはしたくないならしない。
やらないという選択もあるわけです。
すべて一個人として自由です。
つまり誰からでもなく、自分で自分を律する能力が必要とされるのです。
自分で自分を律するなんて、大人でも難しいことなのですが・・・。
そう言った意味で、これからの将来の子供たちにとっては、昔よりもかわいそうな時代になってしまうかもしれません。
子供達にとっての、大人の存在価値も問い直されるでしょう。
彼らにとって昔で言うなら【師匠】的な存在(今風で言うなら【寄り添ってもらえるメンター】かな)に出会えたら、どんなに幸せなことでしょうか。
2025年06月13日 11:40

#子供の躾(しつけ)の在り方 (3/4)

中学生250527①
では体罰無しで、どうやって子供を躾けてゆけばいいのでしょうか。
よく言われるのが、叱るのでなく、褒めて伸ばしてやる。
しかし実際にはその褒めるしても方法テクニックがいりますし、すぐに目を見張る効果が出にくいも事実です。
褒めることで子供達に何かしらの改善を促すわけですから実際には容易ではありません。
なぜなら褒める内容とタイミングを彼らにジャストミートしないと、なかなか心には刺さりにくく、効果薄となり躾けるとまでは至りません。
ほかに方法として勉強なら、問題を解いたり単なる知識を増やすというのだけでなく、その過程でできるようになる楽しさや知らなかったことを知る喜びを味合わせてやる必要があります。
それもこれも彼らの心に少しでも響かせる必要がるからです。
時には共感することで寄り添い、逆に何がいけないのか冷徹に説き突き付けたりもします。
そうして労力を要しながら最終的に、子供達の自主性を促てやる必要があるのです。
しかし、いくら教育する側が一生懸命であっても、それを受ける側の子供達の感受性に温度差があるも事実。
それでも昭和の頃なら無理やりに全員一律、強制的にやらせたりもしたのでしょうが、今はそうではありません。
広い意味で不登校問題など含め学校教育の場でも、最終的(根本的)に子供を一個人として尊重することが重視される時代です。
極端に言えば、イヤならやらなくてもいいわけです。
無理強いは厳禁、今はそれが常識です。
極論的にはそう遠くない将来、子供の好きにやらせてやる世の中が到来するでしょう。
子供達に、親が先生が今のような躾け・教育をすることは、ますます難しくなっていくはずです。
では、子供たちに必要な能力とは何なのでしょうか。
(次回に続く)
2025年06月03日 18:11

#子供の躾(しつけ)の在り方 (2/4)

小学生250521②
しかしです。動物の世界ではどうでしょうか。
親が子供に生きていくための知恵を授けるため、また命を守るために、時に噛んだり叩いたりして躾ける姿を見受けます。
そうやってその子たちは物事の良し悪し生きていくすべを覚えていくのも事実です。
これこそがあってはならないはずの、本来あるべき体罰なのです。
動物は人と違い話すことができないから体罰もありなのだというかもしれません。
でも命にもかかわることを身を持って躾けるなら、例え話せたとしても即効性ある体罰を施すでしょう。
動物の親が子を即座に体罰をもって躾ける姿を見れば純粋な愛を思えるし、言葉じゃない気がします。
私が、体罰は必要悪だと述べたのは、こんな親子の愛が介在した体罰のことであって、暴力や虐待とは一線を帰すものです。
でも人間社会の仕組みとして令和の現在、体罰の良し悪しを見極めるのは無理でありますので、体罰そのものを全面禁止してしまうのは必然となっています。
では体罰無しで、どうやって子供を躾けてゆけばいいのでしょうか。
(次回に続く)
2025年05月28日 13:14

#子供の躾(しつけ)の在り方 (1/4)

小学生250521①
私たちの子供のころ、躾(しつけ)と言えば、体罰がつきものでした。
悪いことをすれば当然のように殴られましたし、良くない習慣を直すのにも体罰が使用されたものです。
だから当時の子供たちはその痛みや苦痛を受けたくないがために、行い・素行に自ら気を付けるようになり、強制的に身に付けました。
それが家庭でも学校でも普通の光景であって、躾けであり、よく言えば愛のある体罰です。
そんな当時の経験をしてきた私としては、個人の率直な見解を明かすなら実は、躾けとしての体罰を全否定はしません。
躾けと称しての体罰はもちろんよくないことですが、一方で速効的に効果を見込めるのも現に体験しています。
子供(躾けられる側)とっては苦痛はもちろんのこと、否応なしの無理やりであり、全く個を無視されているわけですから、それを敢えて言うなれば必要悪です。
体罰が必要悪だなんて、今の世の中全くナンセンスなのは分かっています。
だから体罰を容認すると言いたいのでは決してありません。
体罰が当たり前の昭和から、体罰などあってはならない令和、その過渡期を平成とするならばその時期・・・
教育という名のもと、ただ先生や親の鬱憤を晴らすがための理不尽な暴力や虐待が正当化され、そんな躾けと称する体罰が横行していたことが表面化してきた時代です。
子供の人権を全く無視するような行為は社会的に決してあってはなりませんし、許されることではありません。
しかしです。動物の世界ではどうでしょうか。
(次回に続く)
2025年05月22日 14:49


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