#子供の躾(しつけ)の在り方 (3/4)

よく言われるのが、叱るのでなく、褒めて伸ばしてやる。
しかし実際にはその褒めるしても方法テクニックがいりますし、すぐに目を見張る効果が出にくいも事実です。
褒めることで子供達に何かしらの改善を促すわけですから実際には容易ではありません。
なぜなら褒める内容とタイミングを彼らにジャストミートしないと、なかなか心には刺さりにくく、効果薄となり躾けるとまでは至りません。
ほかに方法として勉強なら、問題を解いたり単なる知識を増やすというのだけでなく、その過程でできるようになる楽しさや知らなかったことを知る喜びを味合わせてやる必要があります。
それもこれも彼らの心に少しでも響かせる必要がるからです。
時には共感することで寄り添い、逆に何がいけないのか冷徹に説き突き付けたりもします。
そうして労力を要しながら最終的に、子供達の自主性を促てやる必要があるのです。
しかし、いくら教育する側が一生懸命であっても、それを受ける側の子供達の感受性に温度差があるも事実。
それでも昭和の頃なら無理やりに全員一律、強制的にやらせたりもしたのでしょうが、今はそうではありません。
広い意味で不登校問題など含め学校教育の場でも、最終的(根本的)に子供を一個人として尊重することが重視される時代です。
極端に言えば、イヤならやらなくてもいいわけです。
無理強いは厳禁、今はそれが常識です。
極論的にはそう遠くない将来、子供の好きにやらせてやる世の中が到来するでしょう。
子供達に、親が先生が今のような躾け・教育をすることは、ますます難しくなっていくはずです。
では、子供たちに必要な能力とは何なのでしょうか。
(次回に続く)
2025年06月03日 18:11