#子供の躾(しつけ)の在り方 (2/4)

親が子供に生きていくための知恵を授けるため、また命を守るために、時に噛んだり叩いたりして躾ける姿を見受けます。
そうやってその子たちは物事の良し悪し生きていくすべを覚えていくのも事実です。
これこそがあってはならないはずの、本来あるべき体罰なのです。
動物は人と違い話すことができないから体罰もありなのだというかもしれません。
でも命にもかかわることを身を持って躾けるなら、例え話せたとしても即効性ある体罰を施すでしょう。
動物の親が子を即座に体罰をもって躾ける姿を見れば純粋な愛を思えるし、言葉じゃない気がします。
私が、体罰は必要悪だと述べたのは、こんな親子の愛が介在した体罰のことであって、暴力や虐待とは一線を帰すものです。
でも人間社会の仕組みとして令和の現在、体罰の良し悪しを見極めるのは無理でありますので、体罰そのものを全面禁止してしまうのは必然となっています。
では体罰無しで、どうやって子供を躾けてゆけばいいのでしょうか。
(次回に続く)
2025年05月28日 13:14