やる気を効果的に発揮する方法!(2/2)

では、『やる気』=自分で解けるようになるためにはどうすればよいのでしょうか?
それは、知らない初めての所に行く時と全く同じ感覚です。
最初は誰かといっしょに伴って行き、行き方を教えてもらうはず。
次は自分で地図を見ながらでもひとりで行けるようになる。
最後は、地図も見ずともひとり行けるようになる。
ここでの「やる気」の向きは、学校にたどり着くいうことですね。
これを勉強に当てはめると・・・
まずは『やる気』の向き!
今、何を求めようとしてのか、ゴール(正解)をはっきりと意識する必要があります。
その上でしっかりと集中して、先生の説明(目的地へのたどり着き方)を聞く。
次は、先生に教えてもらわなくても、例題(Googleマップ)を見れば自分でも解けるようになる。
最後は、何も見ずに(自分の頭の地図を頼りに)、正解を導き出せるようになる。
『やる気』のベクトルが反れているダメなパターン!
◎分からなければ、いつでも教えてもらえばいいという気持ちがある。
→最初から行き方(道)なんて覚える気がないということですね。
◎分からなければ、何かを見ればいいやという気持ちがある。
→まだマシな方で、何か(地図)を見れば、行き方がわかる(解ける)ことを意識して勉強できている。
でも、これでも、テストでは解けない。だってテストでは何(地図)も見れないから。
◎最悪なのは、他人まかせで目的地さえ意識していない場合。
→今、何をしようとしているのか(ゴール)さえ意識していない。
なんとなく勉強している、これは考えているようで実は考えていないのと等しい状態です。
これこそ、やる気はあるつもりなのに、やる気がないと言われる根源!
■まとめ・・・
『やる気』とは
【大前提】今、目の前の紙の上で何をしようとしているのか、ゴールをちゃんと認識しておく。
やる気① まずは見本や手本の内容をしっかりわかる必要がある。
そのために、素直にしっかり説明を逃すことなく聞かなければならない。
やる気② 何かを見れば(調べば)、一人でもできるようになる必要がある。
そのために、ひとつひとつ自分で納得できるように丁寧な作業を心がける必要がある。
やる気③ テストで使える(役立つ)にため、繰り返す必要がある。
そのために、頭に残しておくことを目的(意識)としない、演習・復習・宿題は全く無意味。
【留意点】言われたこと出されたことをなんとなくこなしているだけでは、その分だけせっかくの『やる気効果』が減退してしまう。
2025年01月22日 14:11