子どもが自らの目標を達成できるように導く【子】【別】【志】【導】学習塾
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新学年になって、最初の定期テストの時期ですね。親として、子の成績がどんなもんか気になる時期でもあります。
さて、保護者の方が塾に求めている一番は、なにはともあれ、『子供の成績が上がり、志望校に合格すること』ですね。子供が入った塾で、学習意欲がわき、しっかり勉強する習慣がつけばと願うわけです。
でも、どこの塾がいいかなんてわからない。だから、手っ取り早く、合格実績の良い塾、または友達が通っている塾を選んじゃうのが、だいたいみんなそんな感じじゃないでしょうか?。でも、それって言い換えれば、かなり乱暴で、塾が子供に合っているかなんて完全無視ですよね。確かに、どの塾も子供に合せてくれ、面倒を見てくれます。但し、よくできる子には特に。だからこそ、親が我が子にしてやれることとして、最初の『塾選び』は案外大切なのではないでしょうか。
『塾選び』のコツです。
まず、塾には大きく分けて次の3つのタイプがあることを認識してください。
①成績優秀者を対象に、より学力を高めて上位校への入学を目指す進学塾
②学習不安を払拭して、充実した学校生活を実現する補習塾
③成績不振者の学習意欲を高め、学習生活を支援する救済塾
次に、子供の性格や学力・学習状況によく考慮し、塾への期待を明確にして、どのタイプが適してるかを見極めてから、塾にアプローチすればよいでしょう。勘違いしてはならないのは、③のタイプの塾だと、偏差値の高い学校にはいけないというわけではありません。どのタイプの塾でも、子供にしっかり合っていれば、成績もグングン伸びていきます。入り口として、どの塾が適しているかということが、子供にとってすごく重要なのです。
実際に、塾に出向き、塾長と話をしてみれば、子供との相性がよくわかるはずです。多少手間ではありますが、ぜひそうしてあげてください。するとおのずと、どの塾が、かわいい我が子に合わせて、勉強をしっかりと見てもらえるかがわかってくるはずです。
そうです。自分の子供のことを一番思っているのは、おウチの人、あなたしかありません。その塾の方が、保護者の方としっかり思いを共有できるかも大切ですね。
受験勉強のコツをアドバイスする後編!
◎寝る前に暗記科目を勉強すると、寝ている間に知識が定着しやすい。但し、寝ぼけながら暗記勉強しても頭に入ってこないよ。
◎英語の勉強は、単語暗記ばかりに時間を費やしてはいけない。むしろ、長文を読みながら、その中でその都度覚えるようにしよう。文法も理屈にこだわりすぎず、例文をそのまま暗記するように心がけよう。その方が英作文にも応用が利く。
◎国語(現代文)が苦手な人の共通点は要約するのがヘタ。それはズバリ、[要約する]の意味をはきちがえているからだ。しっかり理解してまとめようなんて思うと、どうしても自分の考え・意見が入ってしまい、正確さを欠いてしまいます。むしろ、できるだけ原文を生かし、キーワードをつなぐような気持ちで取り組むのが、要約するという作業だと心得よう。
◎数学はとにかく例題を中心に数多く問題をやり込もう。そして大問(1)に出題されるような計算問題は日頃から凡ミスしないように心がけよう。数学とは、いかに難問を解くかよりも、いかに分かっている問題を時間内に数多く確実に解けるかが合格のカギ!
◎社会の暗記は、ただ棒暗記するのではなく、流れや関連性を大切に、まるで木が幹から枝葉を張り出すようなイメージでおのおのをつなぎ合わせていくように意識しよう。そうすれば頭に定着しやすいし、問題にも対応しやすくなる。
◎理科は、前編でも触れましたが、苦手意識は横に置いておき、とにかく始めてみることだ。始める瞬間が苦手意識のピーク。理科が嫌いな理由は、わからないから。だから、わからない所の発見こそが大切で、それをあした誰かにすぐ聞いてみよう。後回しにしないこと。
◎受験は自分と向き合うせっかく機会。自分の将来(1年後・5年後・もっと先)や夢としっかり向き合ってみよう。もし少しでも何か具体的なことが見えてくれば、これからの受験勉強の大きなモチベーションとなってくれるはずだ。
◎勉強の不安は、勉強することでしか解消しない。だから、悩むヒマがあれば、とにかく勉強しよう。勉強していることが普通になってくれば、君もりっぱな受験生だ!
桜も終わり、受験生ともなる3年生に向けて、勉強のコツをアドバイスしよう!
◎暗記モノは、教科書や参考書をひたすら暗記するのでなく、最初ざっと目を通せば、後は基本問題集を活用しよう。苦戦した問題は教科書・参考書で詳しく顧みよう。
◎最初の問題集の選び方は、解説をていねいに書かれているものをチョイスしよう。塾じゃなく自力でするわけだから、理解できなければ意味がない。過去問などは仕上げで使うのであって、ほとんど解説は載っていない。
◎こまめな復習を心がけよう。いったん覚えても忘れてしまえば、また1からスタート。それでは時間がもったいない。忘れる前に復習をすること。
◎分からない問題は、じっくり考えるよりも、まずは答えを見ながら解くのもあり。でも一度きりではダメ。繰り返すことで脳にインプットされていくのだ。
◎模試をはじめ復習テストや実力テスト、間違った問題は絶対そのままにしておくな。試験は実力を知るためよりも、弱点を知るためのものと心得よう。間違った問題を通じ、それに関わる部分を徹底復習。
◎分からないところは決してそのままにしない。学校や塾の先生、友達にいっぱい質問してみよう。誰かに質問することを想定して、つまり質問を探しながら勉強するといい。すると自分の具体的な問題点が浮き彫りになってくるし、上手に質問できるってことは、半分わかったも同然だ。また逆に友達からの質問にも喜んで応えてあげよう。教えることこそ、理解を高める方法です。
◎時間を大切にしよう。受験勉強は、勉強時間をいかにたくさん確保するかの競争とも言えます。みんないっしょに、よ~いトンではありません。フライングOK、今日からとにかく始めましょう。まとまった時間は苦手科目の克服に、すき間時間は暗記やちょっとした復習に、単語や一問一答を活用するといい。
【後編につづく】
私にとって、この日は1年で一番そわそわ落ち着かない日です。塾生みんなが自分の子供みたいなもんですから、合格を確信していたとしてもやっぱり結果を聞くまでは心配です。
発表の時間をすぎると、次々に塾の電話がなります。「合格だよ!」と言う前の、「先生!」と第一声を聞くだけで、誰が合格したか、電話越しでも伝わってくるから不思議ですね。おおげさですが、子供たちの初めての人生をかけた勝負の結果、その喜びの声を聞けるわけですから、その場に立ち会えるなんて、すごく幸せです。「ありがとう!」と言われ、こちらこそ「ホントありがとう」という気持ちになります。
さて、今年の結果ですが、公立では向陽高校をはじめ、私学では近大付属和歌山など、全員が第一志望に合格できました。ほんと、よかった。
中でも印象的だったのが、和歌山高校に合格した子です。控え目な性格のそのコは、決して勉強が得意というわけではありません。でも、とにかくまじめで、何事にも精一杯全力で取り組んでいました。ですから、和歌山高校受験者ではそんなに多く持っていないであろう英検3級も取得。そんな頑張る姿を見ていると自然と、しっかり陰ながらサポートしてあげようと気にさせられまた。彼女さえも意識していない生まれ持っての人徳ですよね。入試にはプレゼンテーション(自己アピール面談)もあったわけですが、事前準備をサポートするにしても学校の先生がたも私と同じような思いだったと思います。何でもそくなくこなす子よりも、何にでも不器用ながらも懸命な子の方が、きっと将来、幸せになれそうな気がします。受験者数は定員オーバーしていましたから、試験から合格発表までの一週間はきっと不安だったことでしょう。合格を伝えてくれる彼女からの電話、いつもおっとりした控え目なその声は、きらきら光っていました。
学年末テストも終わり、みなさん成績はどうでしたか?。主要5教科、全て平均点以上でしたか。英語や数学、得意科目の成績だけがよかったけれど、ほか理科や社会は平均点以下だったりしませんか。そんな子は、お母さんから「勉強しないから。次はもっと頑張んなさい!」、なんて説教させたことだと思います。
平均点以下の成績になってしまう理由は、お母さんの言うとおり、勉強しないからです。平均点とは、ちょうど真ん中、普通の点数のことですから、平均点以下とは、みんなよりも努力が足りないからです。そんなこと、わかっていますよね。それでも平均点が取れない。なぜですか?
それは、本当に勉強していないからだよ。え!?。テストの1週間前には、テスト範囲の発表があって、部活が休みになりますよね。だから、一生懸命勉強しますよね。なのに、なんで?
それでは勉強し始めるのが遅いのです。いつも満点や90点以上の子は日頃から勉強しているから、成績がいいのは当たり前。でも知っていましたか。実は、平均点以上の成績の子もみんな、テスト発表前から対策勉強に取りかかっています。それを改めて意識し直してください。こんな当たり前なことは誰も注意したり教えてくれません。それだけ、点数は上がりますよ。実際、平均点以下の科目、それって、テスト発表してから勉強しているだけでしょ。テストに間に合うわけがありません。
対策方法:
①テスト範囲表はテストが終わっても捨てずにおきましょう。
②テスト期間を必ず先に調べておいて、テストの2週間前から、前のテスト範囲の続きから勉強をはじめよう。
③理科や社会の暗記もんは、2週前の週末土日から始めないと間に合わない。
これだけを守ってやるだけで、定期テスト対策がぐっと楽にでき、平均点以上の子はみんな実践しています。「そんな当たり前なこと、わかっているよ」なんていう子、ほんとに実践できていますか。
定期テストの範囲は広く、5教科(9教科)もあるわけですから、テスト1週間前から勉強し始めても間に合うわけがありません。もう一度いいます。
【平均点以下の科目がある子。その科目の勉強は、テストの2週間前から取り組もう!】
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