和歌山市の個別指導|成績が伸びた理由
1学期ももうそろそろ終わりです。期末テストの結果はいかがでしたか。
今年の3月、私の塾には中学1年生と2年生の学年末テスト終了後に入塾してきた子がそれぞれいました。
どちらともそれまでに塾に通っていましたが、どうしても平均点以下の点しか取れず、悩んで転塾でした。
私がこの二人を指導して見てとれたのは、塾に通っていただけあってそれなりには理解している、でもやはり得点にはなかなか繋がらないということ。
それはなぜでしょうか。
簡単に言えば、彼らは数学なら足し算、英語なら文法を塾では習っていたわけですが、その活用法を知りませんでした。いつこの足し算の方法、どこでこの文法を用いればいいのか、分かっていないのです。
言わば、地図で道順を教わっても、自分だけでは実際に歩いたことがない。それまでなんとなく機械的には出来てはいても、自分で考えるということの大切さ・意識が希薄だったわけです。
ですので、私が二人に教えたことは、それまで通っていた塾と同じ内容ですが、大きく違うことは、[自分で考えるクセ]をつけさえたことです。
この子たちにまず自分が実はわかっていないことを自覚させ、どうすればいいのかを自分で考えさせました。
そのために、わからないという環境は作らないこと。質問には常にレベルを合させて応えてやり、逆に「わかった」と言えば「じゃあ説明してごらん」と問い返すわけです。ただそんなことの繰り返しです。でも実は非常に重要なんですがね。
で結果、どうなったか。二人とも1学期の期末テストでは、以前の点数のダブルスコア、平均点を大きく上回ることができました。