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《知っトク》『やればできる』は、子どもをバカにする。[和歌山市の個別指導イースクール]

中学生200423

『ウチの子は、やればできる』とよく言いますが、子供に向かって言う時は気をつけなければなりません。

詳しく検証してみましょう。

確かに、飲み込み(理解力)が他の子よりも速いのに、やる気が見えず勉強をしないがため、成績が悪い子どもはいます。

そんな子を見ると、もったいないと思いますよね。

「やればできるのに」となるわけです。

だから、やる気を出してもらうがため、親は『やればできるから、頑張りなさい!』と子を励まし、叱るわけです。

でも、それを聞いた子供はどう思うでしょうか?。

子どもなんて、都合勝手なもんです。

『そうか、やればできるのか。じゃあ、今しなくてもいいや!』となるわけです。

そして大半がやらずに終わり、できない子で終わってしまいます。

また、学校の通知表も、昔は相対評価であったのに対して、今は絶対評価になっています。

クラスの中での順位では決めなくなったわけです。

だから以前よりも、やらずに終わる「やればできる子」も、劣等感を持つことが少なくなったと思います。

それが、曲がった優越感を生み、何にも本気に取り組まない子を助長し増やしているかもしれません。

(別にどちらの評価がいいと言っているわけではない。)

こうして、『やればできる』という言葉は、根拠のない自信だけを植え付けてしまいます。

逆に『お前はバカだ!』という言葉も、子どもに劣等感をもたせる暗示なってしまいます。

どちらの言葉も、子供に勉強するモチベーションを与えているわけではありませんから、『やればできる』の方が今風ですが、意味に大差はないということですね。

では、『やれば出来る!』とは、どういう言葉かというと、オリンピック選手のような人が使う言葉です。

正しくは『やれば、できた。』と、実際にやり続けた人の使う言葉ですね。

そこをよく理解して、子供たちに投げかけてやらないといけません。

◎実際に努力している子には、親は『やればできるよ!』と激励してやればいいわけです。

◎実際に努力している子は、自身に『やればできるんだ!』と鼓舞してやればいいわけです。

◎実際まだ努力していない子には、『やればできる!』ではなく、『やらないと何もできないで終わるよ!』と声かけるべきです。

◎実際まだ努力していない子は、自身に『今やらないのは、できないのと同じなんだ!』という現実に気づかなければなりません。

最後に、どこまで勉強すればよいか?。努力と努力と思わないようになれば、ホンモノです。

 

2020年05月16日 15:18

通塾して、すぐに成績が伸びる子と伸びない子の違い[和歌山市の個別指導イースクール]

中学生200422
通塾して、すぐ成績が伸び出す子どもと、そうでない子の比較~
通塾のきっかけパターン①
幼い頃から子供の教育には関心がある家庭の子供は、通塾し出すとそれだけで成績は伸びてきます。
というのも、親の姿(教育・関心)を見て、子供も育っているわけですから、子の勉強(成績)に対する意識は元々から高いところにあります。
通塾のきっかけパターン②
でもそうでいない、学校のテスト点数が落ちてきたから、子供を塾にでもとりあえず入れておこうかという感じで通塾する子供の成績は、なかなか伸びないことがあります。
これらふたつのパターンの子供は、両者ともそれまでは学校の勉強だけですから、さして差がなかったはずです。
でも通塾と同時に、成績の伸び(学力の差)は違ってきちゃいます。
では、なぜでしょうか?
そもそも小学校の3・4年生なんて、いくら勉強と言っても読み・書き・計算の次元の話しですから、基礎・基本の学習しているだけです。
でも、これが実はすごく重要なことで、小学生の低学年のときから、『勉強の内容』を重視するというよりも、『勉強の仕方』を重視するかしないかがすごく大切になってきます。
だって、大人から見ればまして、勉強の内容なんて、どうってことはありません。
では『勉強の仕方』を具体的に見ていると、成績が伸びない子には大きく二つの特徴があります。
特徴①『できるのにしない』
カンタンな内容だけに、子供は日ごろの勉強を疎かにしていまいますし、自然と親もまた疎かにさせてしまいます。
例えば、カンタンなだけに、宿題を忘れたりしていませんか?。
忘れていなくても、後回しにし、遊びが優先になっていませんか?
たまに忘れるくらいだったら、いいかなんて思っていませんか?
この軽い気持ち、実は成績が伸びない子供の共通点です。
逆に、帰ってすぐ何よりも先に宿題を必ず片づける習慣がついている子はみんな共通して、必ずすぐに成績が伸びてきます。
特徴②『 そもそも自分で考えていない』
単なる足し算・引き算・かけ算・引き算ならできるのに、文章題になるとできない。
実は、この文章題になると難しいという発想自体がそもそも間違っています。
計算なんて単なる作業であって、繰り返し復習教材で訓練すれば当然できるようになるし、これが算数のメインではありません。
では、算数とは何かについて・・・
問1:『みかんが6こありました。3つもらったら、いくつになりますか?』
問2:『みかんを兄弟2人で3こずつもらいました。全部でいくつもらいましたか?』
問1の答えは、「増えるから」足し算を使って、当然9こです。
この考える過程こそが算数そのものなのです。
これを無視(軽視)して、足し算の計算ができるからって、全然算数を勉強していることにはなりません。
小学校低学年から、この過程の大切さ、つまり「考える」ことの大切さを教わっていない子が本当の意味で、計算できても算数は教わっていないのです。
ビックリすることにそんな子は、問2を解かせると、2+3で5こと答えたりします。
理由を聞くと、さっき足し算をしたからとか、増えているからとか、全部って言葉があるからとか、これって、考えていませんよね。
でも、その子たちにとっては、考えた結果なのです。
本読みの宿題ひとつとっても、するとしないとで全然学力に差が出てきます。
ぜひ、本読みを聞いてあげてください。聞くだけで、子供が内容を追って想像して読んでいるかわかりますよね。
もし棒読みでは、考えていないサインです。
というふうに、特徴①②を見てお分かりのとおり、成績を伸びる子にする(なる)ために、とりわけ時間のかかること・難しいことをしなければならないわけではありませんよね。
親としては子に、ごく当然なことを当たり前にする習慣づけをしてやることです。
難しい問題を教えてやることではなく、これこそが、親が子にしてやること・やれることです。
ここで、昼間は仕事があるし、だから帰宅後に「宿題ちゃんとした?」と声かけをしているんだけど、と言われるかもしれませんが、もし成績が伸びてこないのであれば、それだけでは不十分です。
声かけでなく、宿題をちゃんとしたか確認してあげてください。
学校任せ・塾任せだけでは絶対だめです。
2020年05月10日 20:15

これからは楽しく生きたモン勝ち![和歌山市の個別指導イースクール]

塾看板200415
絵がうまい人はいくらでもいます。
まるで写真のように本物を見せられているかに書きあげて。
すごいのひと言!
でも本物に近づけるなら、写真でもいいかな?なんて思うこともあります。
というのも人々は、同じ絵でもその対局にある本物(写実的な絵)とは程遠い「サザエさん」・「ちびまる子ちゃん」・「クレヨンしんちゃん」に感動したりする。
なぜなんだろう?
それは結局、技術的なものよりも、人間最後は理屈を超えたもの、その体温(暖かみ)であったり、個性(不器用さ)に心惹かれるでのあり、つまり血の通った人間臭さ(ちょうどいい加減さ)に心揺さぶられる生き物だからではないでしょうか。

さて現在、身のまわりの労働の多くがロボットにとってかわり時代がそこまで来ています。

流れ作業的な仕事はもちろん、コンビニや5Gの登場で自動運転タクシーや遠隔地での医療行為(手術)までもが。
さらに驚くべきことに、人を動かす管理職さえも、いや管理職のトップ社長こそ、ロジック的思考選択に長け、無数の変数から最適解を見つけ出うAIに取って代わられてしまう時代がもうそこに来ています。
今ある事務職の半分以上が、必要なくなるらしいですよ!
じゃ、今後、どうすればいいのだろう?
稼がないと生活していけないし。
科学技術の進歩により、ロボットやAIに仕事が奪われてしまう!。
でも実のところ、そんなに心配することではないと思います。
めんどうなことは、ロボットしてくれるのですから。
仕事を奪わるのではなく、文句も言わず、自分のかわりにやってもらえると考えてみればどうですか?
本当に素晴らしいことじゃないですか!。
今後、近い将来、人間は人間にしかできない、人間らしいことをやればよくなるんです。
それが新しい仕事なるのです。
話しは最初に戻って、人間は本来合理的でない生き物です。
機械やコンピューターなど計算で計り知れないものに、心打たれシビれるのが人間です。
そこにこそ、新しい価値が生まれる世の中がやってくるはずです。
お金を稼ぐことが仕事というならば、未来の常識は一辺倒する方向にあります。
そう!従来の仕事とは真逆になるのもの、『遊び』が価値を生む時代が到来するそうですよ。
そんなバカな!と思いますが、実際、ユーチューブしかり、人の趣味・偏愛・熱狂・オタクさ加減に、この頃みんな興味をすごく持つようになってきていると思いませんか?
家族みんな、日本中みんなと同じテレビを見るような時代じゃ、もうないでしょ。
今、あなたが求める価値・求められる価値は、自分のいるコミュニティ(学校・会社・地域・友達・家族)のみんなと同じではないところに、ますます加速的に転換・拡散してきています。
ネットで世界中がつながった今、あなたに価値を見出してくれる人は、地球の裏側にもいるのです。
それが可能となる時代の到来です。
そろそろ、みなさんもそのことに薄々気づきだしているはず。
ユーチューバーなんかその代表ですが、でもそのコンテンツによってはもう飽和状態になりかけ、ありきたりになりつつありますよね。
でも、ヒカキンはまさか自分がそんなに大金持ちになれるとは思ってなかったはずです。
じゃあ、次なるコンテンツは何になるのか?
誰もわかりませんが、言えることは必ず別の何かが発生してくるはずです。
過去よりも、起こりやすい環境が断然整っているはずです。
そのためには、何。すればよいか。
それも誰にもわかりません。
でもでも、ただ分かってるのことは、自分の好きなことが仕事になる素晴らしい時代がやってくるのです。

それに乗り遅れないためにも、これからは自分の好きなことをどんどんやって、没頭し、それをとことん突き詰めましょう。

そこにこそ、付加価値が生まれ、稼ぐ素を秘めているのです。
2020年04月16日 15:41

低学力の元凶は、手抜きの漫然化![和歌山市の個別指導イースクール]

中学生200325
学力向上(目的)のためには、勉強の手抜きしないこと(手段)はすごく重要なことです。
でも私個人としてはそれよりも、日ごろの勉強(手段)を通じて、物事を手抜きしないこと(目的)をしっかり身につけてもらいたいと思います。
一度手抜きをすることに慣れてしまうと、それが当たり前となり、いくらまわりの者が・忠告しても注意しても耳に届かず、全く気にならなくなってしまいます。
手抜きのクセ(習慣)は、勉強だけにかかわず、将来大人となり、お仕事をするようになってからも、絶対にその子の脚を引っ張ります。
ですので、一生ついてまわる悪習ですので、絶対に今のうちから直す必要があります。
また、手抜きしないことを、できるだけ幼いころ(低学年)の頃から習慣づけてあげなくてはなりません。
勉強でいう手抜きとは、丁寧にゆっくり計算をしないとか字を書かないということではなく、『しっかり目の前の問題を解決しようせず、すぐ諦めてしまうこと』です。
例えば、類題や説明を自分でも調べようともせず、すぐ「わからな~い」と言っていませんか。
私(塾長)は指導する際、いくら成績がよくても、手抜きをしている子には褒めないようにしています。
それは成績よくとも、もっと頑張れるはずですから、手抜きの状態を褒めれば、それでよしとなり、ゆくゆく成績向上の妨げとなるからです。
逆に、今の成績が悪くとも、また正解が出ていなくとも、手抜きせず丁寧に考えられているならば、しっかりそれを見逃さず褒めてあげるようにしています。
そう、その取り組み姿勢は必ず成績となって、後々現れてくるはずですから。
そして手抜き勉強をしている子には、こんなことを言い添えてあげるようにしています。
いくら素晴らしい出来でも、手抜きの仕事(勉強)は、君の信頼を失い、次の依頼(仕事)がなくなるよ。
先生(塾長)がこんなことを言うのは、大人になれると、誰も君に手抜きしているなんて、わざわざ注意くれないから。
逆にそこそこの出来でも、一生懸命の仕事(勉強)は、君の信頼を上げ、手助け・アドバイスを周りのみんなからもらえ、どんどん友人も増え、面白い仕事が舞い込んでくるよ。
だから、今している勉強をしながら、<手抜きせず一生懸命取り組むこと>を覚えてね。
そうすれば、成績も上がり、本当の学力が身につくよ』。
2020年03月29日 19:35

あと少しだけ頑張るとどうなるか?![和歌山市の個別指導イースクール]

精一杯

【努力の累乗法則】って知ってますか?

これは、勉強だけに留まらず、部活動や習い事などあらゆる努力に通じる法則です。
どんなことでも構いません。
●まず【1.00倍の法則】
昨日も今日も明日も同じだけ、やったとします。
昨日1(倍)×今日1(倍)×明日1(倍)・・・ 
これを1年365日、つまり【365乗でも、やはり1のまま】変わらずです。
●では【1.01倍の法則】
昨日よりも今日、今日よりも明日、ほんの少しだけ(0.01)努力したとします。
昨日1.01(倍)×今日0.01(倍)×明日0.01(倍)・・・ 
この目に見えないほどの努力(1+0.01)が、1年365日で【1.01の365乗=《37.8》】のも大きな力にもなっちゃいます。
●なら【0.99倍の法則】
昨日よりも今日、今日よりも明日、ほんの少しだけ(0.01)さぼったとします。
昨日0.99(倍)×今日0.99(倍)×明日0.99(1倍)・・・ 
この目に見えないほどの手抜き(1ー0.01)が、1年365日で【0.99の365乗=《0.03》】のも力がなくなっちゃいます。

これではお分かりでしょう。
1年後、ほんの少しだけ頑張った自分と、ほんの少しだけ手抜き(サボッた)自分の姿を想像してみてください。
本気(マジ)、ビックリしませんか?
でも、どうせそんなの誰も見てないから、大したことないッって思った君にはさらに・・・
1年後、ほんの少しだけ頑張った友人(ライバル)と、ほんの少しだけ手抜き(サボッた)自分の姿を想像してみてください。
本気(マジ)、ヤバくないね?!
2020年03月19日 15:21

塾選びのコツ [和歌山市の個別指導イースクール]

中学生200224

子供の塾、何を基準に選べばいいのでしょうか?

合格率・生徒数・評判・自宅から近い 友達がいるかななんてのもありますよね。
実は基準なんていろいろあっていいわけで、つまるところ、どれでも正解なんです。
でもその上で絶対に外していけない基準というか、必須条件があります。
それは、分からないとき、分からないと言える(聞ける)環境にあるかということです。
案外、こんなこと気にせずに、子供を塾に通わせています。
そもそも塾に通わせる一番の理由は、学校の授業だけじゃあ勉強が覚束ないからです。
学力に関わらず、必ず誰しもが分からないことが出てくるはずです。
でも、その場その時に解決できれば理屈上、分からなくなることを防げるはずですよね。
だから塾に通わせてるから大丈夫だ!とは、決して一概に言えません。
一度、子供に聞いてみてください。わからないとき、聞けるか?って。
もちろんお子様の通う塾は、分かりやすく素晴らしい授業・指導をしてくれていることでしょう。
でも、それでも分からない問題が必ず発生するはずです。
そんな時、ちゃんと先生に聞けて、解決してもらえる環境があるのかすごく重要です。
例えば、高い合格率を誇る進学塾でも運営上、宿題の解説はしてくれるけれども、それで「はい、これで大丈夫だね」って一言で片づけられたりもします。
そんな時こそ、果たして子供は質問できているでしょうか?。
じゃあ、かと言って、個別指導なら大丈夫かと言えば、決してそうともいけません。
分からなければ、もちろん個別ですから懇切丁寧に教えてくれるでしょう。
でもそれで先生に「わかった?」と聞かれ、なんとなく「うん」と応えてしまい、分かった気になっていたりしませんか。
親としては、塾に子供を任せてしまうわけですから、最初の塾選びだけは慎重した方が絶対にいいです。
塾の選択基準は、色々あっても絶対に外せないのがそう!【分からないとき、ちゃんと聞けるか】に尽きます。
もっと突っ込んで言えば、先生からが逆に「じゃあ、説明してごらん」と聞かれていますか?
2020年02月27日 15:42

いつ成績は伸びるのか?[和歌山市の個別指導イースクール]

中学200111②
勉強しているのに、成績が伸びてこないと悩んでいませんか?。
実は成績というのは、コップに溜まる水といっしょ。勉強しないと、その水も溜まってきません。それにこのコップには底に穴が開いています。その穴は勉強することによってのみ小さくはなるけれど、決して塞がれることはありません。だから勉強し続けないといけません。まとめて勉強するとコップにはたくさん水が溜まりますが、その時だけでは穴は開いたまま、すぐに水は減ってしまいます。せっかく貯めた学力(水)なのに。なら、少しづつでも着実にコツコツ続けるしかない。そうすることで開いた穴は小さくなり、少しずつでも着実に溜まり出します。
でもまだ成績は伸びてくるわけではない。本当に成績が伸びないと悩んでいる人は、この辺りにいます。
水が溜まっていない・もしくは減っているのに、成績が伸びないと言っている奴は論外、当然の結果ですね。そんな子は、成績が伸びないとは言ってはいても、内心さほど気にしていないはずです。気にするとしたら、自分よりも水が少ないであろう子たちです。
だから、本当に成績不振で悩んでいる子だけに、声を大にして言ってあげたい。自分を信じて諦めず続けなさい。君が悩んでいるなら、それはちゃんと勉強できている証拠だ。だから自分を信じ、前向きに邁進すればいい。すると水はコップの上まで達し、表面張力いっぱいのところまで来ます。水の量は学力といっしょ。でもこの溜まった水の量は困ったことに目には見えません。不安になって当然です。でも水の量(=実力)がどれくらいなのか知る方法は、コップを手に持った感覚だけです。なんとなくその重みだけは感じることができますよね。勉強し続けていると、なんとなく以前よりも手応えを感じませんか?。例えば、苦手な単語や歴史の暗記がラクできるようになってきたとか、理科や数学の不得意分野がすんなり解けるようになってきたとか。
そうなれば、もうひと息です。気が付けばギリギリのところまで堪えていた水が、ドバドバと溢れてこぼれ出します。これが成績となって現れるのです。本当の実力が、それもとめどなく溢れ出していますよ。だって水を入れれば、その分だけ溢れるしかないのですから。ここまでくれば、やればやるだけ成績は目に見えて伸びるはず。
じゃあ、そんなに勉強しないと成績は伸びないのか?。そのとおりです。でもコツコツ丁寧着実に勉強した分だけ、目には見えずとも学力は溜まっていくことは、分かってもらえたはずです。
実は今の不安感・焦燥感は、特に受験生にとってはすごく重要で、どれだけ早い時期感じるかが大切。よくできる子ほど、成績に対する関心・焦りが強いのも頷けます。だから、その不安・焦りをぜひ大切にしてください。
2020年02月17日 15:09

思春期の子供との付き合い方[和歌山市の個別指導イースクール]

中学生200105
中学生の塾生たちと世間話で、「あたしのお母さんは」とか「ぼくのお父さんなんて」みたいな話しをよくします。
面白い話しでは、中間・期末テストが返却されて、必ずそれを塾に持参し私に見せるようにしてあるのですが、その際、親に見せる順番を相談されたりすることもありますよ。
さて、子どもが小学生の頃は、お父さん・お母さんに褒められたい気持ち一心で、まだまだ親の言うことを素直に聞いてくれて、可愛いもんですよね。
でも中学生にもなると、なかなかそういうわけにはいきません。
そこで思春期となる中学生の子供が、日ごろから親のことをどう見て感じているかお話ししますので、自分の子供たちとの接し方として参考にしていただければと思います。
【女の子の場合】
<おかあさん> お母さんとしては、ムスメとはだんだん対立するようになり、やりにくくなってきていませんか。何か言うと言い返し、時に口喧嘩とかも。それはどうも大人になり、お母さんのことを同性の女性として対等に見るようになってきている感じがしますね。だから大人ぶりたいのか、うるさいお母さんには対等に言い返したくなるし、または仕方なく一歩引いて(子供というよりか大人として)従っている感じ。お母さんも、子供から受ける印象が小学生の頃とはちょっと違うでしょ。だからもしカッとなってムカついても、子供と同じ土俵で言い合ってはダメですよ。子供の思うツボですから。あまり度がすぎると家での日常がギクシャクしてしまいますから。何か注意・忠告するときは大人として一歩引いて冷静に話してやり、まだまだ一枚上手ところを見せてやるといいと思います。そして同じことはあまり何度も言わない。ウザイだけです。きっとお母さんもそうだったと中学の時はそうだったと思います。それを聞いていないからではなく、分かっていてもすぐには素直に従いたくないのです。だからお母さんの言っていることが毎度一貫していれば、その内やるようになってくれますよ。
<お父さん> 大好きか、ウザいかどっちかですね。ウザがられないように、ここという出番以外はお母さんに任せて、ムスメさんとは仲良くしておくのが得策です。勉強についても、頭越なし叱ったりせず、よき相談者を演じてあげた方がうまくいきますよ。
【男の子の場合】
<お母さん> 男の子は、女の子と違って、思春期(中学)とは言ってもまだまだ子どもで、背は伸びても精神年齢が低い(笑)。お母さんとしてはガミガミ言う時、遠慮なくいくらでも言ってやってください。大切なのは、なかなか言うことを聞かなくても、懲りずに言い続けてやることだと思います。男の子はお母さんから何も言われなくなると内心、淋しがっていますから。なんだかんだでお母さんが大好きで、幼いのです。ですので何かあればガンガン叱ってやりましょう。
<お父さん> お父さんのことは一目置いて、いい意味でだんだん無視されてきますね。それも成長過程。メシにでも誘ってやってください。気が向けば、子供の方から話してくれますよ。

どちらにしても子育てに関しては、やっぱり良いにしろ悪いにしろお母さんとの関係が子供にとっては大きいです。お父さんの出番は少なめかな。でもなんだかかんだで、親子って切っても切れない仲、好きや嫌いの次元を超越した関係『きずな』にありますよね。
2020年02月11日 10:49

成績を左右するものとは!?[和歌山市の個別指導イースクール]

小学生191114
勉強ができる子は、目には見えないところで、他の子とは少し勉強のやり方というか取組み方が違っています。
成績を上げる為に、みんな塾にも通い、いっぱい勉強します。
でも、成績の伸びは勉強に費やした時間に、子供個別では比例していても、他人(勉強のできる子)と比較すると、決してその伸び方は一致しません。
勉強時間数は同じでも、できる子は、他の子(普通の子)と比べても、さっと問題を解いて片付けてしまい、もっと他の難題にも取り掛かります。
でもその能力って、本人的には小さい頃から別に取り立てて努力せずとも、培われてきた能力だったりします。
例えば、小学校で宿題を出されたとします。
もちろん宿題なんてイヤなもんです。ですから普通は、ダラダラ取り組み、理解や正誤に関わらず、まあテキトーに済ませ、後回しにもなり、時には忘れて、提出できればそれで良しって感じです(極端かな?)。
でも、できる子は、イヤイヤながらも(ここは同じ)、遊びたいからこそ、さっさと済ませようとします。なんなら、学校で宿題を済ませてしまって終わらせて、帰宅後はゲーム三昧。決して他の勉強をするためではないですよ。
同じ宿題をしているわけですから、そんなに大した違いはないよう見えますよね。でも大違いなのです。
できる子は、さっさと済ませるにして、テキトーではありません。むろんそこに集中力を発揮します。
それも誰にそうしろと言われたわけでもなく、理解すること・身につけること・覚えることに集中しているのです。
実はこの集中力、一般にいう頑張りとは違います。なぜなら、頑張りって普通、努力のことを言いますよね。ガンバって努力しなさいみたいに。
そういった意味では、できる子は、別に意識的努力しているわけでもなく、与えられた課題に集中しているだけです。
では、この集中力の中身って何なんでしょうか?。
いますよね?!クラスに。そんに一生懸命塾に行かずとも、成績がクラスでトップな子って。
その子たちは、やらないといけないこと・やるべきことをしっかり分かっています。それも先々にテストがあることも見越して。
だからこそイヤイヤながらも、宿題を避けようとはせず、むしろ真正面から全力で取り組み、さっさと片付けようとするのです。

これこそが集中力の中身です。集中力とは宿題をしている時に発揮しているわけではなく、その事前の『わきまえる力』であり、『覚悟』のことです。
時に、先生含め大人は、「もっと集中しなさい」とか言いますが、「何に集中しなさい」とか具体的には言いません。その多くは、おしゃべりする子供に叱る言葉ですよね。
つまるところ、子供によく言い聞かせる中身のない集中なんて、いくらやっても成績なんて伸びっこないわけです。
成績うんぬんは、宿題(勉強)に取り組む前から、全ては始まり、もう決まっているのですから。
成績を大きく左右するものとは極論、事前の『わきまえ』『覚悟』、言い換えれば『勉強に対する心がけ・心構え』と言えます。
でもそれほど大切なことだとしても、困ったことに宿題をするとか目に見えるものではないので、なかなか教育・しつけ・指導という形で、子どもに授けてやれていないのが概ねの現状ではないでしょうか。
教える側がしっかり集中力の本質『勉強に対する心がけ・心構え』を理解していれば、ホントは普通の子にもっともっとうまく声をかけてやることができると思う今日この頃です。
2020年02月01日 18:57

成績が思うように伸びないのは、なぜ!?[和歌山市の個別指導イースクール]

中学生20191229
当たり前のことですが、勉強しないと成績は上がりせん。でも塾にも行って勉強しているのにかかわらず現実問題、成績が上がらないということもあります。
なぜでしょうか?。
そもそも勉強するとは、イコール学習することです、国語辞典で『学習』つまり『学ぶ』・『習う』の意味を調べてみると、
学ぶとは、教えてもらっておぼえること。
習うとは、教わりながら繰り返しやってみて、覚えること。

と出てきます。
両方に共通していることは、【教わる】ということ。つまり受け身でなく、能動的・積極的・自主的に勉強しないと、成績は伸びないということです。
いくら勉強しても、通塾しても、成績が伸びない子の特長は、この[自ら進んでやる]ということを身につけていないか、忘れてしまっているのです。これを意識させるような指導をしてやらないと、どうにもなりません。
いい例が、自宅でする通販型の勉強教材。あれって、なかなか長続きがしませんよね。もちろんできる子はできますよ。
このように同じく塾に通っていても、友だちと成績のひらきが出ててくるのは、進んで勉強するか、イヤイヤ勉強するかで、全然違ってくるのです。
勉強に限ったことではありません。プロのスポーツ選手が練習やよく試合で、『楽しんでやるんだ』みたいなこと言ってますよね。これも同じことではないでしょうか。
勉強でもスポーツでも、何かやろうとしたとき、「同じやるなら楽しむ」とまではいかなくても、最低イヤイヤやるのでは絶対に成績は伸びてきません。
だから私(塾長)が指導中、注意を払っていることは、勉強を教えることはもちろんのことですが、その裏で【どうやればこの子のやる気を引き出せてやれるか】を意識しています。
もうお分かりとおり、いくら公式ややり方だけを教えても、その時は解けてもすぐにゼロに戻っちゃうからです。
指導して成績が伸び出してくる子って、問題が解けるかどうかに関わらず、必ず【意識もせず(知らずに)自ら教わろう・やろうと】ってことを行動をとるようになりますよね。
でもみんながみんな、すぐにそうなれるわけではありませんし、少なくとも教える側はこのことを理解し、子供の背中をうまく押してあげないといけません。
2020年01月26日 18:00


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