和歌山市の個別指導塾|ロボット教室(6/24)

子どもが自らの目標を達成できるように導く【子】【別】【志】【導】学習塾
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今週は、地元中学生の中間テスト対策真っ只中です。
この時、私が彼らに求めるのは、≪とことんやり切りなさい≫ということ。
もちろん結果を出すためでもありますが、それより全力を出し切らせることを重視しています。実はそれをするとしないとで、その後に続く勉強の意気込み、やる気が全然違ってくるのです。テスト勉強が中途半端だと、その後の反省も中途半端になってしまいます。
「もう少し頑張っていれば、点数がまだ上がったはず。だから次は頑張ろう!」
こんな子は次も中途半端になっちゃうのが、私の経験から言えます。
普通に勉強していても成績が落ちる理由を知っていますか。前回テストで80点ってことは、80%しか理解できていないということです。だから前回と同じように普通に頑張っても80点の80%で、確実に思ったよりも点数が下がってしまうのです。
でも、全力で頑張った子は、例えそのテストで思うような点数が取れなくても、くやしさと相まって、『でも頑張れたんだ』という実績が確実に自信となって残ってきます。もっとも彼らはそんなこと意識していませんがね。
私は日頃から、半端な子にはよくこう言うようにしています。
「先生が一生懸命教えたところで、成績は上がらないよ。やっぱり自分で変わろうとしないと、結果も変わらないから」。
子どももこの意味がなかなかピンときませんが、このことを一番しっかり身に感じ、モノにできる場が、テスト前の時期なんでですね。
その証拠に、前回テストで頑張っていた子に、「明日も補習に来ようか」というと、みんなの手前「ええ!」と言いますが、内心喜んでいるのが目を見てわかります。驚くことに、「もっと宿題ちょうだい!」なんていう子もいますよ。
だから、私の平日補習に来させる子の基準は、『まだまだやりきれていない感』がある子です。できる子は、私がもうとやかく言わなくても自分でしっかりやってくれるようになっていますので、週末補習だけでも、成績もバンバンいいですよね。(ちなみに追加補習費は頂いておりません)
私の目標は、塾生一人残さず、精一杯やりきってもらうこと。
さあ、次は誰を補習にしてやろうか?!
「ムリ・ムリ・ムリ・ムリ」
最近、学生たちがよく使う言葉です。流行りかな。
でも、これは、絶対によくない言葉ですよね。
ウチの塾にも口クセになってきている子がいました。
すぐに、その子:「ムリ・ムリ・ムリ・ムリ」
先生(わたし):「なんで」
その子:「だって、できやんから」とか「わからんから」
そんな時、私が塾の壁にある標語を指さして、その子に読ませています。
【わからないという前に、もう一度よく考えよう!】
その子と話しをしていると、友だちから「お前は勉強できない」みたいなことを言われるそうで、自分でも知らずに、そう思い込んできているみたいでした。だから、すぐに「ムリ・ムリ・ムリ」となるわけです。自己暗示ですね。だから、その言葉は使うなと言います。
先生:「ムリは、あきらめの言葉やで。ムリと思ったところが、終わりじゃないよ。そこからホンマに考えるスタートやで。」
その子:「だって、むずかしやんもん」
先生:「むずかしいのは、わかってるって。すぐに、ムリという言葉を使うなと言ってるんや。代わりに、[ここまでならわかるんや]とか、[これやったらなんとかできるんや]とか、前向きな言葉は使うんやで。それだけでも、今まできないものができるようになるんやで」
その子:「でも・・・」
先生:「待って。今もムリ言うて先生を呼んといで、横に先生が座っただけで、自分で解けてるやん。先生、なんも教えてないで。自分で考えなって言っただけやん。」
その子:「先生、いつもそれやん。」
先生:「そうよ。先生が[自分で考えな]いうただけで、解けてるやん。君ならわかると思う問題は、先生はわざわざまた説明せえへんで」
その子:「・・・はいはい、わかりました。ムリって言えへんかったらええんやろ!」
そうなんです。その子は、学力というよりも自信の方がないのです。自分は勉強できないと思い込もうとしているだけ。
このように程度の差はあれ、自分で考える自信を持てない子供はけっこういるもんです。いだから自分でできる自信を少し味合せてやれば、ぐんぐん学力が伸びていったりします。
後ろ向きは何も生みません。できない時こそ、前向きな言葉って必要ですよね。前向きな言葉が前向きな思考を生むのです。
私のデスクの壁には、こんな標語もかかっています。
【精いっぱい。限界からのもう一歩】
もちろん学力を上げることもですが、子供達にはこの塾で、少しでもそんな意識(思考)を備えた大人に成長していってもらえたらと思います。
昨夜、塾生(中学生の男の子)をまた泣かしちゃいました。叱ったりしたわけではありません。‘くやし泣き’です。
私の塾では毎回のように授業の最初に小テストします。内容は前回習ったことの復習です。個人の学力よって難易度の感じ方は違ってきますが、既習内容を予告してのテストで、合格点も70点以上ですから、普通に自宅で復習しておけば、まず合格できる内容です。
でも、それが子供によっては難しく、まだ不慣れな中学一年生にとっては特にです。彼らの共通点は、宿題はやらされるものだという意識があります。忘れても、ただそれだけのことという意識が。最初、この小テストは新たに宿題プリントを渡すわけでもなく、ただ自分で復習することを言い渡されるだけですから、戸惑っちゃうんです。なんせテスト範囲は少なくても、自分で進んで能動的に勉強をしなくちゃいけないわけですから。
話しは戻り、彼もまたそんな一人でした。宿題なんてただめんどくさいだけで、勉強は自分のためにするものだなんてさらさら考えていなかったのです。だから、入塾当初は、宿題を忘れ、テストで不合格であっても、なんとも思っちゃいません。そんな時いつも私は、あれやこれやと宿題や勉強の必要性を言って聞かせます。そうやって彼らに、少なくとも私が出す宿題はするものなのだと刷り込んでいくのです。怒ったり叱ったりではなく、ただ面と向かってしつこく言い聞かせるだけです。聞くのもめんどくさくなってきた頃に、意識改革は起こりますね。それが今の彼です。
小テストでひさしぶりに、不合格でした。もちろん復習もしてきていました。その上でも不合格です。間違い直しもとりあえず、まず自分でさせるのですが、そのとき人知れずうつむき加減に目に涙を浮かべていました。私はそれに気づかないフリをして、普通に彼に間違い解説してあげたわけですが、彼の成長ぶりに私もちょっともらい泣きしそうになりました。実際世の中できる子ばかりじゃありませんし、、彼もごく中位、普通の子ですが、きっとその努力は近い将来報われるはずだと確信しています。ガンバレ!。彼はいつもよりも少し元気に「さよなら」を言って家に帰っていきました。
中3生のみさなんは、受験生でもあることを自覚しているだろうか?。
受験勉強は夏前にクラブ活動が終わってからだとか甘い考えを持っていませんか。それはただ、受験という迫る現実から目を背ける理由にすぎません。そんなコは、クラブ活動が終わると次は、受験勉強は夏休みが終わってから本格的になどと言い出します。それでは手遅れです。
ゴールデンウィークのこの時期にまだ受験勉強に本腰を入れていないなんて、すでに遅れを取っていますよ。「でも、まわりの友達はまだ勉強していないよ」。甘い甘い。受験での競争相手はその友だちではない。志望高校には他校の中学3年生たちがたくさん受験する。見えないライバルたちと戦わなければならないのだ。
中3生の学校以外での平均勉強を知っているだろうか。平日で3時間、週末で5時間です。平均でですよ。受験勉強を始めているコは、すでに春休み頃からコツコツとしています。それも受験が5科目であることを自覚して、英数以外にも、理科・社会を一年生の基礎から。
受験で競うのはもちろん結果としてテストの成績ですが、実際に競うのは成績を上げる為の勉強時間の確保だと言えます。知っていましたか。勉強時間を確保した者が受験を制覇するのです。一斉にならんで、「よーいトン!」でスタートじゃありません。ルール無用。なら、できるだけ早い時期から受験勉強を始めた方が有利なのは自明の理。フライング(先に出る)した者が受験のレースに勝つのです。
昨日、我が塾でも、中3生を対象に、早々に受験対策を実施。実際、受験生の自覚を既にしっかりと持っている子は少ないです。なんとなく英数は受験勉強していても、理科・社会・国語までは手をつけてきれていません。第一回目の今回は、プロジェクターを使用し、中学校で指定されている復習テストの範囲(理科の教材)をそのまま映し出し、基礎から解説【写真】。これをきっかけに塾生たちには、一機にゴールデンウィーク中に理科の一年生の範囲の総復習を図ってもらいます。そしてこの特別講習の最大の目的は、受験生である自覚を身体で感じてもらうこと。夕刻より4時間以上ぶっ続けで、みんな頑張りました。彼ら自身は気づいていませんが、帰り際みんな受験生の雰囲気が芽生えていましたよ。
今後、こんな特別講習を理科・社会・国語と随時していく予定です。私の中でも、いよいよ受験対策スタートです。
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