和歌山市の個別指導|誰かヤル気をあおってくれてますか
もうすぐ学年末テストですね。小学生までは同じような学力であっても、1年もすれば成績の差が歴然としてきます。それは、どうしてでしょうか?
もともと同じような学力ですから、『やる気の差』が成績の差につながったわけです。さらにその原因を突き詰めれば、『宿題のやる気の差』です。塾では常に先生が目を光らせているわけですから(個別指導ではなおさら)、みんな塾ではやる気を出して頑張っているはずです。
成績のいい子の宿題のやり方を見ると、分からない問題や英単語は塾で学習した箇所に立ち返って、自分なりに調べたりして自学自習しています。それを実践できていない子ほど、成績も落ちてきます。またできる子は宿題は塾から帰ってすぐするか翌日にします。でも、できない子ほど宿題を先延ばしし、最悪次の塾に来る直前だったりします。
で、宿題をすぐにしない理由を聞くと、「めんどくさいから」です。そうです、塾では『やる気』があるから、面倒くさくないわけです。そこで、私(塾長)が指導するのは、こんな感じです。
面倒なのは、やる気を出すことじゃなくて、宿題に時間をかけること。じゃ、その勉強に時間をかかってしまう原因は、塾で習ったことを忘れてしまう前に宿題を片付けないからです。習ったことを翌日までに復習しないと、半分は忘れてしまいます。宿題は忘れることを防ぐためにするのです。ですから本当は、面倒くさがり屋ほど、宿題なんてさっさと終わらせるべきなのです。
勉強のできることほど、その学習効率をわきまえています。成績が落ちてきた子には、そこのあたりをきっちりと指導し分からせてあげることが必要ですよね。成績が落ちてきたことを責め叱っても、成績は伸びません。
面倒くさがり屋さん、宿題は早めに片付けようね。やる気に時間がかかりません。それだけで、成績は伸びてくるはずだよ。