楽(ラク)して、賢(かしこ)くなる方法【後編】
楽(ラク)して、賢(かしこ)くなる方法!?
今回はその後半4つをお話しします。
⑤知識を定着させるためには、学習途中でときおり「理解を試す自己チェックテスト」を取り入れることと効果的です。一問一答問題集を使用してみたり、隠して書いてみたり、暗唱するでもいいし、自分で自分に質問してみよう。自分の勉強したことを説明できるようになれればホンモノです。
⑥復習にもやり方があります。ノートや教科書の下線部をただ眺めて読んでみたところで、知識は定着しません。実はただ書き移すだけでも効果はほとんどありません。なぜなら、思い出そうとする作業が欠けているからです。復習は、ノートを見ず書き起こしたり、まとめ直すことで、効果を発揮します。
⑦もし数学の難問題が解けずに行き詰まったときは、問題から一度離れ休憩することで、案外すんなり解けることがあります。意識的に休憩をとったり別のことをすることで、かえって頭の中が執着から逃れ解放され、活性化します。但し長すぎる中断ではいけません。
⑧同じく勉強をするのでも、意識の仕方で効果が全く違ってきます。自分のための勉強であることを認識し、受け身の勉強でなく、やる気をもって取り組むようにしましょう。同じ勉強時間でも、意識ひとつのその効果は雲泥の差です。
勉強の極意は漢字をみれば、一目瞭然! 『みずから勉(つと)めてこそ、強くなれる』のです。