『幸せ』を感じ方 3段階
子供から成人へ、その後も年を重ねる毎に、人は求める『幸せ』が違ってくるそうです。ひとつの幸せが満たされると、それでは飽き足らずさらに高次の幸せを求めるようになり、それには3段階があります。
ステップ①~『授かる幸せ』
何より一番最初に命を授かります。あれが欲しい、これが食べたいとい欲求を満たすことも、これに属します。子供のうちは、感謝できなくとも、授かった事実は感じとっているはず。親からの愛って やつですよね。
ステップ②~『できる幸せ』
成長するに連れ、自己実現の欲求が生まれてきます。ステップ①のように、親や周りが直接与えてやるものではなく、間接的にサポートしてやることはできます。「できる幸せ」とは、言い換えれば「達成感」であり、それは困難なほど喜びも大きく、またそれ以上に挫折感も味わうでしょう。この経験を数多く乗り越えただけ、子供も大きく成長できるのはないでしょうか。私も、勉強を通じて子供たちに、直面する挫折や失敗からひとつでも多く「できる幸せ(達成感)」を感じさせてやれればと、常日頃から頑張っています。
ステップ③~『与える幸せ』
「授かる幸せ」から「できる幸せ」、それらを存分に味わいながら成長し大人へとなるし、その経験が大きいほど『与える幸せ』の尊さが感じとれ、ステップ①②にも勝る幸福感に包まるそうです。私もまだまだ発展途上中ですが、子を持つ親として<自分よりもまずは子供>と、見返りを求めない奉仕に、他では得がたい満足感を覚えたりしますよね。