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成績を伸ばすのに教えるべきこと!2/2

小学生230510②
<次回の続き>
ついでに、もうひとつの例をあげてみましょう。
<課題(宿題)の問題が解けなかったら>
宿題の問題が解けなかったら、どうするか。
出来ない子は、そのまま放置です。
塾でまた教えてもらえばいい。
分からないから教えてもらう、そのために塾に通っているのですから当然です。
まさにそのとおりで、出来る子も結果的には同じように分からなければ塾で再度教えてもらうことでしょう。
でも、成績に差が出てきますよね。
なぜか?。
ここで、また【勉強の仕方・取組み方】の話しです。
【今やっていることに目的意識をしっかり持てているかどうか】
宿題の目的とは、『知識の定着』です。
これは宿題に限らず、総じて勉強そのものがそうであって、<自分のものにすること>が最終目的です。
でも出来ない子の宿題の目的は往々にしてテキトーに書き込んでサッと済ませてしまい、とっとと早く遊びに行こうです。
ですから、もし答えが手元にあるなら、それを写しておしまいです。
まあそこまでいかなくとも、少し考えて分からなければ、そのまま放置でしょう。
ちょっとましだと、「分からなければ見返したり自分で調べなさい」とよく言われるから、検索し調べれはみますが写して終わりです。
そこに、知識の定着という目的は皆無です。
テストが知識の定着を計るものである以上、良い点数が取れるわけがありませんよね。
一方、出来る子は、問題(宿題)を解いていて、分からないと再度よく考え直してみようとします。
その時の思考とは、自分は今何が分かっていないのか、どこでつまずいているのかを熟考しているのです。
それで的を絞り込んで、見返したり、検索・調べてみたりします。
せっかく明らかになった自分の弱点(分からなかった所)を知り、克服するためです。
これは勉強の明確な目標として、知識の定着を意識せずとも知り、実践する行為です。
その上でやっぱり子供、出来ない子と同じく、早く宿題を終わらせて遊びに行こうとなるわけです。
このように出来る子は要領よく先を見越せているがゆえ、学校の授業であれ塾の宿題であれ、その時は多少時間を費やしてでも、自分の分からない所(弱点)を洗い出し無くそうとします。
なぜなら、どうせ定期テスト前にはしないといけないし、先の入試でも必要であることを理解できているので、弱点はその時その場で克服しておいた方が結果的に時間の浪費が少なく済むと計算しているのです。
<教える側の対処・注意点>
これに関しては意識の問題ですから、中学生の時より小学生、小学生でも高学年より低学年のときから、指導した方が効果があります。
指導といっても習慣付けの話しであって、ちょっとした声かけなので、時間はかかりません。
【本人に目の前の課題の目的を常々意識させてやること、そうすることで勉強の仕方・取組み方がおのずと見えてきます。】
宿題を疎かにしているようであれば、目的を説明し「分からないときは調べるんだよ」と声をかけてやる。
さらに私(塾長)は、宿題がテキトーになりがちな子供には帰りがけによくこう声掛けしたりもします。
私:「宿題は分からなかったら、どうすればいいの?」。
生徒:「前を見れば(調べれば)いいでしょ!」。
私:「じゃあ、なんで(なぜ)調べるの?」
生徒:「ちゃんと覚える(理解する)ため~」
個別指導塾ならできること・求めらることって、結局こういうことじゃないかぁと、ふと今思いました。
2023年10月12日 14:11


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