成績が悪い子の共通点![和歌山の個別指導イースクール]
で気づくことですが、成績が悪い子もしくは全体に良くても悪い科目がある子の共通点とは、必ず『提出物が出されていない』ということです。
じゃあカンタン!成績を上げるためには、提出物を出せばいいわけですが、それができない。
当人よりも親御さんの方が気にかかり、お手上げなんじゃないでしょうか。
そんなの子の共通点として他にも、『暗記が苦手だからムリ』なんてよく耳にしますよね。
ホントに覚えるだけなんですが、それができない。
歴史や地理、暗記科目が得意な子も、初めて習う科目ですから、出来ない子と最初は同じ苦手状態なはずです。
でも、苦手だと分かってるからこそ、暗記しようと努力します。
定期テストの時でも、範囲発表の1週間前では間に合わないから、暗記時間確保のため2週間前から勉強し始めます。
かたや出来ない子は、テスト発表してからでも、暗記に頑張るどころか、スマホの時間はしっかり確保しています。
できる子ほど暗記時間を確保するし、出来ない子ほどテスト範囲全体の勉強ができてなくても平気でいます。
提出物を出せていないというのと同じことですよね。
それじゃあ、成績に差が出て当然ですよね。
じゃあ、成績を最も左右するものは何かというと・・・
そのやっている内容が「分かる分からないか」学力(理解力)の問題よりも、「できるまでやるかどうか」言い換えれば「どこまでやり切れるか」にかかっています。
だからテストの点数も、できたとかできなかったとかではなく、スマホも我慢し勉強時間をしっかり確保し、どれだけやり遂げられたかの指標だと思えば、見方も変わるんじゃないでしょうか。
テストの問題にはきっと難しいものもあるでしょう。
でも、それが解かなかったところで80点です。
本当に点数が悪い原因は、提出物が出せてないのといっしょ、理解の程度よりもまして、やり遂げていないのが一番なのです。
学校にも塾でも基本、文部科学省の学習指導要領があるわけですから、同じことを教えています。
ですので、教える側の立場として私が注意していることは、どれだけ理解させてやるかはもとより、どれだけ目の前の子供たちに勉強にのめり込ませてやれるかの方が意識的には大きいです。
学習内容を理解させてやることは指導テクニックにすぎません。
どこまでやり遂げるか、どこまでのめり込むか、当人の意識の持ち方次第です。
一方で、勉強する子供たち側にとっては、その内容を学び理解することにもまして、どれだけどこまで勉強にのめり込めるかで大きく成績が変わってくるかをしっかりまず理解しておく必要があるのです。
それがまたまた目に見える形になったひとつが、通知表にある『提出物が出されていない』だけなだけ。
(蛇足になりますが、子供たちのやる気を測る方法として提出物の有無を見るのは、学校の先生とって楽で合理的ですよね。
だって、出しているかどうかだけで判断できますから。)
2023年01月07日 12:00