小学生のうちの勉強の仕方![和歌山の個別指導イースクール]
受験となればテストの点数に全てですから、早くから週に何回も塾に通わせ、費用と時間をかけておくべきか。
子供のいる親御さんは、少なからず考えますよね。
一般的にはもちろんそうでしょうし、塾人の私でならなおさら肯定すべきでしょうが、実は手放しに全肯定できないというのが私の考えです。
というもの、子供が小さいうちは、いや小さいうちならなおさら、難しい問題に取り組み解くことよりも大切なことがあると思うのです。
それは何かというと、勉強を通じて、勉強する良い習慣を身につけることです。
子供が中学生にもなると、たいていのお母さん方は、子供に言います。
「勉強しなさい!」
その理由は、当たり前ながら勉強しないから。
で、高校生にもなれば、もう何も言わなくなります。
言っても聞きやしませんから。
じゃあ、子供たちに勉強をしてもらうため、「勉強しなさい」という労力を減らすためには、一体どうすればいいのか。
ここで元に返り、小さいころから、正しく勉強する習慣を身に付けさせることです。
ここにお母さんがすべき、おウチでできる具体的チェック項目をあげると・・・
・宿題は必ず忘れずしていますか。
・宿題が後回しになっていませんか。
・宿題を、テレビやスマホなど「ながら」でなく、集中してできていますか。
もっと細かくいうと・・・
・机でもテーブルでもちゃんと座り、落ち着いて勉強できていますか。
・書く時に、鉛筆も持つ逆の手はノートを押させていますか。
・きれいではなくとも、読める丁寧な字で書けていますか。
・漢字の練習、ヘンやつくり、部首だけを先に書いてしまったりしていませんか。
・本読みの宿題もちゃんとして、漢字を誤魔化したりせず丁寧に読めていますか。
・計算で間違いを正しもせず、テキトーにしていませんか。
これら全て、将来勉強ができる子の特徴であり、自然とできている習慣です。
項目も絞って書いたのですが、これって多いとか思っていませんか。
そんなことありませんよ。
習慣のことですから、難しい問題を解いたりとか能力学力のことではありませんので、努力するというものではありません。
むしろ、努力せずとも、できることです。
それが習慣です。
もう一つ付け加えて言うなら、お母さんとしては子供のする勉強の中身内容まで細かく見る必要はありません。
上に述べた習慣付けだけをしっかりさせてあげてください。
勉強にかかわる躾(しつけ)ですし、子供たちの見えない財産になるものです。
それと大好きなお母さんからの言葉ですから、できれば褒めてあげてくださいね。
子供が中学生・高校生と大きくになって、だんだん言うこと聞かなくなってくる前に施すのが、楽するポイントです。
人って、悪い習慣には慣れやすく、いい習慣にはなかなか馴染みにくいもの。
ぜひ、今のうちに!
2022年10月26日 12:03