ただやるだけでは成績は上がらない![和歌山市の個別指導イースクール]
ただやるだけでは、ある程度成績が伸びても、それ以上は上がりません。
これは、勉強のみならず、スポーツや習い事などどんなことにも当てはまります。例えば、野球の素振り。
ただやみくもにバットを振り回して毎日練習しても、実際にはバットにボールを思うように当てれないはずです。
どうすればうまく打てるかを考える、ヒットを打ちたいのかホームランを打ちたいのか、狙ったところに打ちたいのか空振りを減らしたいのか。
なぜそれに取り組んでいるか、目的意識をしっかり掴んでおく必要があります。
そうでないと、同じ時間・練習量であっても、その達成度は全然違ってきます。
では勉強に当てはめた場合、どうなるでしょうか?
成績が伸びない子の例を挙げると、よく分かってもらえると思います。
宿題で言えば、いつも間違いの数が多い。
それは怒れらないために提出し、ただやればいいやという気持ちでやっているからです。
つまり正解であるかどうかなんて全く関係ないのです。
できる子は、もし分からない問題やややこしい問題に出くわした場合は、習ったことや例題を見直したりして、どうすれば正解を出せるかを考えながら宿題をやっています。
また、テストが終わって、間違った問題をやり直したりもしますが、それだけでは絶対に成績は伸びません。
なぜなら、成績の伸びない子は、それで完結してしまうからです。
テストが終わって、間違った問題をやり直すことで本当に学ばないといけないことは、つね日頃の宿題や勉強から間違った問題はやり直すというやり方を実践しないといけないことです。
だって、テストが終わって間違った問題を再度見直すことなんて、できる子は当然やっていることで、言われてからやること自体、そもそもの認識が低い証拠です。
こう言われ、「じゃあ、これからはいつでも間違った問題をやり直せばいいんだあ」と思うだけでは、やっぱりちゃんと理解認識しているとは言えません。
本当に大切なのは、最初に触れたとおり、間違わないようにどうすべきかが非常に大切です。
そのためにちょっと習ったことを先に見直したりして、いかに間違わないようにするか。言わば、同じ間違いを二度しないためにどうすべきかを考える!その習慣付けが重要です。
これは勉強する上で意識の問題ですから、技術がいるわけでもなく、時間がかかるものでもありません。
また勉強に限ったことではありませんで、例えば小学生の時から少年野球をやっていて、塾は中学生から初めて通い出した子でも、野球を通じてこれを認識実践できている子ならすぐに優秀な成績を取ってきます。
やる気の本質って、ただ一生懸命することではなく、一生懸命の中身を見極めることだとも言えます。
この意味を分かってもらえたら、あなたも成績アップの第一歩を踏み出せていますよ。
2022年04月11日 15:27