成績を上げること自体、実はそんなに難しいことではない!!
すると勉強するのがイヤになり、勉強を諦めて、やめてしまって結果、成績が下がったまま上がらなくってしまう。
では、勉強するとは、どうすることを指して言うのか?
『わからないことを知ること』。『分かないことを知ろうとする行為』です。
なんだ!そんなこと?。
そう、それだけのことなのです。
でも、みんな忘れてしまっていませんか?
小さい頃は、「なんでなんで」と親を質問攻めにするものですが、それがいつの間にかなくなってしまいます。
実はそこに重要なことが隠されていて、ホントは勉強ができる子はこの「なんでなんで」を決して忘れていないのです。
私の塾での実例を挙げてみましょう。
小学生高学年の子供たちが、3か所の穴埋め問題をしていました。
答えも、ア・イ・ウからの3拓です。
そんなに難しい問題ではありませんので、全問正解の子もいます。
でも、ある勉強ができる子が1問だけ正解で、2問間違ってしまいました。
その勉強が得意な子は取った行為が、実に素晴らしかった。
その間違い、ただ入れ換えれば正解なのですが、なぜ間違ったかをしっかり見直しているのです。
これが勉強するってことですよね。
『分からないことを分かろうとする行為』。
その子は決して意識しているわけではなく、自然とそうしているのです。
勉強の仕方を知ってる子にとっては当たり前、ただ分からなかったから、なぜか知ろうとしただけです。
勉強内容よりもこの勉強する行為を身につけることの方が、よっぽど大人なってからも活きてきますよね。
他の例も挙げてみましょう。
性格がちょっと控えめで勉強ができる中学生のことなのですが、宿題で分からないところがあると、必ず〇先マークを付けてきます。
この〇先とは、先生に後で聞くというマークです。
小学生の頃から教えているのですが、決してこんな方法を教えてわけでありません。
が、これが知ろうとする行為ですよね。
ならば、成績が悪い子の共通点とは何か?。
そう、分からないことを知ろうとすることを忘れてしまっているのです。問題の空欄が埋まればそれでいい、内容なんてどうでもいいのです。
これでは成績が伸びるわけがないですよね。
で、やっと本題『成績を伸ばす方法とは?!』
もう言いましたね、分からないことを少しでも知ろうとすること!そこでは、今テストの点数が何点なんて全く関係ありません。
むしろ、点数が低い方が上がりやすい。
全部分かろうとする必要なんて全くないのです。
今一度、できそうなところから、疑問に持ったこと・分からないことを分かろうとするだけでいい!。
それが「勉強する」ってことですから、それができれば成績が上がらないわけがない。
だから決して面倒くさかったり難しいことではなく、ただやるかやらないかだけ!。
『勉強すること』とはどういうことか再び気づければ、誰でも復活可能!
でも習慣のことですから、心底気づくことは実は難しいことで、私も常日頃の指導の中、塾生たちには『勉強する』よう仕向けてやれるように努める日々です。
2022年02月14日 15:19