子供がゲーム(スマホ)ばかりで、いっこも勉強しない!
私の塾を初めて訪れるお母さんとお話をすると、よくこういった悩みをもたれています。
『子供がゲームばかりで、いっこも勉強しない』。
やめるように言っても、「他におもしろいことがないから」と、やめる気一切なし。
時間を決め、それ以上はやらないよう約束しても、長続きしない。
やはり、これでは、何を根本的な解決にはなっていないように思います。
なぜなら、ゲーム(スマホ)ばかりしていても仕方がないことを子供さん自身もわかっているからです。
子供はとてもつらいのです。
学校の勉強はおもしろくない。
帰宅しても誰も自分を理解してくれず、心の拠(よ)り所になっているゲームをするなとばかり言われる。
ゲームをしているときは没頭でき、気が紛れます。
それがいいとは思っていないが、他に道が見つからない閉塞(へいそく)的な状況。
ただ状況はどうであれ、かたや実際にはゲームもするし、勉強もできる子がいるわけです。
だから、そういう子のゲームとの付き合い方をマネさせれば、手っ取り早い!。
鉄則は、勉強が1番で、ゲーム(スマホ)は2番。
勉強してから、ゲームをする(させる)を徹底し、習慣つけ、当たり前にすること。
これができなけば、例外なくゲーム(スマホ)を持たせないこと。
また子供が机に向かわない理由は、勉強がわからなくなっているからでもあります。
わからないところさえ、わからない。
だから通塾し始めた子供には、まずその子が何をわかっていないかを発見するところからはじめます。
当然と言えば、当然ですし、これがすごく重要なのです。
こうして、わからなかった勉強が少しずつでもできるようになってきれば、イヤでもなくなり、きっと気持ちも安定してきます。
子供にとって、なんだかんだで最大の理解者はお母さんなはず。
だから私も含め、時には親としてだけではなく、子供の立場となって、一緒に考えてあげることも必要かもしれません。