受験までの心構え3『過去問学習の方法』
『過去問学習の方法』
①一回目は必ず時間を計ろう
入試には制限時間があります。
試験本番では制限時間内に解かなくてはいけません。
過去問も時間を計って取組み、時間の感覚をつかんでおきましょう。
本番を意識して制限時間になったら手を止めます。
たとえ難問を捨ててでも、時間内に見直しをしたいものです。
時間が足りなかった人は、スピードアップの作戦を立てましょう。
出題傾向とともに、問題の流れや時間配分がつかめるようになると、本番で有利です。
②採点しよう
制限時間になったらすぐ採点しましょう。
点数は控えておき、間違った問題はチェックし必ず解き直しましょう。
難問も解けるようにしておくことも大事ですが、
それよりもうっかりミスや計算間違いを失くす方が重要です。
自分で解くことのできる問題を確実に得点に結びつけることが合格の最短距離です。
そのために注意すべき点を見つけ出しましょう。
また点数を合計して、志望校への合格ラインもつかんでおきましょう。
③一回だけで終わりにしない。
過去問一年分だけでなく、数年分解いて、慣れておくことが大切です。
一回だけで終わらせず、何回か取り組んでもよいでしょう。
2回目からは、すでに解いた問題ですから、案外早く済ませることができるはずです。
繰り返し解いて、また同じ問題をミスするところがあれば、類題にあたって、
確実な得点力を身につけましょう。
「対策を万全にした」という自信を持って、本番に挑むことが何よりも大切です。