夏休み 作文の書き方![和歌山市の個別指導イースクール]
みなさん、読書感想文など夏休みの作文の宿題に困ってたりしませんか?
何をどう書けばいいのか、わからない。
そもそも、作文(読書感想文)とはどういうものなのかが、よくわからない。
だから書けば、ただのあらすじになってしまう。
そんな子のために、作文(読書感想文)の書き方の基本を説明します。
このとおりにすれば、イヤイヤながらの宿題でも、高レベルなものが仕上がるはずです。
4段落に分けて、構成を先に考えておこう!
下書きですが、カンタンな箇条書きでかまいません。
各段落に書くべき内容は以下のとおり。
①第1段落の書き方
どんなきっかけでその本を読んだかを書く。
ドラえもんでいうと、ジャイアンにいじれられるところです。
「誰かすすめられた」とか、「本屋で、たまたま見つけた」とか、
その時の様子を少し詳しく書いてみよう。
②第2段落の書き方
本の内容を簡単に説明・紹介する。
ドラえもんでいうと、道具を出してもらうところです。
あらすじの紹介を書くわけですが、くわしく書く必要はありません。
内容で気に入ったところだけでもけっこうです。
③第3段落の書き方
ここが読書感想文の中心です。
ドラえもんでいうと、のび太が暴走しはじめるところです。
ここで、みなさんの個性を発揮してください。
・何を考えさせられたかを書く。
・不思議に思ったことを書く。
・自分ならどうするかを書く。
・自分なりに、どこがおもしろかったかを書く。
・主人公の行動を否定して、自分ならどうしたかを書く。
④第4段落の書き方
全体のまとめをします。
ドラえもんでいうと、最後にドラえもんにのび太が助けてもらうところです。
これからどんなことを考えていきたいか、自分の目標や
ものの見方の変化を書くといいでしょう。
書く上での大切なポイント
第1段から4段落までの比率はだいたい 1:1:3:2 です。
要は、第3と第4段落でいっぱい書くようにしましょう。
優等生な意見よりも、自分の意見を素直に書きましょう。
感想文ですから、わかりきった「思いました」という言葉を使いすぎないように。
また、できるだけ、「おもしろかった」や「感動した」という言葉を避けて、自分なりの表現方法を考えてみてください。
以上のルールをマネして、読書感想文を書けば、きっと、キラっと光るものが自然とできるはずです。
さあ、みなさん!
さっさと仕上げて、残りの夏休みをエンジョイしよう!