やる気とは?![和歌山市の個別指導イースクール]
子供が『やる気』を見せていたのにもかかわらず、テストの点数はもうひとつってありませんか?
不思議ですね。
子供自身にとっても、やる気はあったはずなのにって、不思議に思っていたりします。
どうしてこうなっちゃうか?
理由は、カンタン!
実は、『やる気』って言ってながらも、その『やる気』ってことが漠然として、曖昧な言葉だからです。
子供の『やる気』を測るために、私(塾長)がよくやる方法があります。
色々と問題を解説中に、「これは、テストに出るから、よく聞いておくんだよ」と声を掛けます。
すると成績のよい子供は、例えそれがカンタンな問題でもよく聞いていますね。
成績が普通な子は、それが全部理解できるような問題でなくても、それなりに聞こうとします。
成績が悪い子は、最初から話し半分でしか、聞いていません。
面白いですよね。
テストに出るって言っているにも、この『やる気の温度差』。
そうです!
『やる気』とは、『成績を上げようとする気持ち』があるかってことです。
これをちゃんと理解しているか。
競技スポーツでいうなら、勝つ気持ちの度合いです。
となれば、『やる気があるのか』という言葉でなく、もっと具体的に『成績をあげる気持ち』があるのかと問うてやるべきですね。
だって、成績の悪い子ほど、この【やる気の正体】を理解していないのですから。
成績を上げる為には、子供の学力(理解力)に関係なく、まさに『成績をあげる気』があるのかと問うてみる。
でないと、「そうするためにはどうすべきか」という次の具体的な行動が生まれてきません。
「テストにここ出るよ」と言ってのに、反応薄くボケっとしてるようでは、成績上がりませんよね。
成績向上のガキは、成績をあげる意識の差であって、本人の気づきに大きく左右されます。
スポーツで勝っ気がない者には当然勝てるはずもないのといっしょで、勉強もおんなじことです。
勉強する子供にとって、【やる気とは、成績を上げる気持ちをしっかり自覚すること】だと明確に方向付けやることが何よりも重要です。
やる気とやっているフリとは別であって、求めてられのは真の意味での[やる気]であることをズバッと指摘してやること。