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むくわれない努力!?[和歌山市の個別指導イースクール]

中学生210117③
定期テストが終わると、『あんなに頑張ったのに』とか『けっこう努力したのに』とかいう子がいますよね。
これは、努力していない(頑張っていない)時に使う、成績の伸びなかった一番の言い訳です。
親が我が子に対して、なぐさめの言葉として使ったりもします。
親にこれを言われると、子供は努力しなくなったりもします。
許してもらった時に常套句、『次は頑張る(ってね)』ということですから。
さてこの、努力する(頑張る)という言葉には、温度差があり、2種類があります。
実はこの捉え方で、はっきりと勉強のできる子とできない子に別れます。
例えば、暗記しなければいけないことがあるとします。
2者とかもちろん覚えようとしますが、成績のよい勉強できる子は、全部覚えてしまうまで頑張ります。
そうすることが、努力することだと思っているからです。
一方、成績の悪い子は、頑張って覚えようとしますが、中途半端に終わり、覚えきれていません。
でも、本人にとっては、これが努力したことだと信じています。
こういった子は親からも「努力したのにね」・「次は頑張ってね」なんて言われるから、当然と言えば、当然ですね。
このように、[結果を求めしっかり暗記しきってしまうこと]と[暗記しようとする行為だけ]との温度差、どちらを【努力した】と捉えるかが、お子様の成績を大きく左右し、点数となって現れてくるのです。
テストの点数の悪かった子からすれば、できる子を指して、「あいつは頭がいいから」とか「すぐに暗記できてしまうし」なんていうかもしれませんが、それも大間違い。
勉強できる子の方が絶対に勉強時間が長いはずですし、【やりきる努力】を積み上げてきたからこそ、暗記時間も短くて済むようになったのです。
努力とは、やるきる力を指します。
暗記してしまうまで、覚えてしまうまで、時間をかけて頑張ってください。
その時間がないなら、遊び・スマホの時間を削って、その作りましょう。
いくら頑張っても覚えきれない、それは努力したといいません。
覚えきって、暗記しきってこその努力ですから、必ず報わるもの。
お母さんも、子供のテストの点数が思うようによくなかったら、はっきりと言ってあげてください。
『頑張っていない』・『努力していない』と。
だって実際に、100%頑張っていないでしょ。
2021年06月01日 14:31


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