中3生、早く受験生になろう![和歌山市の個別指導塾イースクール]
中3生のみなさん、浮かれていませんか?
それじゃあ、ヤバいですよ。
私(塾長)は春休み前に、新中3生ひとり1人に、受験勉強を一日でも早く始めようと声掛けしました。
というのも志望校合格の決め手となるのは結局、来年受験までの残された一年間で、どれだけの勉強時間を確保できるかにかかっているだからです。
受験勉強のスタートにフライングはありません。
だから1日でも早く、受験勉強を始めた者勝ちです。
受験生の勉強時間は平均、平日で3時間、休日で5時間だそうです。
受験前になれば、誰もが勉強机の前に座るようになっています。
それをいつ始めるか、つまりいつ受験生になるかが、大きなカギとなります。
ゴールデンウィーク前の今週、私は再び中3生一人ひとりに声掛けをします。
「受験勉強のテキスト(復習テスト用に学校指定があったりする)をどれだけやったぁ?」
「ゴールデンウィークまでに、せめて中学1年生の範囲の復習(5教科)をしてしまわないと、その後の受験勉強に出遅れるよ!」
すると、のんきな声が返ってきたりします。
「塾の宿題が多いよ!」
「部活が忙しい!」
そういった子に限って、2年生までと同じ生活スタイルのままです。
テレビも見れば、スマホを好きなだけ、部活で疲れて、睡眠時間もたっぷり。
つまり、そんな子たちの理屈は、受験勉強なんてする間がない!です。
そりゃそうでしょ!、何かを削らないと、何かを我慢しないと、受験勉強の確保はできません。
ここで間違ってはいけないのは、受験勉強は何も強制ではないってことです。
『自分自身のことを思えば。好きな高校行きたいなら、勉強しないとね。』ということですよね。
受験勉強はあなたへのお願いでもなんでもありません。
後から「もっと勉強しておけばよかった」なんて後悔するのは本人なのですから。
絶対少しでも早く受験勉強を始めた方が、楽なはずなのにねえ。
こんなやりとりを塾生たちとやっていても、まだ屁理屈をこねる子もいます。
「まだまわりの友達はそんな受験勉強していないよ」と。
「わかってないね君。だから受験勉強をするんだよ」と私。
実際には、やっていないという子ほど、なんだかんだでやっていたりします。
それを言葉どおり間に受けている子は、結局出遅れてしまいます。
そこで、中3生になるお子さんを持つ保護者の方へのアドバイスです。
ぜひご家庭では、受験勉強を最優先させるよう声掛け・環境つくり【毎日がテスト期間中】に、我が子のためにしてあげてください。遊びでなく、部活なく、テレビでなく、ゲーム・スマホでなく、睡眠時でなく。
当然のことながら、子供を放っておけば、優先順位の最後が勉強になってしまいます。
これでは、勉強なんてするわけありません。
お子さまがお手持ちの受験勉強用の教材(5教科とも)が未だに新品同然だったりしたら、要注意ですよ。
2021年04月21日 22:42