受験パニック![和歌山の個別指導イースクール]
受験勉強も最後の追い込みですね。
いよいよ今までの努力の成果が試される時です。
でも「本番で実力を出し切れなかった」なんてことのないように、『受験パニック』についてお話します。
合格できる学力があるのに、試験中、頭が真っ白になってしまった・・・・。
受験のプレッシャーやストレスから極度の緊張状態に陥り、試験会場で十分に実力を発揮できなくなるのが、『受験パニック』と呼ばれるものです。
でも、適切な対処をとれば、回避できますので、その対処法を知っておくとよいでしょう。
受験パニックの症状は、過度な胸のドキドキです。
脳の緊張し、心拍数が上がり、さらにまた脳が緊張し、もっと心拍数が上昇、この際限ない悪循環に陥り、集中力が途切れてしまいます。
但し、心拍数の上昇自体は悪いことではありません。
適度な心拍数の上昇は、脳に血液が送られ、脳の機能をむしろ高めます。
試験に集中している受験生もまた、例外なく心拍数が上がっています。
過度のドキドキが、ダメなわけです。
そしてその原因は、受験生が意識しすぎ、否定的に受け止めてしまうことにあります。
「試験がうまくいかなかったら、どうしよう」と心のネガティブな恐怖心が、過剰なドキドキを生み、結果、頭が真っ白になってしまうのが、メカニズムです。
だから、このプロセスを知っているだけで、受験パニックが回避できます。
先に書いたとおり、心拍数が上がってきたら、自分にこう言い聞かせるとよいのです。
◎[この緊張のドキドキのおかげで、心臓から脳に血液を送られ、脳を活性化するんだ]と。
◎またもうひとつの方法は、試験の最中に緊張してきたら、身体を動かすことをおススメします。
肩や首を回して、関節をほぐす程度で十分です。
それだけも、脳をリラックスさせ、過剰な興奮を抑えることができますよ。
緊張した人が貧乏ゆすりをしているのを見たことがありませんか。
あれも無意識に身体を動かすことで、脳内のバランスを整えているのです。
でも、貧乏ゆすりは、ほかの人の迷惑になるので、おすすめしませんが。
手を膝の上に起き、指先で好きな歌のリズムでも刻むとよいのではないでしょうか。
勝負前のオリンピック選手にも、そんな人がいますよね。
積み重ねてきた努力が水泡に帰すことのないよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。
もうしばらく、ファイトぉ!