子どもに何度言っても、言うことを聞かない![和歌山市の個別指導塾イースクール]
中学生Aさん:「塾長って、怒らないのっ!?」
私:「まあ、怒らへんなぁ」
Aさん:しみじみと、「でも、キビしいよねぇ」
家で、「片付けをしなさい」とお母さんに叱られたそうです。
感情にかませて怒られて、自分も腹が立ってきて、わざとやり過ごしたとのこと。
Aさん:「だって、どうせまだ怒られるだけだし」
また他にも、塾生の男子が部活の先生にかなり怒られ、先生が立ち去ってしまったのこと。
それからしばらくして、みんなで先生に謝りに行ったそうです。
熱血先生とよく聞いていましたが、私:「で、なんで怒られたの?」。
彼の応えは、結局その先生が何を言いたかったのか分からなかったでした。
このふたつ共通している点は、つい怒りにまかせ、ガミガミとやっちゃったところ。
でもその熱意が伝わるどころか、子供達には言わんとすることが全く伝わっていない。
これ読んでて、思い当たるふし、ありませんか?
こちらの目的は、怒りのはけ口でなく、あくまで実行させることですから、
私の経験則から言えるアドバイスは
①子供の目線(力量)にあわせ、話し(指示)をすること。
②決して感情的にはならないこと。
③言ったことは、必ず実行させること。
例えば、塾で宿題を忘れてきた子がいると、
一度目は大目に見ても、2度目は勘弁しない。
できるまで居残りか、帰って宿題をしてまた翌日出直し。
その際あくまで冷静沈着に当然とばかり、ただたんたんとさせること。
優しいようで、易しくない。
これがけっこう子供たちにはキビしく映り、堪えるそうです。
子供が成長するにつれて、だんだん親のいうことなんて聞かなくなってきます。
口応えもするようになります。
それは幼い頃は子供が親に合わせてくれていたのであって、成長は小さな巣立ちです。
すごく自然なことで、自分も通ってきた道じゃないですか。
だから、親から見るといつまでも子供な子供に、少し合わせてあげてみてはどうですか。
日頃は和気あいあいでも、締めるところはビシッと締める。
イラッとしても、お互い何の得もありませんよぉ。
ぜひ、お試しあれ!
ゆる~く叱ってみてください。コスパいいですよ。