低学力の元凶は、手抜きの漫然化![和歌山市の個別指導イースクール]
でも私個人としてはそれよりも、日ごろの勉強(手段)を通じて、物事を手抜きしないこと(目的)をしっかり身につけてもらいたいと思います。
一度手抜きをすることに慣れてしまうと、それが当たり前となり、いくらまわりの者が・忠告しても注意しても耳に届かず、全く気にならなくなってしまいます。
手抜きのクセ(習慣)は、勉強だけにかかわず、将来大人となり、お仕事をするようになってからも、絶対にその子の脚を引っ張ります。
ですので、一生ついてまわる悪習ですので、絶対に今のうちから直す必要があります。
また、手抜きしないことを、できるだけ幼いころ(低学年)の頃から習慣づけてあげなくてはなりません。
勉強でいう手抜きとは、丁寧にゆっくり計算をしないとか字を書かないということではなく、『しっかり目の前の問題を解決しようせず、すぐ諦めてしまうこと』です。
例えば、類題や説明を自分でも調べようともせず、すぐ「わからな~い」と言っていませんか。
私(塾長)は指導する際、いくら成績がよくても、手抜きをしている子には褒めないようにしています。
それは成績よくとも、もっと頑張れるはずですから、手抜きの状態を褒めれば、それでよしとなり、ゆくゆく成績向上の妨げとなるからです。
逆に、今の成績が悪くとも、また正解が出ていなくとも、手抜きせず丁寧に考えられているならば、しっかりそれを見逃さず褒めてあげるようにしています。
そう、その取り組み姿勢は必ず成績となって、後々現れてくるはずですから。
そして手抜き勉強をしている子には、こんなことを言い添えてあげるようにしています。
『いくら素晴らしい出来でも、手抜きの仕事(勉強)は、君の信頼を失い、次の依頼(仕事)がなくなるよ。
先生(塾長)がこんなことを言うのは、大人になれると、誰も君に手抜きしているなんて、わざわざ注意くれないから。
逆にそこそこの出来でも、一生懸命の仕事(勉強)は、君の信頼を上げ、手助け・アドバイスを周りのみんなからもらえ、どんどん友人も増え、面白い仕事が舞い込んでくるよ。
だから、今している勉強をしながら、<手抜きせず一生懸命取り組むこと>を覚えてね。
そうすれば、成績も上がり、本当の学力が身につくよ』。
2020年03月29日 19:35