いつ成績は伸びるのか?[和歌山市の個別指導イースクール]
実は成績というのは、コップに溜まる水といっしょ。勉強しないと、その水も溜まってきません。それにこのコップには底に穴が開いています。その穴は勉強することによってのみ小さくはなるけれど、決して塞がれることはありません。だから勉強し続けないといけません。まとめて勉強するとコップにはたくさん水が溜まりますが、その時だけでは穴は開いたまま、すぐに水は減ってしまいます。せっかく貯めた学力(水)なのに。なら、少しづつでも着実にコツコツ続けるしかない。そうすることで開いた穴は小さくなり、少しずつでも着実に溜まり出します。
でもまだ成績は伸びてくるわけではない。本当に成績が伸びないと悩んでいる人は、この辺りにいます。
水が溜まっていない・もしくは減っているのに、成績が伸びないと言っている奴は論外、当然の結果ですね。そんな子は、成績が伸びないとは言ってはいても、内心さほど気にしていないはずです。気にするとしたら、自分よりも水が少ないであろう子たちです。
だから、本当に成績不振で悩んでいる子だけに、声を大にして言ってあげたい。自分を信じて諦めず続けなさい。君が悩んでいるなら、それはちゃんと勉強できている証拠だ。だから自分を信じ、前向きに邁進すればいい。すると水はコップの上まで達し、表面張力いっぱいのところまで来ます。水の量は学力といっしょ。でもこの溜まった水の量は困ったことに目には見えません。不安になって当然です。でも水の量(=実力)がどれくらいなのか知る方法は、コップを手に持った感覚だけです。なんとなくその重みだけは感じることができますよね。勉強し続けていると、なんとなく以前よりも手応えを感じませんか?。例えば、苦手な単語や歴史の暗記がラクできるようになってきたとか、理科や数学の不得意分野がすんなり解けるようになってきたとか。
そうなれば、もうひと息です。気が付けばギリギリのところまで堪えていた水が、ドバドバと溢れてこぼれ出します。これが成績となって現れるのです。本当の実力が、それもとめどなく溢れ出していますよ。だって水を入れれば、その分だけ溢れるしかないのですから。ここまでくれば、やればやるだけ成績は目に見えて伸びるはず。
じゃあ、そんなに勉強しないと成績は伸びないのか?。そのとおりです。でもコツコツ丁寧着実に勉強した分だけ、目には見えずとも学力は溜まっていくことは、分かってもらえたはずです。
実は今の不安感・焦燥感は、特に受験生にとってはすごく重要で、どれだけ早い時期感じるかが大切。よくできる子ほど、成績に対する関心・焦りが強いのも頷けます。だから、その不安・焦りをぜひ大切にしてください。
2020年02月17日 15:09