和歌山市の個別指導|面倒くさがりほど、宿題を?!(前編)
何を隠そう、私も誰よりもある意味、面倒くさがり屋でした。小学生の頃、私は家で宿題をするのが面倒なあまり、帰宅前の[終わりの会]で、先生にダメだと注意されながらも、宿題を片付けていました。家に帰ってからの遊び時間を少しでも増やしたかったからです。それに夏休みの宿題も7月中には全て終わらせていました。8月に他の勉強とかではなく、心置きなく思いっきり遊びたかったからです。夏休み日記の宿題も先に書いてしまい、その書いたとおりをすればいいと思っていたほどした。これほど誰よりも宿題をするのが面倒くさく思っていた私ですが、決して宿題を忘れることはありませんでした。ここには子供の自分なりの先読みもあって、どうせ後にテストがあるのも分かっていたし、「遊んでばかりいて」と親に言われるのも面倒だったからです。
話しを元に戻すと、まず①何が具体的に面倒くさいのか、じっくり考えてみてください。面倒くさがり屋の子でも、塾ではしっかり勉強をしています。つまり、勉強がイヤなのではなく、時間をかけるのがイヤなのです。このことを自身でさえ、実はあまり自覚していません。次に②なぜ、宿題をしなければいけないのか、考えてみましょう。私の塾での宿題の位置づけは、復習です。予習は一切していません。だって塾で習ったことを、宿題で忘れないように復習すれば、テスト前に慌てることもありません。でも面倒くさがり屋のほとんどは実際、もったいないことにこの[忘れないように]を自覚していません。
以上の2点を軽視して、「少しくらい宿題を忘れてもなんてことない」なんて思っている面倒くさがり屋は、本当はすごく損をしています。宿題を忘れるとはどういうことなのか?、くどく説明しますね。先に述べたとおり宿題を忘れるとは、せっかく覚えたことを忘れてしまうということです。しっかり自覚してください。そうなると次のスタートは、また思い出すことから始めてないといけません。だから宿題をしっかりしている子よりも、そこで時間がかかってしまいます。それだけではなく、もう一度覚え直してからのやり直しとなるわけですから、さらに時間は倍掛けですよ。ここには覚えることを意識しないテキトーなやり方の宿題も含まれますよ。
どうですか?面倒くさがり屋さん!これを聞いてもまだ宿題を忘れたいですか?。ちゃっちゃと宿題を先に片付けて、好きなことにもっと時間を使えばいいのに!。お母さんからガミガミ言われることからも解消されますよ。みんなで面倒なことやめましょ!
2019年12月03日 14:39