和歌山市の個別指導|公務員・大企業は目指すな!
お父さん・お母さんには、子供に将来できれば、公務員か大企業に就職してほしいと思っていませんか。でも昭和・平成時代ならまだしも、令和になった今、それは決して賢明な選択とは言えなくなってきています。もしその理由が、『安定』であるならば。もうそんな時代は過ぎさろうとしていますので、考えを改めてください。大きな理由のひとつに、コンピューター・インターネットの登場があります。そして昨今のAIやディープラーニングなどの情報技術の躍進は、私たちの働く環境をガラッと、それも予想以上のスピードで否が応にも変えつつあります。
公務員・一流企業と言ったいわゆるブルーカラーの上に立つホワイトカラーの仕事は、今後ほとんどコンピューターに取って代わられる時代が来るそうです。ホワイトカラーのスキルはコンピュータで補えるようになるのです。それにコンピューターは休む必要もなく、文句も言わず、人間よりも大量の仕事を安価に効率よくこなしてくれます。モノ(ブルーカラーの仕事)と人(流通の末端)をつなぐような事務的な仕事には、もう人間は必要なくなってくるのです。
シンギュラリティという言葉を聞いたことはありますか?。これは人口知能が人間を超える時のことを言います。私たち大人がまだ生きてる近い将来に、このシンギュラリティが到来するそうです。するとどうなるか?。安定を求めて公務員・大企業に就職した人々は大量に必要とされなくなり、残ってもコンピューターに使わようになるそうです。なんか想像を絶していて怖くないですか?。
そもそもは、モノを生み出す昔ながらのブルーカラーの仕事に対し、ホワイトカラーの仕事は生産性ゼロなのですから、もてはやされた時は一過性だったのかもしれません。そこに何の疑いもなく固執し続けることは、かなり危険なことなのではないでしょうか。
今後、広範囲のことをそつなくこなすジェネラリスト的な仕事(ホワイトカラー)よりも、むしろ専門性を持つスペシャリスト的な仕事(ブルーカラー)の評価が再び上がってくるかもしれません。モノを大量生産する昔のブルーカラーの形でなく、その人でしかできない・分からないということが、今まで以上に価値や評価が上がり、それがコンピューター・インターネット社会を通じて、仕事として成立するようになるはずです。
安定志向を求めて、公務員・大企業を目指すことはもう時代錯誤であることをしっかり認識しておいてください。子供たちには、それこそ自分の好きなこと・興味があることを見つけ、見分を深めることを目指し、日々の勉強に取り組んでもらいたいものです。
今までなら『そんなことしても将来食べていけないよ!』と言われていたようなことに、その子供の明るい未来が隠れています。これからはそんな好きなことがやれる時代が到来すると思います。ですので、私たち大人は古い常識を押し付け、子供たちの足をひっぱるようなことはしたくないですね。
2019年06月16日 20:16