和歌山市の個別指導|テストがいつも普通の子の点数の上げた方
もうすぐ学年末テストですね。この1年を振り返って、成績は上がりましたか?。今回は、平均点よりはいつも上、80点くらいは取れるようになったけれど、なかなか90点以上は取れない子のお話。普通の成績から、勉強がよくできる子へのステップアップの仕方です。
毎回定期テストを終え、『今回どうだった?』と聞くと、いつも普通の成績の子は『まあ、前と同じような感じかな。。』というようなことを言います。成績が悪くわけではないし、頑張っているけれども、思うようにさらには伸びないって意味合いですね。
突っ込んで具体的に反省点を聞くとこんな感じ・・・
・今回は前回成績が下がった数学をメインに頑張ったので、取れる問題はちゃんと取れた。
・社会は最終日だったので、テスト期間が始まる前にして、前日にいっぱいしたが、十分でなかった。
・英語は前回の傾向から教科書を重点的に覚えて効率よくできたけど、英作とか記述がイマイチだった。
・理科は基本問題はバッチリ点数取れたけど、応用問題の間違いが多かった。
・国語は、古文とか漢字とか覚えるモノが多かったので、完璧にしようと努力したけど、いくつか間違った。
よく以前の結果を見返し、詳しく反省もできているので、よさそうに見えますよね。でもテスト結果はいつも同じ代わり映えもせず、90点には届かないわけですが、どこかおかしいのです。では、なぜなのでしょう?。ここからは、この先の90点、そして100点を取れるようになった子の話しです。
私(塾長)から彼らへのアドバイスはこんな感じ・・・
確かに反省はできているようだけれども、毎回同じようなことを言っているよね。で、成績も普通。そこにこそ反省点が隠れていると気付かないといけないよ。反省しろと言われるから、それっぽく聞こえのいいように反省しているだけで、ホントに自分の成績を上げることを考えた核心の反省をしている?。よく考えてごらん。目的は成績をもっと上げて、90点以上になることだよね。だからいつも90点以上の成績のいい友達のこととか、内心気になっているよね。なんでいいのかなって?。ということは、一番いい方法って、自分の成績結果ばかりの反省でなく、いつも90点を取っている子、とれるようになった子のマネをすればいいんだよね。
こういうと、成績普通の子たちはギクっとします。実は自分でも知らずなんとなく意識にしていたことだし、でもそれは分かっていても、あの子たちは頭がいいからと勝手に自分を納得させて、見ないようにしていたからです。では、なぜなのでしょうか?。できる子のマネをするのが面倒くさい、少しでも楽したいだけです。
よく勉強できるいつも90点以上の子たちの勉強の仕方は、ひと言でいうと、『手を抜かない、やり方がすごく丁寧』ということです。
例えば、宿題を見れば一目瞭然です。忘れないのはもちろんのこと、宿題は塾で習ったことの復習、習ったことを頭に定着させるためのものだから、分からない問題は放置ぜず、前を見返したり調べたりする。それでも分からない時は塾で教えてもらう。
私の塾に通う勉強のできる子たちの多くは、文武両道、部活もやってその上で公立高校トップを目指すレベルです。ですので、決して勉強漬けというわけではありません。宿題の量もレベルも、まあそれなり普通です。考えて分からなければそのままにしてもきます。ただやり方が丁寧なだけ。
だから、そういった丁寧さ・マメさを面倒くさがらずにマネをする、やるかやらないかだけです。決して難しいことではありません。それに気づきまた自身に認め、かんねんして、90点を取りたいとホントに思えた子たちは、必ずできる子供たちの仲間入りをしていきますよね。