和歌山市の個別指導|受験生の挫折感
大阪なおみさんが、弱冠21歳の若さで全米に引き続き、テニス全豪オープンで優勝しました。多くの方が感動したと思います。
でそれを見て、受験生の皆さんには、どう映りましたか。ヨシ、自分も頑張ろう!ならいいのですが、今の自身の切迫した状況と比べ、ちょっとした羨ましさ、挫折感を味わったりしていませんか。「嗚呼、こんなことなら中一生(高一生)の頃から、もっと勉強しておけばよかった」なんて。それはただのやっかみ(妬み)ですよ。そんなことを言っている人に限って、仮に生まれ変わったところで、同じような人生を送っているでしょう。なぜなら、挫折感なんて、大阪なおみさんや錦織圭さんの方が、君の百万倍味わっているはずです。そのたびに乗り越えた結果が今の彼らにつながっているのです。それに比べたら、努力していないなんて言いませんが、君たちの挫折感なんて無いも同然。そういうと、彼らにはもともと才能があるからなんて重ねて思っていませんか。もちろん、才能があったでしょうが、才能だけでは世界なんて獲れないはず。誰よりも多くの挫折感とその度毎の努力の結晶が、頂点に導いたのだと思います。錦織圭さんも、大阪なおみさんの活躍を間近で見て、きっと後悔や嫉妬でなく、明日からの新たなチャレンジに奮起しているはずです。だから君たちも、過去でもなく未来でもなく、今この瞬間、目の前にある挫折感という壁を乗り越えるよう努力してください。そうすればきっとその先に、君だけの未来が待っているはずです。
そういう私はどうかというと最近、登山家の三浦雄一郎の活躍を見て、自分もまだまだ青春だあ、頑張ろう!と思いました。この三浦雄一郎さんという人は現在86歳で、このお正月、南米大陸最高峰の山アコンカグア登頂にチャレンジしたのですが失敗挫折しました。でも帰国後のインタビューで、またトレーニングを積んで90歳でエレベストにチャレンジしたいと言っているです。老人どころか、青春真っ盛りですね。僕も『挑戦』と言葉が大好きです。この『老青年』に見習わないといけません。みなさんも、あ~あなんてため息をついて、『若年寄り』(若いのに年寄り)になっていてはいけませんよ。大人も子供も年令なんて関係ありません。ともに今も精一杯生きましょうね