和歌山市の個別指導|勉強の意識改革!(前編)
私(塾長)の塾では、子供たちに最初から公式を覚えさせ、機械的に計算を繰り返すような学習はさせないようにしています。例えば、三角形の公式ならば、なぜ「底辺×高さ÷2」になるのかを、まず子供たちに考えさせるようにしています。その理由をわかった時は、算数に対する好奇心がくすぐられ、子供たちの目は輝いていますよね。この魅力を感じないと、わり算の筆算はできても、肝心のなぜわり算を使うのかさえ分からない、なんてことが起こってきます。
また私の塾では最近では、よほどよくできる子でない限り、中学入試を奨めてたりしません。理由は小学生という感受性の強い時期、過度な受験勉強はその子の個性の形成を阻害してしまいかねないからです。中学入試なんて、だいたいが親の過剰な期待であったり、自己満足であったりします。子供が受験を望まない、もしくは他に熱中できることがあるならば、そちらに時間と費用をかけてあげた方が、よほどその子の個性を伸ばしてあげることができます。私も指導で心がけているのは、勉強を通じて子供たちの好奇心を育て、自分で考えようとする力を伸ばしてやろうということです。それが個性つくりに役立つはずです。
ひと昔前であれば、学校の成績が良い者が、当然のようにそれなりの肩書きを約束され、将来成功するとされてきましたが、平成も終わろうする現在はどうもそれが常識ではなくなりつつあります。スマホで世界とつながり、どんな情報もすぐに手に入り、またAIをはじめとする新たな技術革新が、今までの社会と常識をいっきにくつがえし、もう偏差値だけでは生き抜いていけなくなってきています。他人事ではないですよ。実際に皆さんを取り巻く社会でもそうではないですか。今まわりの成功している人・輝いている人は、決して昔学生時代に成績がよかった人ばかりではないでしょう。そういった環境は今の子供たちが大人なったときは、もっと変貌しているはずです。私がいう個性とは性格のことではありません。他人ではなく、その子にしかない何かを手に入れさせてやることです。それには好奇心が必須であり、没頭する力(集中力)が不可欠です。勉強でそれを養い、好きなことにのめり込み、役立ててほしいものです。
(後編に続く。乞うご期待!)
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