和歌山市の個別指導|問題が解けない理由!?
問題が解けない。こういう子は、①考えるもせず「わからない」、②考えても「何をきかれているか(ためされているか)、わからない」とよく口にします。どちらにしても、やる前から問題に取り組むことを放棄しているわけですね。
①は、苦手意識の顕著な現れです。
②は、よく考えなさいと言われるけれど、目の付け処が見えてこない、何を考えればいいのかさえわからないのです。
これらは、勉強のできない子の2大特徴で、学習内容レベルのうんぬんよりも、もっと根本的な勉強する心構えの問題(欠如)と言えるでしょう。
ですから、勉強内容以前に、まず①②の原因に沿って、これらを改善・解消してあげることが優先されます。
①口癖の「ムリ(わからない)」は、言わない。言わせない。
最初に、しっかり学ぶ内容の原理原則(例えば、数学なら方程式の計算方法・英語なら文法など)を理解すること。ここにたっぷり時間をかけてから、問題に取り組もう。重要なことは、生徒は途中で絶対に投げ出さい、テキトーにしないこと。先生はその生徒が頑張ればやれるもの(問題)をちゃんとチョイスしてやることです。ここでしっかりと成功体験を積み、自分ができる自分でできる感覚を感じとり、習慣つけよう。
②「今、何を学習しているのか」、新しいことを習っているとき、問題を解いているときは常に意識しておく。
先ほどの例でいうなら、方程式の計算の手順や現在進行形の作り方や和訳の作り方をしっかり意識することです。勉強のできない子がこの問題意識が全くないため、往々にしてただなんとなく言われるままに問題を解くだけになってしまっています。これって、自分で考える訓練を全くしていないわけで、帰塾後に宿題をしようと思っても、いざテストで問題を解こうと思っても、自分では解けないのも当然です。ですので、生徒は問題に取り組む時はその学習ポイントを常に意識し、先生は指導する際、生徒に「今習っていることポイント」を口頭で言わせて自己確認をさえてやることも重要です。
①②ともに生徒の意識改革です。ですから、この意識改革に取り組んでも、さして今までより実質勉強時間が増えるわけではありません。やるか、やらないかだけ。このなんてことはないことをただ続けること、続けさせてあげることがすごく大切。それが習慣づけてくれば、むしろ学習時間は減り、ある時から目に見えて成績も上がり始めます。そうなれば、生徒も先生も後はラクなもんですよ。
勉強・宿題がめんどくさい子供ほど、なんてことないこの意識改革を実践すべきで、させてやるよう仕向けてやるべきなのです。(私(塾長)の役目)
知っていましたか?。この問題意識を持つことこそが、勉強のできる子ほどしていることです。時間もかけずラクして勉強する仕方をわかっているわけですね。