和歌山市の個別指導|弱点の克服方法って!?
弱点の克服方法とは!?
わかるまで、繰り返し学習で徹底強化。
聞くだけで、非の打ちどころのない信頼しちゃう言葉ですよね。
でも、そうとは言えません。 実は何気に、この「わかるまで」というところが曲者(くせもの)なのです。 繰り返し学習、つまり何度も演習問題に取り組むことは大切なのですが、 それは、学習初期段階の小学生の低中学年くらいまでに最も有効的な手法です。 知らないことに興味を抱く年齢に、自然と覚えると言った感覚です。
しかし、もう勉強に拒否反応を起こし、できない・分からないことを受け入れ当たり前になってしまった年齢、 具体的には小学校高学年以降、中学生になってしまうと、繰り返し学習は有効だとは言い切れません。
それは、学習内容が難しくもなり、活用場面も多様化してくるのが原因です。 数学に例えるならば、たし算を覚えても、どこで使えばいいかわからない。英語に例えるならば、be動詞(am.is.are)を習っても、一般動詞を習うと途端に使いわけが全くできなくなるといった具合です。
どちらも、自分で考え、分かることを放棄してしまっているのです。 すぐに『わからない』と言う子たちです。逆に『わかった?』と聞くと、何でも頷く子たちです。 心当たりありませんか。そんな子は、要注意ですよ。 だから、あげると書いてあるだけで足し算をしちゃうし、Iがくればいつもamになっちゃうのです。
そういう子たちは、無意識のうちに自分で考えることをストップしているのですから、繰り返し演習だけでは不十分です。 「わかるまで」ではなく、それ以前の「わからないことに疑問を抱き、わかろうとする」ことから教え、クセ付けしてやる必要があります。
先に述べたことは極端な例かもしれませんが、ある教科(数学)ができるけれども、他の教科(英語)はできないといった子たちにも当てはまります。 「苦手だから」というひと言で片付けていませんか。それが自己暗示となって、苦手教科については考えること自体を止めてしまっているのですよ。 思い当たりませんか?
その不必要な潜在的苦手意識は都度、塾生ひとりひとりに指摘してやり、意識的によく考えるように注意を促してやっていることです。当たり前だからこそ誰にも教わっていない落とし穴。