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和歌山市の個別指導|口ぐせ「分からない」「ムリ」に要注意!

中学1801215

生徒が分からない時、先生が解き方を丁寧に教えてあげる一見、当然のことでしょうが、それが返って逆効果になることもあります。

私の塾の指導法を例に説明すると・・・

小学生の高学年で、少し難問にぶつかったり、めんどくさいと、口クセのように「わからない」・「ムリ」と言って、すぐに考えるをやめてしまう子がいます。きっと学校でも家でもそうなのでしょう。

低学年ならまだ許され、まわりの大人(先生)は「こうして解くんだよ」と優しく答えを教えてくれます。先生は解き方も教えたし、子供も教えてもらえたし、お互い満足。でも、決して答えを教えてもらっただけで、理解したわけとは限りません。ほとんどの子供は理解し学ぶわけですが、そうではなく困ったことに「その場のやり過ごし方」だけ自然と覚えてしまう子もいて、これが厄介なのです。

その中には高学年になっても「わからない」・「ムリ」と言って、上手くやり過ごしてしまうタイプの子もいます。難しそう・めんどくさいというだけで、考えるのを放棄しようとするのです。さあ、ここからです。でも私(塾長)は時に容赦しません例えば、その子の学力ならば・何度かした問題ならば・少し考えれば・少し他を見れば、できるような問題を解こうとしない時です。もちろん、考え方のアドバイスをしたりはしますが、基本、答えは教えない。すると、その子はイライラ、頭が沸騰してきて、時には涙ぐんだりもしています。でもこらえたりしません。だって、わからない問題にぶつかってからが、本当の勉強なのですから、かわいそうですが、その子のために勘弁してあげない。

「考えるのをやめようとしちゃダメだよ。わからないから自分で何とかする。それを考えるのが本当の勉強だよ。」

「適当にやりすごそうなんて、先生(私:塾長)には通用しないよ。だって君ならこの問題、できるこ知ってんだから」

子供とってはいい迷惑です。だって、いつもみたいにやり過ごすことができないのですから。それに、怒られたら勘弁してもらえると勘違いしている子もいますので、できないといって叱るわけでもありません。ただたんたんと諭し、自分でやってもらうだけ、逃げ切れません。

そうやって、ひとつの問題をするのに何十分もかかったりすると、ほぼ限界です。そうやって、次はそうならないためにどうやればいいか、初めて考えるようになります。それでも帰り際、「家でもう一度、しっかり考えておいで」と声をかけても、子供は素直になれず聞こえないフリ、ぶつぶつ捨て台詞を吐いて帰っていったりしますよね。ちょっとやりすぎたかなと気にかけていると、その子から私のご機嫌伺いに電話がかかってきたりします。弱々しい声で「先生、もう一回、教えて」と。ホントかわいいですよね。

そこで私がまた電話でカンタンに解説したところで、その子が完璧に理解できるわけでは到底ありません。でも、自分から電話してきた段階で、私が一番伝えようとしたことはちゃんと理解してくれたわけです。

一度ついたクセ、すぐに改心できるわけではないですが、次回からは先生の解説をしっかり聞いて理解しようとしますし、自分で調べてみたりと徐々にそうやって成長していきます。世の中できた子ばかりじゃありませんから、一歩一歩です。

このように、分からないから、教えてあげることとは、解き方うんぬんより、まず「あきらめず自分で考える」ということだと私は思います。

それこそ難しくめんどうですが、いい意味でいかに答えを教えないかを大人(教える側)が意識してやることで、子供たちは自然と自己完結力(自分でやりとげようとする力)を伸ばそうとし出します。

あなたのお子さん、「わからない」・「めんどくさい」・「ムリ」って言葉、口グセになっていませんか?。それってお母さん!赤信号ですよお。

*コメント ツイート、よろしく!(^。^)y-.。o○

2019年01月01日 20:25


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