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『やればできる』は、子どもをバカにする。

『ウチの子は、やればできる』とよく言いますが、子供に向かって言う時は気をつけなければなりません。詳しく検証してみましょう。
確かに、飲み込み(理解力)が他の子よりも速いのに、やる気が見えず勉強をしないがため、成績が悪い子どもはいます。そんな子を見ると、もったいないと思いますよね。「やればできるのに」となるわけです。だから、やる気を出してもらうがため、親は『やればできるから、頑張りなさい!』と子を励まし、叱るわけです。
でも、それを聞いた子供はどう思うでしょうか?。子どもなんて、都合勝手なもんです。『そうか、やればできるのか。じゃあ、今しなくてもいいや!』となるわけです。そして大半がやらずに終わり、できない子で終わってしまいます。
また、学校の通知表も、昔は相対評価であったのに対して、今は絶対評価になっています。クラスの中での順位では決めなくなったわけです。だから以前よりも、やらずに終わる「やればできる子」も、劣等感を持つことが少なくなったと思います。それが、曲がった優越感を生み、何にも本気に取り組まない子を助長し増やしているかもしれません。(別にどちらの評価がいいと言っているわけではない。)
こうして、『やればできる』という言葉は、根拠のない自信だけを植え付けてしまいます。逆に『お前はバカだ!』という言葉も、子どもに劣等感をもたせる暗示なってしまいます。どちらの言葉も、子供に勉強するモチベーションを与えているわけではありませんから、『やればできる』の方が今風ですが、意味に大差はないということですね
では、『やれば出来る!』とは、どういう言葉かというと、オリンピック選手のような人が使う言葉です。正しくは『やれば、できた。』と、実際にやり続けた人の使う言葉ですね。そこをよく理解して、子供たちに投げかけてやらないといけません。
◎実際に努力している子には、親は『やればできるよ!』と激励してやればいいわけです。
◎実際に努力している子は、自身に『やればできるんだ!』と鼓舞してやればいいわけです。
◎実際まだ努力していない子には、『やればできる!』ではなく、『やらないと何もできないで終わるよ!』と声かけるべきです。
◎実際まだ努力していない子は、自身に『今やらないのは、できないのと同じなんだ!』という現実に気づかなければなりません。

最後に、どこまで勉強すればよいか?。努力と努力と思わないようになれば、ホンモノです。

2016年10月06日 09:33


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